▲▽▲
次回公演のご案内
表題の通り。
華波(かなみ)です。
以下は「壁に向かってブツブツ言っている」の「ブツブツ」の部分です。
ろくに原作も読んでいなければ、
アニメもCMでしか見たことはないけれど、
国民的アニメゆえにインターネット耳年増の知識だけ嵩んでいくHUNTER×HUNTER。
今期のアニメを追いかけていると、
放映が終了した後に必ず飛ばされるようになったHUNTER×HUNTER。
（※註：アマプラは放映が終わると自動的に「これが好きなお前はこっちも好きだろ？」と判断されたコンテンツが再生されます）
俺は……俺は忙しいんだ。
お勧めされた「転生したらスライムだった件」に軽い気持ちで手を出したら想像を超える大型コンテンツで、
ゆっくり消化しようと思っていたら突然”あと７日以内にprimeでの公開は終了します”の表示が出て、それの消化にも追われてるんだ。
（※註：特定の映画以外は公開終了が取り消されたので命拾いしました）
まあ、そんなに言うなら？
一話くらいみて？このHUNTER×HUNTERインターネット耳年増ライフに終止符を打っても？いいけど？？
（斜に構えた絵文字）
結論：まいにち大声で叫びながら体力の続く限り観ている。
（現在１４８話中７５話、グリードアイランド編終了時）
すごいよこれ！！！！！！
１秒１秒おもしろい！！！！！
逆に、１秒も面白くない瞬間がない！！！！
物語も面白いし、バトルもおもしろいし、
キャラクターも面白いし、設定も世界観もおもしろいよ！！！
すごい！！！！
何十年前に！？これが確立していたの！？？？
逆に令和６年に初浴びしてよかった！！！！
リアルタイムで浴びてたら人格形成から変えられてたわ！！
ちなみに、以下が
視聴開始直前のHUNTER×HUNTERに対する知識です。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ー
HUNTER×HUNTERをこう思っていた！
🚗仲間🚗
【ゴン】
主人公だと思う。やんちゃ。
【クラピカ】
怒ると目が赤くなる。一族の恨みを晴らすため。
【キルア】
足音を消して歩くのが癖になっている。家が立派。
【レオリオ】
多分ゴンの仲間。猫背。
💣ちょっかいをかけてくる勢💣
【ヒソカ】
敵。保護者。傍観者。お色気担当。髪をおろすターンがある。トランプ。
【クロロ=ルシルフル】
幻影旅団の団長。髪をおろすターンがある。推しを聞かれたら彼の名を答えていた。顔がいいよね。あと服のセンスがいい。
幻影旅団の団長みたいな服、という例えをよく使わせてもらっている。
【マチ】
ピンク。ポニーテール。
【しずく】
掃除機を持っている。メガネ。
👓その他、単語の知識👓
【ハンター試験】
ハンターなるものになるには過酷な試験が数回ある。
【ハンターライセンス】
持っていると公共交通機関にお得に乗れる。
【幻影旅団】
旅一座？実は強い人が集まっている。
【水見式】
自分の能力がわかる
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ー
ヒソカの知識だけ急にタロットカードみたいになったな。
だが、思い起こせば、この程度の知識でも
コップに水を溜めて葉っぱを浮かべる水見式はリアルライフでやっていた思い出があるので
HUNTER×HUNTERの影響力たるや。
あと、幻影旅団のことはなぜか知っていた。
旅一座ではなかったけれど。
ちなみに、HUNTER×HUNTER履修後の自己分析の結果は
「具現化系」です。
自身で決めたルールに神経質なので。
HUNTER×HUNTERのここがすごい！
物語というのは、
自分と同じ情報量を持っている人間に感情移入しやすいもの故、
作り手は各シーンで「誰目線で物語を見せるかを計算しなければいけない」わけですが(※個人の物語設計師の感想です)
その視点誘導が異常に上手い！！！！！
上手いも何も、ワタシ如きが評価に近い言葉を口にするのもおこがましいんですが、
これは美大の教授に「絵がうまいですねえ」と話しかけている時の「うまい！」です！
うますぎてどう表たらいいかわからず、「うまいですねえ」と語りかけるか、または黙って涙を流すの２択の時の感想です！！！
後者だと記事の全てが😭😭😭😭😭で終わってしまうので、
苦渋の決断で「上手い」という言葉を使っている！！！
すげえよHUNTER×HUNTER！！
まず、誰にどれだけ視点がうつっていても、
シリーズの最後には「これまでのストーリー上、絶対に知り得なかった情報」を示唆して終わってくるのがすごい。
