私は十数年海外で生活していますが、海外で働く日本人女性の数が増えてきたなと感じ嬉しく思っています。
また海外生活に憧れを抱き、海外に出たいと漠然と考えている女性も多いかと思います。
海外生活では自由に自己成長を果たせる一方で、海外での生活には様々な困難・挑戦が待ち受けていると思います。
今回は、日本で生まれ育った女性が海外で働く場合のメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
駐在していた時に感じた事
私は外資系企業のロンドン支店で初の日本人従業員として駐在した経験があります。
外資系企業とは言えども、東京支店のトップは外国人でも大半の人が日系企業から転職してきた日本人男性で、顧客も日本人なので女性にとってやりにくい部分も多々ありました。
ロンドンでは仕事に打ち込み充実した日々を過ごしていましたが、一部の男性社員から、「日本人女性は簡単に落ちる。何でもしてくれる便利な存在」など、今だったら、モラハラともセクハラとも取られかねない事を言われたこともあります。
でも実際に外人と結婚したいから、という理由で簡単に恋に落ち、言いなりになる日本人女性が多くいるのも事実でしたので、仕方ないなとも思っていました。
一等地に住み、会社名義の車も与えられ、一時帰国はビジネスクラス、お給料もよく、同僚にも友人にも恵まれ、とてもいい経験をしたと感じています。
但し私が楽しく生活できたのは、駐在期間に終わりがあり、会社に守られ、その後日本に必ず戻れる海外駐在員という立場だったからだと感じています。
因みに海外では通勤交通費、住宅手当などは基本的に支給されません。
現地採用の女性 vs 駐在員女子
現地採用で日系企業に勤める女性が話してくれたことですが、彼女は仕事には満足していましたが、ある日、日本の本社から同年代の女性A子さんが、駐在員としてやってきたそうです。
ほぼ同じ仕事内容なのに、駐在員のA子さんのお給料は彼女の倍以上、ハイブランドの洋服やバッグで通勤。
彼女はやりきれない惨めさを感じたそうです。(その後、彼女は日本に戻り米系企業に転職しました。)
海外で働くメリット・デメリット
メリットは:
-
キャリアの多様性: 海外で働くことで、異なる文化やビジネス環境に触れる機会が広がり自己成長やキャリアの幅が拡大します。 そしてこの円安。海外で稼ぐ方が有利だと考える人が増えるのも当然だと思います。
-
男女平等の意識: 多くの海外企業では、男女差別が軽減されており、女性も男性と同じように仕事の機会や報酬(ですが、まだ女性の方が賃金が低い国が多いのが現状です)を得ることができるので、日本よりも女性が働きやすい環境と言えます。
-
自由な働き方: 海外では、柔軟な働き方が一般的であり、ワークライフバランスを重視する企業が増えています。 残業などもなく、超労働させられることもありませんし、飲み会や社内旅行などもありません。
-
国際的な人脈の構築: 海外で働くことで、国際的な人脈を築く機会が広がります。これは将来のキャリアにおいて大きなアセットとなります。
デメリット:
-
言葉の壁と文化の違い: 海外での生活では、言葉の壁や文化の違いがハードルとなることがあります。特に初めのうちはコミュニケーション問題や文化の違いからくるストレスを感じることもあると思います。 やはりどれだけ現地の言葉が話せるかが、大事だと思います。
-
孤独感: 海外での生活は、日本から離れた環境での生活となるため、孤独感を感じることがあります。特に現地の人々との親交が深まらない場合、孤独感が一層強くなることもあります。
-
安全面の懸念: 海外での生活では、常に治安の問題があります。 前述のとおり私はアメリカ大使館近くの一等地に住んでいましたが、ある土曜日の朝、近所のいつものキオスクに新聞を買いに行ったところ、店のおじさんが襲われ血だらけで、救急車と警察が来ていました。 帰ったら家のドアが壊されなかった、泥棒が入った。 という話も聞いたことがあります。
そして残念ながら人種差別が無いと100%は言えません。
ヨーロッパの場合は日本のチカンのような人は存在せず、レイプとなるので本当に注意が必要です。
そして女性だけではなく、男性もそのターゲットになります。
薬物や、アルコール中毒者をフツーに路上で見かける。 何もしないかもしれませんが、何かあったら、と不安になります。 またヨーロッパでアジア人は目立つので差別されたり、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。 特にアジア人は実年齢よりも若いと思われ甘く見られる事もあります。
-
キャリアの不透明さ: 海外での仕事は、日本とは異なるビジネス環境やカルチャーに慣れる必要があります。また、終身雇用制度ではない場合が多いので、今後のキャリアの方向性や成長の見通しが不透明。
-
緊急時:日本の家族に万が一のことがあったときに、すぐに会いに行けない。(これは実際に私が経験していますのでいつかご紹介したいと思います。)
-
医療の質:色々な方の話を聞きますし、実際に私自身も入院、手術をしていますが、日本の方が治療がうまいと感じました。
アクア・マーストの代表が海外から帰国したワケ
その経緯ですが・・仕事は充実していて、海外生活を満喫していたあの頃、たった一つの悩みが:
「結婚しない人生になるかもしれない」
国際結婚の幸福度は?
