結果 4━0でレアルの勝利
サイドをえぐった回数
レアル・マドリード:6回以上 バイエルン・ミュンヘン:25回以上
バイタルエリアを突破した回数
レアル・マドリード:なし バイエルン・ミュンヘン:1回
カウンターの回数
レアル・マドリード:10回 バイエルン・ミュンヘン:なし
ナイスシュートの本数 ※ナイスシュート━━GKのファインセーブ、微妙なオフサイド、バー&ポストに阻まれて得点にはならなかったものの惜しいシュート。
レアル・マドリード:なし バイエルン・ミュンヘン:なし
1点目のラモスのヘディングシュートですべてきまり。アウェーゴールルールがあるのでバイエルンは3点以上取らなければいけない状況に置かれました。つまりレアル側は3点取られなければ勝ちなので、無理に攻め込まず得意のカウンターをたまに狙う戦い方でOKというわけです。
その後はレアルのお祭ゲーム。緊迫感はほとんどありませんでした。クリロナのCL最多記録の16ゴール目も見ることができ、歴史の目撃者になることができました。
バイエルンはファーストレグ同様、腐るほどサイドをえぐることはできたものの、結局1点もあげることはできませんでした。187センチあるマンジュキッチはまるで機能せず……。
レアルはリトリートをもちいるので、ミドルシュートを連発してラインを上げさせるのがセオリー。ロッベンが2本ほど強烈なものを打ちましたが、チーム全体がミドルをガンガン打ちまくる必要があったように思います。
なにはともあれ、期待していたような接戦にはまったくならず、バイエルンの連覇の夢はあっさり終わりました。次はレアルの前人未到の10度目の頂点と、クリロナが奇跡の20得点にどこまで近づけるかに注目です。
ベストシュート━━(後半)レアル・マドリード、クリロナが放ったジャンプする壁の下を通すFK。
ベストパス━━(前半)クリロナのゴールをアシストしたベンゼマのグラウンダークロス。
ベストインテリジェンス━━(前半)相手のクリアボールが額に当たったにもかかわらず、顔に当たって負傷したかに見せて時間稼ぎをしたレアル・マドリード、ペペの演技。
ベスト個人技━━(後半)バイエルン・ミュンヘン、リベリーが敵をひとりかわしつつペナルティエリアに侵入して放った鋭いシュート。
ベストディフェンス━━(後半)バイエルン・ミュンヘン、ゲッツェがフリーでクサビを受けた直後、トラップ際を襲ってボール奪取したレアル・マドリード、ペペのプレイ。
ベストプレイヤー━━攻守にわたって爆発し続けたレアル・マドリード、ラモス。