うちの親父の話をします
のっけから親父の話しかよ～～
カンベンしてくれよ～とか言わないでね。
この話しを聞くと、あなたが幸せになっちゃうかも知れないんだから
うちの親父はね、人のことを甘やかしたいタイプの人なんです。
人のことを世話焼いて、
役立ってる感を感じたいタイプの人らしい。
だから、人のことをダメ人間扱いしてくるところがあってね。
このダメ人間扱いしてくる…ってとこが、かずちゃんにとっては問題で。
かずちゃんは、
ダメ人間扱いされるとムカついちゃうんですよ。
しかも、
自分から見ると、相手の方が明らかにダメ人間なのに…
俺がダメ人間扱いしているお前が、俺のことをダメ人間扱いするのかよ！
お前のくせにーーー。
むきーーーっ！？
みたいな。
そういう気持ちになっちゃうの。
それでねー色々ありまして
本当に色々あって
かずちゃんは、父親にダメ人間扱いされることを、許すことにしたんですよ。
もー好きにしてくれ、と。
あんたの勝手なよーにしてくれ、と。
父親が自分を好きに扱うことを許したんです。…昔ね。
その時は抵抗する力もないくらい、精神的に弱っていた時期だったから
そうせざるを得なくてそうしたんだけど
この時からでした
父と、自分の関係が変わり出したのは。
（もちろん良い方向にね）
意を決して、父の扱いを
受け入れてみると
すっげー
お姫様みたいな扱いを受けるんです…（笑）
もちろん、かずちゃんが勝手にそう感じてるだけなんだけど
とにかくお姫様みたいに扱われるんだ。
それが違和感ＭＡＸでしようがないんだけど
だけど
父も、かつて見たことがないくらい、いい笑顔するようになったし
なんか、５歳児のような笑顔で笑うし
夜中にポカリスエットを買いに行ってくれるし（笑）
（パシリだ）
家庭の中が明るくなって、優しい雰囲気になってきて、
居心地が良くなった。
こんなことは、ウチの家庭の歴史史上
無いことだった。
今でこそ分かるんだけど、
かずちゃんが受け入れたくなかった父親からの扱い…
それこそが父の愛情表現だったんです。
尽くすような、しつこい父の愛情表現を
私は
馬鹿にされているような気がする…
見張られているような気がする…
と感じていたから
受け取れなかった。
すると父も父で
愛情を受け取って貰えないものだから
すねちゃって…
こうして父子の溝は深まっていった。
いまはもう、過去の話ですが。
人って、相手からの扱いを、受け入れられない時がある。
たとえそれが、相手からの好意であったとしても。
なんか馬鹿にされている、とか
下に見られてる、とか
そんな感じがして
扱われることを拒否してしまう時がある。
でもそれって実は、自分が
〝そんな気がする〟
って感じてるだけであって
相手の方には、そんなつもりがないことが、ほとんどなんだ。
実は、あなたはあなたが思う以上に愛されていて
色んな人からの、色んな愛情表現が
あなたに対して向けられているんだけど
あなたが
馬鹿にされている気がする、下に見られている気がする
って
〝気がする病〟にかかっていると、
その愛情表現の８割くらいを、自動で受け取り拒否にしちゃうんだ。
もしもあなたが
昔のかずちゃんのように〝気がする病〟にかかっていて
愛情を受け取りた～～いと思い悩んでいるのであれば、
一度、頭を空っぽにしてみてください。
そして
｢あ～あたし、人から馬鹿にされても、いいや～｣
って、声に出して呟いてみて欲しい（笑）
馬鹿にされてもいいくらい、楽～なスタンスで生きて欲しい。
これは、冗談じゃなく
ガチですよ
気がする病にかかっている人たちって
馬鹿にされることや、悪く思われることを、警戒しながら生活してるんだよね。
馬鹿にされないように…悪く思われないように…
一生懸命 身構えるんだけど。
そういうふうに身構えてしまうから、相手からの愛情表現を受け入れられない。
その〝身構え〟を
何らかの方法で取ってしまわないと
いつまでも、相手からの愛情を受け取れない状態で、生活しないといけなくなる。
身構える、ていうのは
攻撃されると思っているから、身構えるんだよね。
だけど実際に、あなたのことを攻撃しようとしている人は
あなたが警戒するよりも
ずっと、ずっと、少ないのです。
もう私は、こんなに身構えなくてもいいんだ…
と気づいた人から
自分が本当は愛されていたのだ…と気づいていくんです。
身構え（ブロック）を
自ら解くことが出来ればできるほど、
あなたが幸せを受け取れる量が、増えていくんです。
心屋認定カウンセラーの、かずちゃんでした