8月5日_プリスクールの遠足 | アメリカ研究留学日記 in メリーランド

アメリカ研究留学日記 in メリーランド

夫の研究留学のため、夫婦と子供一人で渡米しました。
東海岸、ワシントンD.C.近郊のメリーランド州に住んでいます。
英語が苦手な夫、できない妻、知らない子供のアメリカ奮闘記です。

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今日はプリスクールの遠足の日です。

前の日曜日に動物園で頑張り過ぎたせいか、熱を出して今週プリスクールを休んでいましたが、間に合いました!

保護者が同伴してもいいという事なので、私も参加料金を払って行ってみました。

クラスで朝食やお祈り等を済ませた後、憧れのスクールバスに乗りこみました。

 

出発の前に点呼がありました。英語では、名前を呼ばれると"Here!"と返事するようです。

娘がちゃんと返事できるか心配でしたが、"Here!"の一言だし、たまーにクラスの中で"Yes"、"No"くらいは言っているみたいなので、できるだろうと思いましたが・・・。娘は名前を呼ばれても無言。「ほら、"Here."だけでいいのよ。」と励ましても、全く喋りませんでした。

私がいるせいで、気恥ずかしいのか甘えが出たのか。うーん、がっかり。

何はともあれ、スクールバスで出発!

 

遠足の場所は、のどかな牧場です。広い敷地に動物たちがのんびりと過ごしていました。

その様子をこちらものんびり眺め、そろそろ次に行ってみようか、という感じで見て回りました。

日本で、幼稚園の遠足などで動物園に行き、子供達をまとめながら時間通りに移動するために、先生も保護者もてんてこまいな様子を見ることがありますが、こちらはのんびりゆったりです(日本人からすれば、ちょっと暇とも言える)。

 

日曜日の動物園に続き、娘は積極的に動物に触っていました。驚きの進化です。

これは七面鳥。

 

牛の乳搾り体験。

 

ヤギ(?)にエサをあげました。

 

これは豚レースの様子。遠くにある餌場に一目散!

 

この後、干し草を敷き詰めた荷車"Hayride"に乗って歌を歌いながら森を一周した後、またのんびりと動物を眺めながら歩きました。

そしてお昼ご飯。

日本人にとっては驚きの内容ですが、アメリカのお昼ご飯ってこんな感じです。

 

クラッカーにスライスハム、スライスチーズ、ミニキャロットとブルーベリー。確かに、炭水化物、たんぱく質、野菜・果物と必要な栄養素は揃っています。

今日は遠足なのでいつもより余計にシンプルですが、普段の給食も、ハムチーズサンドイッチとブロッコリー、りんご、という感じで簡素なものがほとんどです。

日本の給食って素晴らしい!

 

ご飯を食べた後は、大きなトラクターを改造して作った遊具や、大きなタイヤで遊びました。

 

 

そろそろ帰りの時間です。行きと同じく、スクールバスに乗ってから点呼がありました。

今度はどうかな・・・と思っていましたが、やはり名前が呼ばれても無言のまま。手をあげる事さえしませんでした。

そしてバスの中で、先生が一人一人に(もちろん英語で)「何が楽しかった?」と聞いて回りました。

娘の番になり、私が「日本語でいいから、お母さんに何が一番楽しかったか教えて。」と言っても、ごまかすような笑みを浮かべて何も喋らず。あんなに楽しそうにしてたのに、日本語でも喋らないのか!

バスが出発し、隣に座っているお友達が眠そうにしているのを、娘と二人で起こしながら帰りました。

しばらく経った頃、行きはお友達が窓側だったので帰りは娘が窓側に座っていたのですが、お友達が強引に娘を押し出し窓側に座ってしまいました。これで娘は大泣き。

先生が気付いて別の席に換えてくれましたが、その結果私とは別の席になってしまい、娘は泣きそうな顔をしてこちらを見ていました。

 

なんだか娘のダメなところばかりが目立ってしまった遠足でしたが、私がいたせいで甘えが出たのかなとも思いました。普段はもう少ししっかりしているように思います(推測ですが)。

でも動物とのふれあいの時は、娘はとても楽しそうにしていました。

 

今日のダメさも後で笑い話になるといいね。いろんな意味で思い出に残るいい遠足でした!