2014年ブラジルワールドカップ グループF【イランvsナイジェリア】 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

結果 0━0で引き分け

 
サイドをえぐった回数

 イラン:3回  ナイジェリア:9回
 
バイタルエリアを有効活用した回数
 イラン:なし  ナイジェリア:1回

  
カウンターの回数

 イラン:7回  ナイジェリア:6回
 
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれてゴールにはならなかったものの惜しいシュート。

 イラン:1本  ナイジェリア:1本

 

 

 
 FIFAランク43位のイラン対44位のナイジェリアの対決なので、さぞや拮抗した好勝負が見られるだろうと期待したのですが、試合はかなり意外な展開のものでした。

 

 

 ナイジェリアが大人でイランが子供━━そんな試合。ナイジェリアが延々と延々とボールを支配し続け、イランがたまにボールを奪ってアバウトなカウンターを狙うという感じでした。

 

 

 アフリカの雄ナイジェリアはビルドアップもドリブルでのサイド崩しもすばらしく、さらにターゲットマンにロングクサビを当ててからアタッキングサード攻略に望むオプションも武器にしていました。グーチャンネジャードのタレント力頼みのイランとはえらいちがいです。

 

 

 初チャンスはもちろんナイジェリア。左サイドをえぐってからのグラウンダークロスでイランゴールを脅かします。阻止された直後も惜しいシュートを放ちました。

 

 

 前半14分、ナイジェリアのクサビが失敗してようやくイランボールに。予想どおりロングボールカウンターを仕掛けましたが、前線の選手に全然つながりません……。

 

 

 前半22分、イランがはじめてアタッキングサードに侵入。グーチャンネジャードが味方とワンツーを試みますがうまくいきませんでした。

 

 

 イランはたまにボールを奪えるのですが、ナイジェリアのスピーディなアプローチに途端にやることがなくなってしまい、あっさりボールを奪い返されてしまっていました。

 

 

 前半終了間際、ナイジェリアが頻繁にバイタルエリアにボールを運びますが、なかなかイランの最終ラインを崩しきれません。

 

 

 後半もナイジェリアがずっとボールを支配しますが、ラストパスもフィニッシュもしだいに精度が落ちていきます。逆にイランのカウンターが鋭さが増し出し、ナイジェリアゴールに襲いかかるようになっていきます。さすがにナイジェリアは攻め疲れが出てきたのかもしれません。

 

 

 タイムアップ間際、ナイジェリアの左SBエルデルソンが良質なクロスを連発してチャンスを演出するのですが、結局最後までナイジェリアは得点をあげることができませんでした。

 

 

 ナイジェリアとしてはきちっと勝ち点3を取っておきたかった試合。無念の引き分けです。

 

 

 それにしてもFIFAランクというのは実に当てになりません。43位のイランが44位のナイジェリアに手も足も出ず、ギリギリで引き分けに持ち込むのがやっとなのですから。いったいどういう基準でFIFAランクというのはきめられているのでしょうか……? 
 

  

 

ベストシュート━━該当プレーなし。 

 

ベストタテパス━━該当プレーなし。

 
ベストクロス━━(後半)ナイジェリア、エルデルソンのクロス。

 
ベストインテリジェンス━━(前半)ナイジェリア、ムサのFK。

 
ベストドリブル━━(前半)ナイジェリア、モーゼスの左サイド突破。

 
ベストファンタジー━━該当プレーなし。

 
ベストディフェンス━━(前半)ナイジェリア、アンブローズのインターセプト。

 
ベストセーブ━━(前半)ナイジェリア、エニェアマのディフレクティング。

 
ベストプレーヤー━━とりあえずナイジェリアの守護神エニェアマ。

 

 

 

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