今回は田舎暮らしと野焼きの話を書いてみます。
いすみ市を含め田舎では、今でも耕作されていない
荒れた田んぼを農業をしている地域住民が年に1回
焼き畑を行なっています。
年始に農家の人達で行われる焼き畑
耕作されていない田んぼを放置しておくと害虫が
湧くので田んぼの野焼きは農業を営む以上やむを
得ません。
また、庭から出た枯れ枝や落ち葉などを敷地内で
燃やして焼き芋を作ったりする慣習もありましたが、
約20年前に野焼きが禁止になってから敷地内で枯れ
木や枯れ草などを燃やすだけでもクレームが出る
ようになりました。
現在、全国各地で野焼きによるトラブルが起きて
いますが、多くは地域住民と都心部からの移住者に
よるトラブルです。
広報無線で火災発生のアナウンスの後、火災では
ありませんでしたと言うアナウンスが流れる事が
ありますが、これは通報によるものが多いです。
移住者の言い分:
煙の臭いが洗濯物に付いて取れない!
灰が飛んで来る!悪臭がする・・など
(これは風向き等に配慮する必要あると思います)
地域住民の言い分:
家の庭から出た枯れ枝や落ち葉などを敷地内で
燃やすのは昔からの習慣だ!
畑や田んぼの野焼きをしないと害虫が湧くから
必要なんだ! など
調べてみると、確かにPM2.5やダイオキシン等の有害
物質が発生するとして、平成13年頃に、原則として
野焼きが禁止になり、違反者には5年以下の懲役・
または1000万円以下の罰金に処される場合があると
書かれています。
野焼き禁止の例外としては以下の通りです。
①国又は地方公共団体がその施設の管理を行うために
必要な廃棄物の焼却
②震災,風水害,火災,凍霜害その他の災害の予防,
応急対策又は復旧のために必要な廃棄物の焼却
③風俗慣習上又は宗教上の行事を行うために必要な
廃棄物の焼却
④農業,林業又は漁業を営むためにやむを得ないもの
として行われる廃棄物の焼却
⑤たき火その他日常生活を営む上で通常行われる
廃棄物の焼却であって軽微なもの
タイヤやプラスチックなど産業廃棄物を燃やすのは
有害物質が出るのでダメですが、枯れ枝や落ち葉を
燃やす(5に該当する)程度で火が見えただけで
通報するのは、個人的にはやり過ぎだと思います。
これでは焼き芋も作れません。
※もちろん住宅地では⑤も厳しいと思います。
⑤がOKなのは、敷地が広くて家が密集していない
場所に限られます。
私の家は元々兼業農家で、今でも家庭菜園で野菜を
作っていますが、枯れ枝や枯れ草から出た灰は良い
肥料になります。農薬のような人体への害もありま
せんし、質の良い無農薬野菜が出来ます。
また、撒ストーブは良くて枯れ枝は燃やしちゃダメ
というのも矛盾していると思います。
少し前のコロナ初期にあった「食べる時はマスクを
外してOKなのに、レストラン入る時はマスク着用を
アナウンスする」のと似ています。
あと、ダイオキシンなどの有害物質が発生するから
ダメと言うなら、なぜ空からケムトレイルを撒いたり
するのか疑問です。私はこちらの方がよっぽど有害
だと思うのですが・・。
枯れ草を燃やす事は害虫対策にもなるため、風向き
等に注意すれば特に問題があるとは思えません。
農家の場合、害虫対策として野焼きも必要です。
移住者で、草を刈ると草刈り機の音がうるさい!
草を放置すると草が伸びている。枯れ草を燃やすと
通報! 枯れ草を放置すると虫が飛んで来る!
などクレームを言う人がいますが、そんな人は
田舎暮らしは諦めて都会でマンション暮らしを
するべきだと思います。
今回は、野焼きの疑問点・矛盾点を書きましたが、
「郷に入っては郷に従え」という諺の通り、風俗や
習慣はその土地によって違うので、新しい地域に
来たら、その地域の習慣に従うべきだと思います。


