正直、私自身、セライストとエステティシャンの違いをよく理解していませんでした。
エステも
以前は「自由業」とか「美容関係」といったものでしたが
今ではきちんとした「エステティック業」という職業になりました。
日本では残念ながら、いまだに国家資格がありません。
海外では、イギリスをはじめ、「国際ライセンス」もあります。
この資格を取るには学校へ行き、きちんと学ばなければなりません。
しかーーーーーーし。
私も沢山の優秀な卒業生と共に仕事をしてきましたが
「資格は資格」なのです。
勿論、きちんと学んできています。
私よりも、きっと専門的な学びは受けてきていると思います。
何しろ
私がエステティシャンになった時は
エステの学校がありませんでしたから。
エステティックは「美学、審美、美意識」という意味があります。
今から260年くらい前のドイツの美学者は(そんな学問があるのですね)
「感性の美学」の中で、「エステティック」という言葉を用いて、
「美とは、人間に満足や快感を与える対象である」と定義しています。
エステティックの本質は
それぞれの人の心にある「美しくありたい」という欲求を実現し、それぞれの人に
幸せと満足感をもたらすことにあります。
私たちエステティシャンそのように学んできています。
皮膚科学、生理解剖学などの専門知識や
フェイシャルエステティック、ボディエステティックなどの技術、
また各協会団体が運営する認定エステティシャン資格や実務経験が活かせる職業をエステティシャンと呼ぶようです。
セラピストとはストレスなどで疲れを感じている人の
身体と心をリラックス&リフレッシュさせ、
癒しを与えるお仕事です。
専門的な知識や資格は特に必要なく、
アロマオイルの香りを使った施術であれば、
アロマテラピーの知識や資格が活かせます。
心身に疲れを感じているお客さまを癒すお仕事なので、
話をしっかりと聞いて対応のできるコミュニケーション力が
求められます。
そんな風に書かれていたりもします。
施術を受ける側からしたら
良く分からないですよね。
「癒やしを提供する」セラピストなのか、
「専門的な施術、指導、アドバイスをすることが出来る」エステティシャンなのか。
そんなところでしょうか。
さて
企業向けの企画書、頑張って仕上げます(*^_^*)