当然日本人同士の結婚と同じで、幸福度の感じ方は人により異なるでしょう。
日本と違い、ヨーロッパの食事は簡単なものが多いので一汁三菜の食事を作る必要もなく、煩わしいママ友との付き合い、子供のお弁当作りなどがない分、楽かもしれません。(逆に美味しいお惣菜を手軽に買う事もできませんが)
国際結婚の場合の日本と同様に嫁姑問題はありますし、異国人のお嫁さんを快く思わない親御さんもいるだろうし、日本人男性以上にマザコン?と思われる行動をする男性もいます。
ただその国のカルチャー・人にもよるでしょうが、女性にも生活費の半分を家に入れてもらいたい、と言う男性は多いですし、日本人女性によくある男性に対しての”甘え”は外国人男性には全く通用しません。
国際結婚する場合は結婚前に、アクア・マーストが使っている【生活】認識シート(働き方の理想、家計の管理、)のようなものを作成し、必ず ”お互いの価値観の認識のすり合わせ” が必要だと思います。
個人的な意見ですが、外国に嫁いできたネイティブではない嫁に(自国民と同様に稼げる人ばかりではない)「かかる費用を半分払って欲しい」、と言う男性は選ばない方が賢明だと思います。
あなたが年金を貰えるまでずっと現地でお給料も下がらずに、働き続けられる仕事についている場合は別ですが。。(あとで必ず問題になります)
そして離婚となった場合に受けるダメージは、日本人男性と離婚するときよりずっと大きいと思います。
ヨーロッパで離婚する場合は、裁判離婚となりますのでヨーロッパでは弁護士費用が最低でも40万以上は掛かるでしょう。
子供がいる、どちらかが離婚に応じない場合は裁判が長引き、さらに費用が上がります。
現地採用の方は将来に備えて!
これまで海外で働く数多くの女性を見てきました。 大学教授、弁護士、医者、看護師、日本語教師、コンサルタント、営業、WEBデザイナー、プログラマー、アーティスト、シェフ、パティシエ、服飾デザイナー、ジャーナリスト、フローリスト、ダンサー、バレリーナ、音楽家等々、様々な分野で活動され、皆さんイキイキして人生を楽しんでいます。
ですが、実家から金銭的な援助を受けそのままのびのびと現地で生活している人もいます。
日本でいうNISAのような税制上有利な金融商品があればぜひ利用しましょう。
また将来帰国したくなるかもしれませんので、現地で年金を支払っていても、日本の国民年金に任意加入することもおススメします。(将来現地の年金と、日本の年金2つを受け取ることができるようになります。)
将来帰国したくなるかもしれません
高齢になったため、何十年と営業していたお店を畳んで日本に帰国する日本人の方も多くみてきました。
認知症になると母国語以外の学習して覚えた言語は忘れてしまいますし、現地の老人ホームに入るにしても食事がチーズとパンばかりでは悲しすぎます。 (認知症になったらどのみちわからないからそれでいい、という友人もいます。)
配偶者が先に亡くなったら日本に帰国したいと、考えている女性は少なくありません。(日本は地震があるから戻らないという友人もいます。)
私は個人的に国籍は問わず、人は一人で暮らすよりパートナーと一緒にですが、相手が日本人の方が絶対に楽だと思います。(これは若いときには感じないかもしれませんが・・)
代表の市原は帰国し日本人男性と結婚しましたが、今は帰国しなくても、ネットお見合いが出来ますので現地から婚活することが出来ます。
そして子供を持つなら若い方が絶対に有利です。 海外で41歳で妊娠した友人は妊娠中毒症になり入院しました。 出産時に危険が伴うかもしれないとのことで、大きな病院のある街まで行き出産しました。
彼女は現地の言葉も英語も少し話せる程度だったのでとても苦労しました。
40歳過ぎで子供をもうけた男性の友人は、野球や、サッカーなど子供と遊ぶのが体力的に辛いと言っていました。
どの夫婦もダウン症のお子さんをもつ可能性がありますが、ダウン症の妊娠は女性の年齢の上昇に伴って高くなることが分かっています。 ちなみに父親の年齢が上がると子供の発達障害や精神疾患が多くなることが知られています。
しなやかに自分らしく生きましょう!
