Jリーグ2014 【浦和レッズvsセレッソ大阪】 | ギタリスター誕生~ギター500年の歴史がここから変わる~

結果 1━0で浦和の勝利

 
サイドをえぐった回数

 浦和:10回  セレッソ:3回
 
バイタルエリアを有効活用した回数
 浦和:10回  セレッソ:4回

  
カウンターの回数

 浦和:3回  セレッソ:4回
 
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれてゴールにはならなかったものの惜しいシュート。

 浦和:2本  セレッソ:なし

 

 

 

 フォルラン、柿谷、南野━━この豪華な3人によるファンタジックな攻めを観れるかと期待したのですが、期待は大きく裏切られました。

 

 

 両チームとも同じ3421でポゼッションなのですが、試合は完全に浦和が支配。パスワークによる崩しも裏へのロングボール攻撃も、浦和はなにもかも自由にプレイしていました。一方、セレッソはボールを長く持てず、ほとんど守備にまわり続ける苦しい展開。エースの柿谷も守備にまわらざるをえなくなり、フォルラン、南野とのファンタジックな攻めはとても見れそうにありませんでした……。

 

 

 とにかくボールが持てないセレッソ。両ウイングハーフの存在感は0、フォルランのポストプレーもまるで見られません。0━0で前半をしのげただけで上出来でした。

 

 

 後半、セレッソの監督はドラスティックに戦術を変えてくるだろうと思ったのですが、戦い方は前半と同じまま。残念ながら力は浦和のほうが格上であり、ポゼッションで対抗しても勝ち目はないのですから、カウンター狙いに切り替えて前線の3人のアイディアに託すという戦術のほうがよかったように思います。

 

 

 セレッソは守備においても精彩を欠き、3421という中央の守備が厚い布陣にもかかわらずセンターアタックをやられまくっていました。

 

 

 浦和は押し続けながらもなかなか得点できず。浦和のFW陣は中盤がボールを持っているとき、突っ立っていないでもっとクサビをもらいに行くような動きがほしかったところ。

 

 

 いやなムードを断ち切ったのが19歳のウイングハーフ関根。目の覚めるワンツー突破からシュートをたたきこみました。

 

 

 もはや個人技でしか打開が難しいセレッソにとって、先制されてしまったのは絶望的。そのまま終了のホイッスルを聞くことになりました。

 

 

 浦和は攻撃陣だけでなく、柿谷になにもやらせなかった槙野の活躍も地味ながら偉大なものでした。

 

 
 
ベストシュート━━(後半)浦和、関根のワンツー突破からのシュート。

 
ベストタテパス━━(前半)浦和、森脇の裏へのループパス。

 
ベストクロス━━(後半)浦和、原口のグラウンダークロス。

 
ベストインテリジェンス━━(前半)浦和、原口の股抜き。

 
ベストドリブル━━(前半)浦和、梅崎の右サイド突破。

 
ベストファンタジー━━(後半)浦和、柏木の素早いリスタートからのシュート。

 
ベストディフェンス━━(後半)浦和、槙野の柿谷のドリブル突破を止めたプレイ。

 
ベストセーブ━━該当プレーなし。

 
ベストプレーヤー━━ファンタジスタぶりを爆発させ続けた浦和の柏木。

 

 

 

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