2014年ブラジルワールドカップ グループE【スイスvsエクアドル】 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

結果 2━1でスイスの勝利

 
サイドをえぐった回数

 スイス:13回  エクアドル:12回
 
バイタルエリアを有効活用した回数
 スイス:5回  エクアドル:1回

  
カウンターの回数

 スイス:10回  エクアドル:11回
 
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれてゴールにはならなかったものの惜しいシュート。

 スイス:2本  エクアドル:1本

 

 

 

 ダークホースの一角スイスの初陣。

 

 
 対するエクアドルはFWのカイセードの鋭い動きで序盤からチャンスを生み出します。

 

 
 しかし地力でまさるスイスが徐々にペースを握り出し、スイスの美しいパスサッカーがエクアドルを翻弄し出します。

 

 
 しかし先制したのはエクアドルで、22分にCKからのクロスをハンマーヘッドで押し込みました。

 

 
 ビルドアップ技術がないエクアドルにとっては理想の展開。その後は完全にリトリートカウンターにシフトしました。

 

 
 スイスは引いて守るエクアドルを相手に、誰もが魅了されるパスサッカーを展開します。しかしファイナルサードをなかなか崩しきることができません。もどかしい時間が続きます。

 

 
 ようやく大チャンスがきたのが32分。アタッキングサードでクサビをエクアドルに奪われてしまったのですが、そんな深い位置でボールを奪ってもエクアドルには展開する力はありません。スイスがそんなエクアドルからすぐさまボールを奪い返して逆カウンターを仕掛けます。さらにミドルシュートの雨も浴びせます。しかし、ゴールは奪えず。

 

 
 エクアドルも40分頃からアタッキングサードで反撃を開始します。

 

 
 後半、スイスがお返しといわんばかりに、CKからのクロスをヘッドで押し込んで同点。しかしエクアドルにとってはスイス相手に引き分けならおんの字だと思うので、攻撃に打って出る必要はないと感じました。

 

 
 後半10分頃からエクアドルの激しい反撃が続きました。しかしミドルシュートと左サイドのモレテロの個人技くらいしか引き出しはありません。

 

 
 一方、スイスはCFの存在感がありませんでした。 

 

 
 後半24分、スイスがボックス内にクサビを打ち込みます。それはスルーされてフィニッシュはオフサイドになったのですが、ボックス内にクサビが打てるということはエクアドルの最終ラインはかなり前に出ているということです。つまりエクアドルは攻撃的に出ているのです。個人的にはあのまま引き分け狙いでよかったと思うのですが……。

 

 
 数分後、スイスはCFをセフィロビッチに代えます。そしてこのCF、どうやらゼロトップ系らしく、頻繁に中盤に下りてクサビをもらおうとしたりしていました。

 

 
 1━1のままむかえた後半アディショナルタイム。このまま終わるかと思われた矢先のことでした。エクアドルがカウンターから大チャンス。しかしものにできず。

 

 
 その直後、今度はスイスがカウンターから大チャンス。最後は左サイドからのグラウンダークロスを、ボックス深くに走り込んだ途中出場のセフィロビッチが押し込んできまり。つぶれ役となる味方の存在も大きかったです。

 

 
 この試合、あまり期待していなかったのですが、おもしろすぎる大興奮の一戦でした。

 

  

 

ベストシュート━━該当プレーなし。 

 

ベストタテパス━━該当プレーなし。

 
ベストクロス━━該当プレーなし。

 
ベストインテリジェンス━━該当プレーなし。

 
ベストドリブル━━(後半)スイス、ジャキリの右サイド突破。

 
ベストファンタジー━━(前半)スイス、ジャキリのクロス性シュート。

 
ベストディフェンス━━(前半)エクアドルのロングカウンター阻止したスイスのCB。

 
ベストセーブ━━(後半)FKを阻止したスイス、ベナーリオのプレー。

 
ベストプレーヤー━━決勝点をきめたというだけでなく、途中出場から試合の流れを劇的に変えたセフィロビッチ。

 

 

 

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