どうあるべきか、に縛られない | きみcomブログ

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文章を書いたり絵を描いたり。
猫とミュージカルと英国が大好き。

先週末、画家の永山裕子さんによる

4回目のオンライン講座を受けました。

 

 

今回の課題は「魚とイカ」。

 

 

お魚と聞いて受講生さんから

「切身で良いですか」?って

質問があったそうです。

 

 

なかなか丸ごと一匹とかイカ一杯って

買わないもんね。

 

 

今回は事前にアジとイカの写真が

メールで配布されたので

私も描いてみました。

クリーム色の水彩紙だったのもあって

和風というか、ちょっと渋め。

 

 

描く前は

「えー魚かあ。どうなんだろ?」と

思ったけど、これがめっぽう面白い!

 

 

とくにイカを描く途中で

次はこの色! で、次はこの色!!って

ぴかぴかっと閃いて

無心というか、夢中になったのは

初めての体験。

 

 

実物の色とは結構違うのですけど

絵として表現するのは自由だし

魚の肌やイカの体って

いろんな色や斑点がまじりあって

観てるとすごく楽しいんです。

 

 

 

先生が講座の中で

「花などを描くとき、どうしても皆さんは

綺麗に描こうとするけれど、

私は綺麗というより

生きているように描きたいと思っています」

と仰っていました。

 

 

たしかに人物もそうですが

綺麗にとか可愛く描こうと

思うと、つい先入観が入ってしまうんですね。

 

 

そのため

「こうあるべき」という枠を

無意識に作ってしまう。

 

(もちろん絵の目的によっては

それが大事な時もあると思います)

 

 

その点、今回の魚とイカは

自由に遊んで描けるから

よかったんじゃないかな。

 

 

インスタで見ると他の受講生さんたちも

楽しそうで「魚を描くのにはまりそう」

というコメントも見かけました。

 

 

よく言われる

「ありのままに描く」というのは

見たままということじゃなくて

あくまで

「私が見て、感じたままに」描くという

意味で、たぶん

絶対的な正解はないんだなあ。

 

 

使う色に決まりはないし

綺麗にまとめなくてもいい。

 

 

私がいつもとらわれがちな

常識とか他人の目、

自制心みたいなものから

自由になるのに

こういう入口もあるんだなあと

大きな発見がありました。

 

 

食わず嫌いをせず、

とりあえずやってみるのって

ホント大事だね。

 

 

アジとイカが教えてくれました。

 

 

 

 

絵とは関係ないけど

おまけ。

いつも自由なうちの猫たち。

オモチャに全集中☆