去年の5月下旬から6月の上旬の新緑の頃にシェナンドー国立公園に出かけてから、生き生きとした緑あふれるシェナンドーがとても気に入った主人。今年は4月に一度シェナンドー国立公園に出かけていましたが、その時はまだ草木の緑はほとんどなく、冬のような様子でした。その後主人はハイキング仲間達とシェナンドーに行ってはいましたが、家族では行っていないという事で、今日、新緑というには少し時期が遅いですがシェナンドーにハイキングに出かけました。
この時期、シェナンドーに向かうハイウェイではよくバイクの集団を見かけます。体の大きなアメリカ人はハーレーが良く似合います。
シェナンドー近くの道も緑があふれとても綺麗です。
シェナンドーに入って展望所から見る景色もやっぱり綺麗です。今日は遠くがやや霞んでいますが、それもまたいい雰囲気を出しています。
今日歩くのはお気に入りのトレイル、何度も行った"Bearfence Trail"です。
もう6月末なので、新緑というにはちょっと緑が濃いかな？だいぶ葉っぱがしっかりしている気はします。でも、太陽に照らされ明るく光る緑が綺麗です。
いつもの岩登りゾーンに来ました。娘は歩くのにはあまり興味がありませんが、岩登りは大好き。私達を振り返る事もなくどんどん登って行きます。
草や木の葉がたくさん茂っているので、岩肌が結構隠れてトレイルの雰囲気が変わり、こんな道だったっけ？と思う場所がたくさんありました。
そして頂上に登る一番の難所まで来ました。何度も来ているせいか、意外とあっさりと登ってしまいました。
頂上に着くと、360度パノラマのいい風景！もう何度も見ていますが、何度見ても綺麗です。
娘は頂上に着くなり、「おやつは？」と聞いてきました。疲れるほど歩いてはいないのですが、ここでおやつ休憩です。
さあ、もう少し先にある2つ目の展望所に行きましょう。
岩場を抜けると普通の道になります。
道の途中で面白い花を見つけました。花びらなのかガクなのか分かりませんが、赤い部分が茎の方に飛び出しています。
正面から見てなんだこれ！？とビックリ！変わった形をしています。これまで何度もこの道を通りましたが、こんな花見たことありませんでした。この時期だけなのかもしれません。
次は野イチゴを見つけました。熟すと黒っぽくなるみたいですが、熟したものはまだ1つしかありませんでした。
そして2つ目の展望所に到着！ここはすぐ足元に木があるので、臨場感のある景色が見られます。
ちなみにここでは、居合わせた男性に写真を撮ってもらいました。顔が帽子の陰で暗くなっているので帽子を取った方がいいと言われましたが、後ろの風景と私達の姿が映っていれば顔はどうでもいいので、このままでいいと言うと、男性は本当にいいのか？という反応をしました。いつも思うのですが、こちらの人は風景よりも人物中心に写真を撮るみたいで、色んなポージングをしながら何枚も撮っている人もたまに見ます。文化が違いますねー。
ここから、いつもは同じ道を引き返して駐車場に戻るのですが、今日はもう一つのルートで帰る事にしました。が、眺めのいい場所があるわけでもなく、特に何てこともない道でした。
あまりに何もないので、主人は道の脇にあった岩で遊び始めました。ほらほら、キャニオンランズで同じことをして指を切ったでしょ。やめなさい。
そしてもと来た道に合流しました。こうやって遠くから見るとなかなかの岩場です。
そしてまた岩の頂上に戻ってきました。ここで主人は写真タイム。やや雲が増え、太陽が雲に隠れることが多くなったので、太陽が出て明るくなるタイミングを待つそうです。
空を見ると飛行機雲が何本もできていました。全部同じ角度です。ダレス空港に向かったのかな？
さて、メインのハイキングは終わりましたが、Bearfence Trailは距離が短いので、主人はもう少しどこかに行きたい様子。時間の余裕もあるので、もう一か所短いトレイルに行ってみる事にしました。そこで見つけたのは"Blackrock Trail"。短いトレイルといいましたが、ここは本当に超短いトレイルで、展望所まで片道たったの0.2マイル（320m）！これがハイキングと言えるのか？というくらい短いです。
もちろんあっという間に展望所に着きました。こんなに簡単に着いたのに、かなりいい景色！
ここでもとにかく先端に行きたがる主人。
こういう写真が撮りたいらしいです。
次はまた別の場所に。40歳を過ぎてもまだまだ幼稚です。
しばらく景色を眺めた後、駐車場に引き返しました。その途中、ガサガサ音がするので見てみるとリスがいました。街中でもしょっちゅう見ますが、何度見ても可愛いです。
車に乗り家に帰ります。車で公園の中を走っている時に、今度は遠くに熊を見つけました。熊を見たのは久しぶりです。もうちょっと近くで見たいなぁ。
そして無事家に到着。今日の晩御飯は、最近お出かけ後の晩御飯のレパートリーに加わった、韓国料理です。ご飯の上に好きな具材をのせて食べる、ビビンバのようなイメージの食べ物です。しかし、緑の葉っぱはホウレンソウではなくてケール、他には紫キャベツ、ポテト、コーン、チーズがのせられるなど相当アメリカナイズされていて、もはや韓国らしいと言える部分はキムチがのせられる事くらいになってしまっています。でも結構おいしいんです。2つの食文化が融合した不思議な料理、さすがは移民の国アメリカ！
