2014年ブラジルワールドカップ グループF【アルゼンチンvsボスニア・ヘルツェゴビナ】 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

結果 2━0でアルゼンチンの勝利

 
サイドをえぐった回数

 アルゼンチン:9回  ボスニア・ヘルツェゴビナ:8回
 
バイタルエリアを有効活用した回数
 アルゼンチン:3回  ボスニア・ヘルツェゴビナ:4回

  
カウンターの回数

 アルゼンチン:6回  ボスニア・ヘルツェゴビナ:8回
 
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれてゴールにはならなかったものの惜しいシュート。

 アルゼンチン:1本  ボスニア・ヘルツェゴビナ:1本

 

 

 

 メッシ率いるアルゼンチンの初陣。対するはワールドカップ記念すべき初出場のボスニア。

 

 
 アルゼンチンのフォーメーションは352ワンボランチ。しかし試合開始から数分間ずっとボールを支配できていたので、特にひねらずにパスサッカーがやりやすい433でもよかったような気がします。

 

 
 先制はアルゼンチン。FKからのクロスがオウンゴールを呼び込みます。ボスニアにはまだかたさが感じられます。

 

 
 しかしボスニアも負けていません。激しいプレッシングでビッグネームが揃うアルゼンチンの選手たちからボールを強奪していました。特にボックス内のメッシには3人ほどが一斉に襲いかかる組織化された守備でした。

 

 
 前半12分、アルゼンチンに押され続けていたボスニアが反撃ののろしをあげます。裏への飛び出しを狙う前線の選手に合わせ、ミシモピッチが絶妙のミドルパスを通しました。

 

 
 後半、アルゼンチンは本来の433へ。ここからようやく窮屈そうだったメッシが輝き出します。

 

 
 メッシは右サイドアタッカーですが、トップ下っぽい振る舞いでアグエロ、イグアイン、ディ・マリアを操ります。バイタルエリア付近でボールを持ち、サイドに流れる味方にスルーパスを通すという形。

 

 
 しかし、惜しいところまでは行くもののゴールにはならず。また、似た形をくり返したためか、ディ・マリアへのスルーパスをボスニアの右SBムイジャに読まれてカットされていました。

 

 
 が━━全世界のサッカーファンが待っているのは、メッシのパスではなくゴールのほうです。

 

 
 後半20分、ついにそのときは訪れます。右サイドから中央➤左サイドへ流れるオハコの形でふたりを抜いてから、ゴール左隅にミドルをたたきこみました。

 

 
 2━0。このまま終わるかと思われましたが、ボスニアも意地を見せます。バイタルエリアをスルーパスで攻略し、イビシェビッチのGKの股を抜くシュートで1点返します。

 

 
 個人技&パスワークのアルゼンチンvsサイドからのクロスのボスニア。内容的にアルゼンチンには3、4点取ってほしかったところですがおもしろい試合でした。また、アルゼンチンの猛攻を2点におさえたボスニアの守備の堅さも目立ちました。
 
 

 

 

ベストシュート━━(後半)アルゼンチン、メッシのミドルシュート。 

 

ベストタテパス━━(前半)ボスニア・ヘルツェゴビナ、ミシモピッチの裏へのミドルパス。

 
ベストクロス━━該当プレーなし。

 
ベストインテリジェンス━━該当プレーなし。

 
ベストドリブル━━(後半)アルゼンチン、ディ・マリアのひとりワンツー。

 
ベストファンタジー━━(前半)アルゼンチン、ディ・マリアの回転クロス。

 
ベストディフェンス━━(後半)メッシのスルーパスを読んでインターセプトしたボスニア・ヘルツェゴビナの右SBのプレー。

 
ベストセーブ━━該当プレーなし。

 
ベストプレーヤー━━とりあえずメッシ。

 

 

 

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