5分。ドイツのラームが右サイドからバイタルエリアの味方に浮き球のヨコパス。しかしレシーバーはトラップが大きすぎてボールロストしてしまいました。もしもうまくトラップできていたら、ミドルシュートや左の味方へのスルーパスなど様々な攻めが可能でした。
10分。フランスが中盤からのロングパスで完全に裏を取り、ボールを受け取った選手がフリーでボックス左に侵入。そしてボックス中央に走り込んでいたベンゼマにワンタッチでグラウンダークロス。しかしカットされてしまいました。
シュートコースはなく、背後からマークがきていたのでボールを止めるのも難しい。ワンタッチでのグラウンダークロスはまちがいではなかったですが、パススピードが少し弱かったです。
11分。ドイツのFK。クロースがボックスに蹴り込んだミドルボールを、フンメルスが走りながらのバックヘッドで押し込んでドイツ先制!
23分。ドイツのケディラがバイタルエリアの味方にクサビ。レシーバーはワンタッチで右へ、さらにワンタッチでボックス中央にライナークロス。飛び込んだクローゼが倒されましたがファールは得られませんでした。しかし、華麗なワンタッチプレーでフランスディフェンスを崩すことに成功。
24分。ドイツのシュバインシュタイガーがバイタルエリア中央のケディラへタテパス。ケディラはそれを前を向きながらトラップし、敵CB間のギャップにスルーパス。フィニッシャーを任されたミュラーはきめきれませんでしたが、たった2本のタテパスで決定機まで行けました。
31分。フランスの左サイドの選手がすぐ左の味方にパス。レシーバーはそれをワンタッチで前の味方にループパスしますが、惜しくもノイアーに止められてしまいました。
おもしろいアイディアだとは思いますが、トラップしてからのループパスのほうが通る確率は高かったです。前の敵にカットされる危険はありますが、ドイツのGKがノイアーであることを考えると確実に行くべきだと思いました。
33分。フランスがロングボールで一気に裏を取り、グリエスマンがボックス右に侵入。そしてファーでフリーのヴァルビュエナにクロスし、ヴァルビュエナはワントラップからシュート。ノイアーではじかせることに成功しますが、セカンドボールを蹴ったベンゼマのシュートははずれてしまいました。惜しいシーン。
43分。ドイツのショートカウンター。中盤でミュラーがボールを持ちますが、トラップがやや大きくなりうまく展開できませんでした。しかし右ナナメに審判がいなかったら、その奥にいた味方にパスを送っていたかもしれません。
直後、フランスのカウンター。ロングボールがベンゼマに通り、ベンゼマはボックス左に侵入。そして3人に囲まれながらも枠にシュート。ノイアーにはじかせることはできませんでしたが惜しいシュートでした。