スポルティーフのハンドルは、ゆっくりサイクリングのイメージでドロップハンドルの下側が広がっているものを選びました。
大げさに言うとこういうタイプ。
STIレバーを内側に押しやすくて、変速がしやすくなると思ったのです。
でも、これには、2つのデメリットがありました。
1つ目、上ハンの幅が狭くなる。
もう一台のロードバイクと同じ幅のハンドルにしたのですが、その幅は一番広い部分でした。つまり、このタイプだと下側。上側はそれより2cmくらい幅が狭い。
私はブラケット部分を握っているので、ロードバイクに乗ってスポルティーフに乗ると違和感を感じます。
もうひとつは、上ハンの幅が狭くなって、フロントバッグを着けられなくなるのです。
定番のモンベルの丸形フロントバッグです。
ロードバイクだと上ハンを握れるのに、スポルティーフだと握れない。手を握るスペースがない。
コレが一番の理由で、ハンドルの交換をしました。この写真は交換した後のもの。これは上ハンを握れています。
2つ目のデメリットは、わたしの持っているハンドル固有のものかも知れませんが、ドロップの形が好みではありませんでした。
左側が使っていたハンドル(シャロー)。右側がロードバイク(アナトミック)のもので、新しいハンドルです。
2台持っていて、違う形だというのが先ずダメでした。
で、わたしの好みはアナトミックでした。上側がフラットで、ブラケットを点けると上面の部分を水平になります。そこに手を置いても、手が痛くなりません。
手が痛くなるのは体重がかかっているからで、ハンドルに体重がかかるのはいい乗り方ではありません。ですから、乗り方を変えればいいのですが、ブルベで400kmも600kmも走ろうとするなら、それも無理です。
で、ブルベ前にハンドルを交換しようと自転車屋さんに持ち込んだら、STIレバーのプラスチック部分にヒビが入っていました。
スポルティーフは買ってから3年も経っていませんが、それでもこの105のSTIレバーが廃版になっているとのこと。パーツの供給はあるということで、パール交換で修理してもらいました。
ハンドル交換後、100km超えのバイクライドをしたところ、快適でした。
これは、ハンドル交換前。
これは、ハンドル交換後。
ハンドルの形だけだとあんまり分かりませんが、ハンドルからブラケットの上面に繋がるところを見ると、交換前は下がって上に上がる形が、交換後はフラットになっているのが分かると思います。