コートジボワール戦~ザックジャパンがやりたいことがやれなかったのは当然のこと~ | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

 痛恨の逆転負けに終わったコートジボワール戦。試合後、多くのブログやサイトで次のような感想を目にしました。

 

 

 「日本はやりたいことがなにもできなかった」

 

 「日本はなにをしたいのかが見えなかった」

 

 

 しかし、それは当然のことです。

 

 

 先日、ブラジルvsメキシコ戦がありましたが、それを私は呆然としながら観てしまいました。というのも、カメルーンをパスワークで子供扱いにしたメキシコが、ブラジル相手に前半はほとんどカウンターでしかチャンスをつくれなかったからです。

 

 

 メキシコでこれなのですから、ブラジルとコートジボワールを一緒にするのは少しちがうかもしれませんが、ザックジャパンが自分たちより強いチームであるコートジボワール相手にやりたいことがやれなかったのは当然なのです。

 

 

 そもそも、やりたいことがやりにくい状況の中で、わずかな隙やチャンスを見出して工夫をこらし、ほんの少しでも理想に近い攻めをくり出す━━それがサッカーというものだと思います。そういう意味ではコートジボワール戦は、けっして悪い内容ではなかったと思います。

 

 

 

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