結果 4━0でドイツの勝利
サイドをえぐった回数
ドイツ:12回 ポルトガル:8回
バイタルエリアを有効活用した回数
ドイツ:4回 ポルトガル:4回
カウンターの回数
ドイツ:5回 ポルトガル:5回
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれてゴールにはならなかったものの惜しいシュート。
ドイツ:なし ポルトガル:なし
優勝候補の一角ドイツと、CL得点王クリロナ擁するダークホースのポルトガル。
前半、さすがに地力でまさるドイツがボールを支配し、左右からのサイドアタックでポルトガルゴールに襲いかかります。
しかし4分、クリロナのドリブルからポルトガルが得意の高速カウンターをくり出します。
その直後もポルトガルはカウンターを仕掛け、最後はクリロナのシュートがドイツのGKノイアーの正面をついて防がれます。
シュートは角度的にファーを狙うのは難しかったので、クリロナを責めることはできません。責めるべきは味方の選手たちで、もしも献身的に走ってつめていたらこぼれ球をシュートできるチャンスを得られたと思います。
前半10分、ドイツが華麗なパスワークを駆使してボックスに侵入。ポルトガルはファールで止めるしかなくPK献上。ドイツが先制しました。やはりビルドアップ技術はドイツが格上なようです。
追うポルトガルは右サイドアタッカーのナニがクロスをあげますが精度を欠きます。34分のカウンターもナニがドリブルでサイド深くまで持ち込んだのですが、クリロナへのパスが失敗に終わります。
攻撃のリズムが出ないそのとき、ポルトガルに悪夢が襲います。守備の要のCBぺぺが、手でのファール&こっそり頭突きでレッドカード……。
42分、ポルトガルがチャンスをむかえますが、またしてもナニのパスが精度を欠いてしまいます。
ポルトガルは中盤をビルドアップでつなごうとしますが、あっさりインターセプトされてカウンターのピンチをむかえ続けていました。やりたいことが見えてきません。
気づけば3━0で前半終了。
後半、ひとり少ないポルトガルは432で挑みます。
6分、頼みの綱のクリロナがドリブルで中央突破に成功。ボックスの左サイドにスルーパスを通すのですが、そこでナニと左SBのコエントランがかぶってしまいシュートまで持ちこめません。
またしてもナニ……。
……カウンターチームであるポルトガルが、ドイツを相手に前半だけで3点リードされてしまったのです。しかもひとり少ない状態。これでは試合になりません。
結局、ドイツがミュラーのハットトリックなどで4━0の圧勝。優勝候補国として最高の滑り出しです。
実はクリロナファンの私としては、この試合を大会前から最も楽しみにしていたのです。強国ドイツを相手に、クリロナカウンターを武器とするポルトガルがどんな戦いを見せるか?と。しかし、ぺぺにすべて台無しにされてしまいました。
ベストシュート━━該当プレーなし。
ベストタテパス━━(後半)ドイツ、ゲッツェのスルーパス。
ベストクロス━━(前半)ドイツの2点目をアシストしたクロースのクロス。
ベストインテリジェンス━━該当プレーなし。
ベストドリブル━━(後半)ポルトガル、コエントランの左サイド突破。
ベストファンタジー━━該当プレーなし。
ベストディフェンス━━該当プレーなし。
ベストセーブ━━該当プレーなし。
ベストプレーヤー━━とりあえずミュラー。