で自国ではないところで暮らしている以上、理不尽な目に合う事もあるかと思います。
但し、全てが自己責任なので色々な意味で十分注意して生活して欲しいと思います。
日本は国力が落ちてきているので、海外で働く方が稼げるのは事実(国にもよりますが・・)、今後も海外で働く女性は増えていくんだろうなと思います。
LINEでいつでも無料相談!
\お問合せに返信します/
LINE ID:@279dztqx⇒友達登録の後、一言メッセージお願いします
お気軽にお問合せください!
「アクア・マーストで活動したら、私の条件に合う人は何人いるの?」
無料!お試しマッチングもぜひご利用ください♪
アクア・マーストとは
◆創業20年以上、アクア・マーストは海外駐在員向け結婚相談所の老舗です。 カウンセラーが自分自身が海外駐在員だった経験を活かし、数少ない一時帰国の機会を最大限活かした婚活ができるよう、お申込みからご成婚まで、成婚実績に基づきサポートいたします。
もちろん海外駐在員さんだけではなく、現在の婚活に行き詰まっている方、婚活をやり直したい方あなたが全国どこにいても対応します。 会員さんとスタッフが【しあわせなご成婚】という同じ目標に向かって二人三脚で進んでいけます。
アクア・マーストには、代表アドバイザー市原以外にも、海外在住のスタッフ(欧州)や現役海外駐在員パートナーのスタッフ、海外在住経験があるスタッフたち(アメリカ、中国)が在籍しています。
◆2022年度、三大連盟から続々表彰されました!!
・IBJ AWARD 2023 上期受賞 2022年上期下・期通年受賞
・良縁ネット連盟 (R.net)2022年度優秀相談室として感謝状を表彰
・BIU(日本ブライダル連盟)2022年 入会実績、成婚実績で最優秀賞をダブル受賞
IBJに加盟している全国4195社の中から、【成婚者が多い、相談所】上位300社に選出されました。
◆アクア・マーストは IBJ加盟相談所 【第1号店】!
今や業界最大手の連盟であるIBJ(日本結婚相談所連盟、東証プライム市場上場)が設立された2006年当初より、アクア・マーストはIBJに加盟しております。 アクア・マーストが保有する豊富な会員データは、地元はもちろん、全国~海外まで!
IBJに加盟している全国4195社の中から、【成婚者が多い相談所2023】上位300社に選出されました。
\しつこい勧誘一切なし!/
・愛知県認定 あいち結婚サポート事業 プラチナ出会い応援団(登録No.04P002)
・日本LGBT協会加盟店
\アクア・マースト会社紹介/
1ヶ月のお試し体験「トライアルプラン」もご用意しております。
- 詳細は下記をご覧ください -
アクア・マースト東京
フリーダイヤル:
0120-7064-22(なれるよ ふうふ)
営業時間/9:00-17:00
(お電話の場合、17:00~20:00はスタッフ携帯に転送のうえ対応いたします)
(ご来店の場合、ご予約の方は17:00~20:00のご来店も可能です)
定休日/毎週水曜日
\しつこい勧誘一切なし!/