2014年ブラジルワールドカップ グループG【ドイツvsポルトガル】 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

結果 4━0でドイツの勝利

 
サイドをえぐった回数

 ドイツ:12回  ポルトガル:8回
 
バイタルエリアを有効活用した回数
 ドイツ:4回  ポルトガル:4回

  
カウンターの回数

 ドイツ:5回  ポルトガル:5回
 
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれてゴールにはならなかったものの惜しいシュート。

 ドイツ:なし  ポルトガル:なし

 

 

 

 優勝候補の一角ドイツと、CL得点王クリロナ擁するダークホースのポルトガル。

 

 
 前半、さすがに地力でまさるドイツがボールを支配し、左右からのサイドアタックでポルトガルゴールに襲いかかります。

 

 
 しかし4分、クリロナのドリブルからポルトガルが得意の高速カウンターをくり出します。

 

 
 その直後もポルトガルはカウンターを仕掛け、最後はクリロナのシュートがドイツのGKノイアーの正面をついて防がれます。

 

 
 シュートは角度的にファーを狙うのは難しかったので、クリロナを責めることはできません。責めるべきは味方の選手たちで、もしも献身的に走ってつめていたらこぼれ球をシュートできるチャンスを得られたと思います。

 

 
 前半10分、ドイツが華麗なパスワークを駆使してボックスに侵入。ポルトガルはファールで止めるしかなくPK献上。ドイツが先制しました。やはりビルドアップ技術はドイツが格上なようです。

 

 
 追うポルトガルは右サイドアタッカーのナニがクロスをあげますが精度を欠きます。34分のカウンターもナニがドリブルでサイド深くまで持ち込んだのですが、クリロナへのパスが失敗に終わります。

 

 
 攻撃のリズムが出ないそのとき、ポルトガルに悪夢が襲います。守備の要のCBぺぺが、手でのファール&こっそり頭突きでレッドカード……。

 

 
 42分、ポルトガルがチャンスをむかえますが、またしてもナニのパスが精度を欠いてしまいます。

 

 
 ポルトガルは中盤をビルドアップでつなごうとしますが、あっさりインターセプトされてカウンターのピンチをむかえ続けていました。やりたいことが見えてきません。

 

 
 気づけば3━0で前半終了。

 

 
 後半、ひとり少ないポルトガルは432で挑みます。

 

 
 6分、頼みの綱のクリロナがドリブルで中央突破に成功。ボックスの左サイドにスルーパスを通すのですが、そこでナニと左SBのコエントランがかぶってしまいシュートまで持ちこめません。

 

 
 またしてもナニ……。

 

 
 ……カウンターチームであるポルトガルが、ドイツを相手に前半だけで3点リードされてしまったのです。しかもひとり少ない状態。これでは試合になりません。

 

 
 結局、ドイツがミュラーのハットトリックなどで4━0の圧勝。優勝候補国として最高の滑り出しです。

 

 
 実はクリロナファンの私としては、この試合を大会前から最も楽しみにしていたのです。強国ドイツを相手に、クリロナカウンターを武器とするポルトガルがどんな戦いを見せるか?と。しかし、ぺぺにすべて台無しにされてしまいました。

 

 

 

ベストシュート━━該当プレーなし。 

 

ベストタテパス━━(後半)ドイツ、ゲッツェのスルーパス。

 
ベストクロス━━(前半)ドイツの2点目をアシストしたクロースのクロス。

 
ベストインテリジェンス━━該当プレーなし。

 
ベストドリブル━━(後半)ポルトガル、コエントランの左サイド突破。

 
ベストファンタジー━━該当プレーなし。

 
ベストディフェンス━━該当プレーなし。

 
ベストセーブ━━該当プレーなし。

 
ベストプレーヤー━━とりあえずミュラー。

 

 

 

目次へ

蹴球革命へ