人間かならず最後は負ける | やさしいカウンセリング 心屋*東京都

やさしいカウンセリング 心屋*東京都

東京で活動している、心屋認定カウンセラーです。
元・保育士、元ひきこもり。

現在、親子(父・子)でカウンセラーとして活躍中♪

昨日のオープンカウンセリングを終えてから、、

 

 

 

 

 

 

 

気がつくと、

 

頭の中に繰り返すワードがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「負けてもいい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心屋のオープンカウンセリングは、流れ弾に当たることで有名だ。

 

 

 

流れ弾ってのは、

 

他人のために言われた言葉が

 

さも自分に対して言われたかのように

 

自分の心に突き刺さる…というやつだ。

 

 

 

 

 

流れ弾に当たるのは、相談に来た人たちだけではない。

 

 

カウンセラーも、相談をしながら

 

自分で流れ弾に当たるのだ(笑)

 

 

 

 

 

へんな所だねーオープンカウンセリングって(^▽^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日のオープンカウンセリングを終えてから

 

私のアタマの中で繰り返し出てくるワードがある。

 

「負けてもいい」

 

 

 

相談者さんのカウンセリングをしながら、

 

私も流れ弾に当たっていたのだろう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かずちゃんは、親を信じずに育った。

 

 

細かいことは省くが、中学生くらいから親のことを信じられなくなったのだ。

 

 

 

自分のことをコントロール(洗脳…という言葉を使うと、危機感が伝わるだろうか)しようとしてくる親に対抗するために、

 

自立しようとがんばった。

 

 

 

 

そういう過去がある。

 

 

 

 

 

 

親のいいなりにならない為には、

 

どうしたって、頑張らなくちゃならなかったのだ。

 

 

親の洗脳を受けない為に

 

どうしたって、抵抗しなきゃならなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

私の負けられない、のルーツは

 

ここにある。

 

 

親が、信じられなかったんだもの。

 

親に任せず

 

全部のことを自分でやるしか、ないよね。

 

 

 

 

 

 

自撮りを貼っとこう。
(雰囲気をだすために)

 

 

 

 

 

 

あの頃は、そうするしかなかった。

 

負けられない環境だった。

 

 

そうして、負けることができないまま

 

勝つこともできずに、

 

だらだらと苦しみを長引かせ

 

最後は倒れてしまった…(笑)

 

 

 

 

 

もっと早くから負けていれば、こんなに苦しい思いをせずに済んだのかなぁ…とも思うけれど

 

あの時の自分には、負けないようにと

 

意地を張り続けるしかなかった。

 

 

それしかできなかった。

 

 

 

 

 

 

恥ずかしいはなし

 

私が、負けることが出来るようになったのは

 

苦しみで ぶっ倒れてしまってからだった。

 

 

 

負けざるを得なかったのだ。

 

 

もう、一人ではどうすることもできない事態になってしまったのだ。

 

助けを求めるしか、なかった。

 

 

 

死ぬかもしれないという恐怖の前に、

 

ずっと握りしめていた

 

プライドとか、

 

親への憎しみとか対抗心が、

 

意味をなさなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

いま思うと、それが良かったのだった。

 

自分が負けたから、助けてもらえた。

 

 

 

もし、負けずに、

 

それでも頑張っていたなら

 

頑張る私のことを、誰も助けてくれなかったろう。

 

 

 

それは、助けてくれない人たちがイジワルな訳じゃなくて

 

私が、頑張るから、

 

周りの人たちは助けるに助けられなかったのだ。

 

 

 

 

1人で頑張り続けるということは

 

周りの人たちの助けを拒絶する

 

ということだ。

 

 

 

自分のことだけで手一杯ということは

 

周りの人たちの存在を

 

無視するということだ。

 

 

 

ぶっ倒れるまで一人で頑張り続けていたあの時の私は、周りの人からどう見えていただろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからしばらくして

 

大好きだったばーちゃんと、親切だったおばちゃんが亡くなった。

 

 

その時に

 

「なんだ、人間最後は負けるじゃん」

 

と思った。

 

 

 

 

人間、最後は負けてしまう。

 

負けて、誰かのお世話になってしまう。

 

そーいうものなんだ、と思った。

 

 

 

意地を張ってても

 

負けないように頑張っても

 

結局最後は迷惑かけるし、負けてしまう。

 

 

 

自分も、そーなるんだ…

 

 

 

 

だったら、いつか負ける時がきて

 

負けることが怖い、嫌だと

 

駄々をこねなくてもいいように

 

今のうちから負ける練習をしとかなきゃなぁ…と思ったのを覚えている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ

 

……今は、どーなんだって?('ω')

 

 

今は

 

 

 

 

おっぱっぴ~~っスよ~デレデレ
 
 
 
 
 
 
どーん。 虹晴れ
 
 
 
 
 
 
 
 
ぶっちゃけ、負けるのが怖いのって
 
負けを受け入れないから
 
怖いんだよね。
 
 
負けたらトンデモナイことになると思ってる。
 
だから負けられない。
 
 
 
でも、負けてしまえば
 
 
負けを受け入れてしまえば
 
負けは怖くなくなる。
 
 
 
 
 
それだけのことだった。
 
 
 
 
 
 
「負けてもいい」
 
この世界には、負けられない人もいるのだろうけれども
 
 
負けることができるっていうのは
 
幸せなことだった。
 
 
 
負けることができなかった時と比べたら
 
天と地の差くらい
 
負けることができる今は、幸せだ。
 
 
 
 
 
 
 
ps
 
 
今日、生まれて初めて
 
「おっぱっぴ~~」
 
ていう単語を使いました。
 
 
かずちゃん、普段は
 
「おっぱっぴ~~」
 
とか言いません。