いすみ市の某建築会社の建築トラブルがユーチューブ
でも公開されています。
この建築トラブルについては、私の独断と偏見を交えて
(差支え無い範囲で)記事を書いてみます。
ユーチューブリンク済
この建築会社の事は知っていますが、信用を損ねる
ような事をする人には見えませんでした。
この建築トラブルについて一部始終を見ていないので
深層は分かりませんが、知り合いの職人さんも同様の
意見だったので、現場で何らかの行き違いがあったと
思われます。
不動産でも建築でも裁判に発展するようなトラブルは、
どちらか一方が100%悪いわけではなく必ず双方にも
何らかの落ち度があるものです。
(この建築トラブルの双方の落ち度が20:80なのか、
10:90なのかは分かりませんが)
価値観の違いやお互いの認識のズレからトラブルに
発展する事もあるでしょう。
断熱材が無い箇所があったり屋根裏に石膏ボードが
貼っていない箇所があったのも、建築会社が職人の
給与をカットしていないかなど気になります。
建築会社が職人さんの給与を削減して職人さんが
ストライキを起こしたり、モチベーションが下がって
手抜き工事をされる事は実際にあります。
5年以上前の話ですが、ある建築会社で大工さんの
手取りが1万円を切って「やってられねーよ」と
ストライキを起こした話なども聞いています。
会社の利益を増やすために職人さんの給与を下げる
事はリスクが大きいのでやらない方が良いです。
あと、土地を扱った不動産会社と建築会社の間で
何等かのトラブルが無かったのかも気になります。
建築会社と施主の間に不動産屋が入って進める事が
ありますが、不動産屋が建築会社に無理なコスト
カットを要求して見えない所で手抜き工事される事
だってあります。
施主側が建築会社に細かすぎる指示や無理難題を
言ったために双方の関係が悪くなる事もあります。
人間関係が悪くなると当然ミスも増えます。
出来上がった家が図面と違うという書き込みが
ありますが、例えば施主が打ち合わせ内容を何度も
変更すると、変更の過程でミスが出て出来上がった
家が図面と違うといった事が起きたりします。
完了検査を受けていないのは通常あり得ません。
現場で何等かの行き違いがあったのだと思います。
ただ どんな理由があれ、今の建築基準法では完了
検査を取得していないのは言い逃れ出来ません。
記事の中で「資産価値ゼロ」と書かれていますが、
違反建築でローンが使えないものの住む事は出来る
ので、これは大袈裟かなと思いました。
「自宅を売る事が出来ない」という箇所については
完了検査を受けていない違反建築である事を買主が
了解すれば一応売る事は可能です。
ただし資産価値は大幅に下がりますが・・。
あと、工務店が熱意を持って仕事に取り組んでいて
施主との関係が良好であれば多少のミスがあっても
大きなトラブルには発展しませんが、工務店側が
不誠実な対応をすれば、同じミスでも大きなトラブル
に発展する事もあります。
現場でトラブルが起きた時に火種が大きくなる前に
誠意を持って対応すれば、施主がモンスタークレー
マーでなければ裁判に発展するようなトラブルを
回避できたと思うのです。
上げなかったのは疑問です。
普通は基礎の高さを上げる事を提案しますし、
施主から金額が合わないと言われたら私だったら
無理に仕事を引き受けません。
石膏ボードとか断熱材はクニが決めた基準であり、
古民家はそんなもの使っていないので、石膏ボードや
断熱材以外に変わる工法はあると思います。
いずれにしろ、この建築トラブルは色々と裏事情が
ありそうです。

























