帰省した娘を、旦那様は「気仙沼の今を見なさい」と被災の傷がまだ残る地域に連れて行きました。
私も、ここは震災後初めて訪れましたが、以前の姿が思い出せないほど、あまりにもひどい状況でした。
まるで、もともとそこは池でもあるように水が溜まっていますが、水が溜まっているところは全て民家や魚の加工場があった場所で、ぽつんぽつんとしか建物がありませんが、ここはもともとは建物が密集していた地域なのです。
地盤沈下したため、未だに大潮になると、この地域には海水が流れ込んできて、道路は流木やゴミが散乱していて走るのは危険な状態でした。
お盆の前後に、復興祈願のお祭りがあちらこちらで行われましたが、復興への道のりはまだまだ遠いなと思いました。