2014年ブラジルワールドカップ グループE【フランスvsホンジュラス】 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

結果 3━0でフランスの勝利

 
サイドをえぐった回数

 フランス:19回  ホンジュラス:3回
 
バイタルエリアを有効活用した回数
 フランス:3回  ホンジュラス:1回

  
カウンターの回数

 フランス:4回  ホンジュラス:1回
 
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれてゴールにはならなかったものの惜しいシュート。

 フランス:2本  ホンジュラス:なし

 

 

 

 イタリアのブッフォンに続き、フランスの顔であるリベリーも怪我のため今回のワールドカップは出られないそうです。

 

 
 年齢的にキャリアの総決算になると思われる今回のワールドカップ。たいへん残念な限りです。

 

 
 試合━━フランスは伝統の丁寧なビルドアップ、ホンジュラスは左サイドからの攻めが一応の武器な印象。

 

 
 前半、フランスはまずヴァルビュエナの右サイドからの攻めをくり返し、おもしろいようにえぐり続けます。クロスもいやらしいところに打ち込んでいました。

 

 
 本来ならリベリーのいる左サイドからの攻めが最大の売りなのでしょうけど、リベリーがいないのでそれはしかたがありません。

 

 
 また、サイドからのクロスだけでなくカットインしてからのワンツー突破など、崩しのバリエーションはさすがに豊富なようです。

 

 
 徐々にフランスが完全にボールを支配し出します。ホンジュラスの勢いは最初だけで、明らかに地力の差が出てきました。

 

 
 しかし、フランスがなかなかバイタルエリアを攻略できない時間帯が続きます。

 

 
 前半23分、フランスがロングカウンターのチャンス。左サイド奥からの対角線サイドチェンジを右サイド深くでヴァルビュエナが受け取り、ボックスのベンゼマにクロス。ヘディングシュートはまたしてもはずれたものの、相手DF陣を左右に揺さぶる高度な攻撃でした。細かいパスワークが印象的なフランスですが、強烈なカウンターも戦力に入っていることを世界に知らしめました。

 

 
 ホンジュラスは裏へのロングボールなどのダイレクトプレーが目立ってきます。たぶん本来はポゼッションチームなのだと思われますが、相手が格上のフランスではしかたがないという感じ。

 

 
 前半40分、裏へのループパスがベンゼマに通って決定的チャンス。しかし、またしてもものにできず……。

 

 
 しかしその直後、中盤からボックスに放り込まれたアバウトなループボールをきっかけにフランスがPK獲得。ベンゼマがきめてやれやれの先制。

 

 
 後半戦なわけですが、この試合はもうこれで終わりです。ホンジュラスはイエローカードのファールでPKを与えたのですが、なんと2枚目のイエローカードだったので退場。ただでさえホンジュラスがフランスにどうやって食い下がるかという試合だったというのに、退場でひとり少ない状態ではまったく勝負になりません。

 

 
 ホンジュラスは442を441にシフト。2トップでもチャンスを全然つくれないというのに、ワントップでは望みは絶たれました。

 

 
 試合はフランスのショータイム状態。終わってみれば3━0でフランスの圧勝。フランスにとっては最高のスタートでしょうけど、今大会初の“つまらない試合”でした。

 

 

 

ベストシュート━━(後半)フランス、ベンゼマのオウンゴールを誘うダイレクトシュート。 

 

ベストタテパス━━該当プレーなし。

 
ベストクロス━━該当プレーなし。

 
ベストインテリジェンス━━該当プレーなし。

 
ベストドリブル━━該当プレーなし。

 
ベストファンタジー━━該当プレーなし。

 
ベストディフェンス━━該当プレーなし。

 
ベストセーブ━━該当プレーなし。

 
ベストプレーヤー━━とりあえずベンゼマ。

 

 

 

目次へ

蹴球革命へ