50代！自分の寿命を突きつけられたこと
今日は仕事帰りの車の中で泣けてしまいました
新しく雇った66歳の方
職場が人手不足なので
新しく人を雇いました
その方は66歳
経歴がすごくて
とある大企業でキャリアアップ
ついには上り詰めて子会社の代表に！
たぶん役職定年されたのでしょう
これまでと違う仕事をして
社会貢献したいとのことでした
うちの職場で事務仕事をされなくても
会社のツテでいくらでも良いところがありそうです
それでも、せっかく応募してくださったので
来ていただくことにしました
思いがけない展開に
面接したときは全くそんなことなかったのに
勤務し始めて
咳をよくされていました
働き始めて4日目の日に
少し動いても息苦しいので
病院にいってきますと電話連絡がありました
その結果、ついた診断名が「急性心不全」
なんて言うことでしょう
面接のときはとても元気で
健康そのものでした
ゴルフもよく行かれるようでしたし
海外赴任を何年も経験されたことがあるくらいなのです
健康に決まってる、そう思えます
ところが、診断書を持って現れた様子は別人物
かなり痩せて見えます
たった4日しかたっていないのに！
人ってわずか数日でこんなにも痩せて
体力も気力も落ちてしまうものなのだろうか
結局たった3日勤務しただけで
退職されることになってしまいました
家の庭から見えた花火 久しぶりです
泣けてしかたがなかった
今後ひんばんにやり取りできないくらい
身体がしんどそうだったので
その場で退職願を書いていただき
最低限の手続きをして
お帰りいただきました
部屋の入り口まで
送った私に「ここでいいですよ」と言われました
そのままではあまりにも素っ気なく思えたので
建物の出口まで一緒に行き
「ご家族は心配されているでしょうね。
どうぞ、お大事に、お気を付けて」
と、見送りました
最初に会ったきは
さすが組織のトップの人、と思えるくらい
堂々として目力がすごかったのに
見る影もありません
「今までこんなことはなかったのに」と本人が言っていたけど
それは本当だと思います
見送った背中が、あまりにも寂しげで頼りない雰囲気で
分かれてから、涙をこらえるのに苦労しました
なせ、こんなに泣けてくるのだろう
人生何があるか分からない
精一杯働いてきて、
これからはゆとりある働き方にしようとしていただけなのに
明日がどうなるかなんて
やっぱり誰にも分からない
自分の寿命を突きつけられたようで切なくなりました
だからこそ
今にフォーカスして
自分の納得のいく生き方、過ごし方をしていかなくては
そんなふうに明日の自分にひとこと伝えたい
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