「京のかたな」行ってきた!⑦伏見稲荷大社3 | はらりはらりさくら舞い散るように・・・

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ゲーム、アニメ、ワンコ、映画、史跡巡りなどを中心に日々のことなど備忘録を兼ね気まぐれに書いてます。

今晩は。

 

 

山頂から10分ほど下山します。途中また沢山のお塚や、石灯籠などがありました。

 

その間をさらに進むとお茶屋さんが見えてきます。

 

そのお茶屋さんの向かいに…おお!ここだ!!!

 

 

案内板があります。

小狐丸、やっと来れたよ笑い泣き

 

案内板を拡大してみました。

 

 

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社の鳥居の手前に手水舎があります。

 

 

さっそくお清めをします。

 

 

 

手水舎のモチーフが!!さすが御劔社です。

 

 

そして、その横にドドーン!と大きな鳥居が…

 

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御劔社(みつるぎしゃ)(長者社)

お稲荷さんで、いちばん来たかったのがここかもしれない笑い泣きラブラブ

小狐丸にまつわる場所のひとつなので。

ここに来たいばかりにお稲荷さんに登頂したと言っても過言じゃないです真顔キラキラ

 

 

 

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鳥居の扁額に長者社とあります。

 

 

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長者社(御劔社)が御神蹟であることと、小狐丸とのゆかりについて書いてあります。

長者社は伏見稲荷大社を創建した秦氏の祖先の霊をお祀りした社です。

 

 

少しわかりにくい場所にあるので、知らないとスルーしてしまいそう。

 

鳥居をくぐるとここだけ空気が違ってザワザワしました。怖いというわけではなく、何か気配というか”いる”という感じです。以前伊勢神宮や熱田神宮(神社裏の小径)に行った時も、同じように感じたことがあるのですが、いわゆる霊験あらたかな場所…ではないかと思います。特に霊感が強いわけではないですけど。

 

 

鳥居の右側にある御劔(みつるぎ)社
御釼社の御祭神は加茂玉依姫(かもたまよりひめ)または御劔大神。

 

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不思議なのは、ここに来て狛狐ではなく狛犬!なんですよね…何故はてなマーク

 

 

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そして、奥の階段の手前に「焼刃の水」と呼ばれる井戸があります。

 

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案内にもありますが、謡曲「小鍛冶」で有名な平安初期の鍛冶職人、三条小鍛治宗近(さんじょうこかじむねちか)が、この井戸の水を使い、稲荷明神からの使いの狐が相槌となり、名刀「小狐丸」を鍛えたと伝えられているのです。

 

奥のたくさんのお塚のある場所の階段を上がると、しめ縄のかかった巨大な石!!

 

 

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劔石(長者社神蹟)

ご神体の「劔石(つるぎいし)」です。中に雷神が封じ込められているという伝説があることから、「雷石(かみなりいし)」とも呼ばれています。この石の形が剣に似ているとこから御劔と名付けられたようです。

 

 

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社の向かいのお店、三劔亭でお土産買いましたウインク

 

 

 

 

小狐丸に関する伝承は他にも残っていて、昨年はそのゆかりの地のひとつ、花山稲荷神社を訪れました。今度上洛する折には、相槌神社、あるいは石切劔箭神社に行けたらいいなぁと思っています。

 

名残惜しいですが、御劔社とはお別れして下山。

 

 

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この後、結構急な階段を降りて行くと、木々に囲まれた少しうっすらと陰った場所に着きます。
ここも明らかに空気感が違う。朝靄効果もあってか、神秘的な雰囲気が漂ってました。
 
 
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反対側から見たところ。木漏れ日が美しいです。

 

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薬力社

無薬祈願の神様。

 

薬力の滝への入り口

 

 

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鳥居をくぐって中に入ると奥に行場が見えます。人がやっと一人通れるくらいの狭い通路。

 

おせき社

咳・喉・声の神様

 

 

足の疲れもピークに来てましたので、薬力社の向かいのお茶屋さんでしばし休憩することにします。

 

 