長編ゆえの「○○編が終わったら一度、このコンテンツの視聴は休もう……キリがないよ……」を悉く回避されてしまった。
だって知りたいもん！！！！
（この「だって知りたいもん！！！！」の使い所が巧み）
あと、視点誘導の話の例を挙げると
グリードアイランド編。
目線というか、視聴者に対する視点誘導が特化していて
例えば、
ゴンとキルアの修行の日々エピソード。
念はコツコツした日々の積み重ねが重要なので”修行”となると地味に中弛みしがちなところ、
【たまに全然知らんキャラを投入して、視聴者が妲己の目線で死闘を眺める運びになる。】
※註：妲己自体は、聡い皆様はご存知のことと思いますので大きな説明は割愛しますが、ここで言う妲己は”炮烙の刑を笑って眺めた人間の誰もが孕んでいるある種の残虐性を楽しむタイプの娯楽欲”を総括した単語です。
髪を食べた彼のことだよ！
さっきまで可愛い単調な修行してたじゃん！
なんで急にそんなこと言うの！！
ゴンやば！
【情報を追加することにより、視聴者の心情に伴う目線だけを切り替える】
グリードアイランドは”ゲームの世界”だと完全に思わせておいてからの、良いタイミングの幻影旅団目線からの情報。
「グリードアイランドは現実世界にある」
この情報の前と後で、
ゴンたちの状況も島も、何一つ変わっていないにも関わらず
視聴者側の見方が変わって全く別の景色が見えてくる罠が張られている件。
全く同じことをやっているのに、
全然状況が違って見える不思議。
ヒソカでいうところの、ドッキリテクスチャーを物語自体にかけたり解除したりの繰り返し技。
物語斯くあるべき😭😭😭
（この絵文字は前述の「うまいっ」の意味で使用しています）
【バトル】
これも観る側というのは、
「物語の中でより多く心情を吐露し、自分の背景を語っているものに感情移入する」ものですが、
バトル開始まで味方陣営の気持ちで観ていたものが
バトル中に徐々に敵側の心情や内情を吐露する割合が増えていき、
敵が負けるころには「割と敵に肩入れしちゃってる」状況ができているというか、
あーーーーーー！！！！
（註：叫び）
御託を並べていますが、視聴時はただただ小学生男子の純粋な「すっげえ！！！！」の気持ちで観ています。
すっげえ！！！
つええ！！！！
これは、人智を超え、あまりに面白かったので
にわかに「面白さ」を消化しきることができず
なぜこんなに面白かったのか、をなんとか分析した結果の散文だよ！！！
自分の書き物もこんなこと考えて書いたことはないのに。
こんなもんじゃ説明できないおもしろさです！！！
うらやましい！
対処できないものにぶち当たると、知っているものの中で真実を見つけようとしちゃう！！！だめ！こんなんじゃ立派な名探偵になれない！工藤新一も言ってた！（※註：言ってないです）
結論２：HUNTER×HUNTERには説明できる面白さはないです！
ただ面白いかった！
体験と稲の豊作に感謝って感じ。
（そういう人智の超え方！）
とかなんとか言っているうちに、
新たな物語が進んでいる！
なんだよ！
なんでドッヂボールしてるだけでこんなに面白いんだよ！！！
（※註：視聴中は「ああ！！」とか「ぎゃあ！！」とか「ゴンやば」や「ヒソカとうとい」しか口にしていないです。ヒソカ尊。）
みんな、悲鳴を聞いてくれてありがとう……。
いまは、ジンの背中を追いつつ、HUNTER×HUNTERのイベントやハンター試験のグッズを検索しては悉く数年前の出来事で「それはそう」となっているフェーズです。
めげない。連載も再開するらしいし。そもそも原作漫画はまだ未履修だし。最遊記も連載再開したし。
もう一度映画に向けて鬼太郎も読み返したいし。
忍たまの新作映画もあるし。
百鬼夜行シリーズ（京極夏彦）の新刊も読破できてないし。
本当に令和か？
余談ですが、
華波さんは、”暮らし”をしたり、出かけたり、コンテンツ配信活動をしたり、過度な運動をしたり、コンテンツ消費をしたり、
そもそもHUNTER×HUNTERのことだけでこんなにダラダラ喋ったり、
1日の時間配分はどうなっているんだとご心配くださっているみんな。
ご安心ください。
ワタシは１日が３６時間あるので。
（註：嘘です。ポケモンスリープの週間評価はSです。）
よくいる：@sou_dolce
その他SNS,活動先まとめ
（出演、その他ご依頼ごとは
https://tri-angle.online/contact/ へ）
次回公演
🏝️稀代の朗読冒険譚『はて』🏝️
好評ダウンロード販売中
『はて』楽しかったね！
スペースミュージカル『フェイク』DVD好評発売中！
▼▼ご来場、ご声援ありがとうございました▼▼
要約コーナー