ハイウェイのあれこれ | アメリカ研究留学日記 in メリーランド

アメリカ研究留学日記 in メリーランド

夫の研究留学のため、夫婦と子供一人で渡米しました。
東海岸、ワシントンD.C.近郊のメリーランド州に住んでいます。
英語が苦手な夫、できない妻、知らない子供のアメリカ奮闘記です。

アメリカのハイウェイ(インターステートハイウェイ、州間高速道路)は、一部有料の区間もありますが、ほとんどの区間は無料で利用できます。

日本の高速道路のように、お出かけする時に利用する特別な道路という位置づけではなく、日常生活で当たり前に利用する道路です。

このハイウェイ、ほかの人の運転で何度も利用しましたが、日本の高速道路も運転したことがない私には、怖すぎてとても運転できません。

 

まず、みなさん飛ばしすぎ。制限速度を守っている車なんてほとんどありません。制限速度で走っていると、どんどん追い抜かれます。

そして、常時片側4-5車線、場所によっては6車線以上もあるので、右からも左からも車線変更してきます。ウィンカーを出さない車もしょっちゅうで、狭い車間でも強引に入ってくるので気が気じゃありません。

一番右のレーンが遅い車のレーンなので(といっても、みなさん制限速度以上です)、右のレーンを走っていると、出口や車線減少の標識がいきなり出てきます。本線だったはずなのに・・・。日本の高速道路は、車線減少はあまりないでしょうし、出口は本線から分岐する形で作られていますよね。アメリカのハイウェイはとても発達していますが、こういう細部が大雑把な気がします。

右レーンの問題がもう一つ。日常で当たり前に利用する道路なので、とにかく出入りが多く、合流する車に気を使います。中には入口と出口が連続している場所もあり、入ってくる車と出る車が入り乱れてとても危険です。

特に怖いと思ったのが、雨の日。アスファルトにいい素材を使っていないのでしょう、タイヤが巻き上げる水しぶきが霧のようになり、視界が極端に悪くなります。

これはその様子。霧の日じゃありません。ただの雨の日です。

この時は、みなさんさすがにいつもよりスピードを落としていました。

 

そして、これはいいなと思える点。

出入口が多いための対策なのでしょうが、ハイウェイが本道と側道のような形で壁で仕切られていて、出口までまだ遠い人は本道を走り、出口が近づいてきたら側道に移る、ということができます(ハイウェイの全てがこういう仕組みではありませんが)。

写真の左側、オレンジのトラックが走っているのが本道、私達が走っているのが側道です。

入口はまず側道につながっているので、本道を走っていれば入り口からの合流を気にせずにいられます。

 

家からハイウェイの入り口まではまあまあ近く、娘のプリスクールはハイウェイを降りてすぐの場所にあるので、運転に慣れたらハイウェイで通おうかな、など考えていましたが無理です。私は絶対に下の道しか走りません!