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ご神水でゆでた”健康たまご”がありました。小腹が空いたので、いただくことに。
アツアツが美味かったおいしい
 
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湧き水のご神水用の組み上げポンプ?現在は使われていない模様。
 
 
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せっかくなのでご神水で淹れたコーヒーも頂きました。
コーヒー☕️めちゃ美味しかったグッド!お水が柔らかくマイルドだからですねおいしい
ちょうど喉が渇いていたのでお水もゴクゴク!これがまた美味しくてラブ
お水が甘いと感じたのは久しぶりでした。
 
のんびりと澄んだ空気の中、水の音やときどき鳥のさえずりを遠くに聞きながら、至福の時間が流れます✨
 
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ふと、目の前のお店の軒下に架けられた暖簾に目をやると俳優さんの名前がズラリ目
薬力社の隣にあるおせき社は声や咳の神様なので、芸能人にもご利益があるみたいですね。

 

 

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薬力亭でもお土産品を物色w

 

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手染めの手ぬぐい(薬力亭限定)を背景に小狐丸も嬉しそう?

 

 

 

ゆっくり休めて体力も徐々に回復。

すっかり元気が出てきたところで、次の目的地、御膳谷奉拝所を目指します。

 

 

 

薬力社からさらに10分くらい歩いたでしょうか。

 

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左側に階段があったので行ってみました。

 

御膳谷の案内が出てました。

 

ここもなんか強烈びっくりお塚がたくさん群がっていた。

全体写真を撮り忘れてしまいましたが、結構広いスペースがあり「山上の儀」が催される祈祷殿が真ん中にあります。

 

奥村大神という社があったのですが…

 

鳥居の内側に2頭の馬が鎮座してました。ここにおられるということは神馬ですよね。

 

 

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御膳谷奉拝所(おぜんたにほうはいじょ)

 

稲荷山の3つ目の御朱印はここ御膳谷奉拝所で拝受できます。
大変な思いをして山頂まで行ったのですから、忘れずにここでいただきましょう!

左ルートの人は登頂前にいただくことになります。

※注意※山頂にはありませんので、忘れるとまた戻ることになります。授与時間は9時〜16時。

 

「山城国(京都南部をさす)登拝 稲荷山」

まさに稲荷山登頂記念の御朱印です!!

 

 

 

 

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御膳谷奉拝所から先ほどのお塚群と奥村大神などがあった御膳谷を見たところ。

ちょっと向こうのシルエットが怖い感じですねwww 明るい昼間はいいですが、夜暗くなってからここ通るのはかなり勇気がいるのでは、と思ってしまうチーンまあ、余談ですけど。

 

さて、この鳥居にも狐ではなく狛犬がいますが、左側の狛犬さんををよく見てみると…

 

 

小さい狛犬さんコマさんがいました!!こどもの頭の上に前足を置いているのがわかります。親子かな?なんとなくこどもを守っているようで微笑ましいおねがいそれにしてもかなり苔むしてますな、笑。

 

 
階段の横には手水舎と奉納用の絵馬も。
 
 
道がいろいろ分かれていますが、これから下山します。いちおう今回のお稲荷さんルートはここでおしまい。登頂して下山するまでの時間ですが、写真撮ったり寄り道しつつだったので、3時間ほどかかった気がします。

 

お稲荷さんを登拝しての感想…

長く大変な登頂でしたが、とても実りのある体験が出来ましたグッド!キラキラキラキラ

千本鳥居だけでなく、見るところがたくさんあります。てかあり過ぎ笑い泣き

それを見過ごさないようにある程度は下調べてしていくことをお勧めします。

個人的には御劔社と薬力社の雰囲気が神々しくて鳥肌が立つくらい好きですラブラブ

そして、最後に御劔社を知るきっかけになった小狐丸に感謝アリガトウ

そしてもちろん、ありがとうけんらんぶウインク

 

また絶対ぜひ訪れたいビックリマーク

もしかしたら神社フェチなのかもw

 

次回は京博2日目予定です。

ではではでは。

 

 

 

☆おまけ☆

 

伏見稲荷大社のマップです。ご参考まで。