こんにちは。
昨日は病院デイでした。
まず、婦人科で金曜に取ったCTの結果。
「肺の入り口のリンパ節が少し腫れてるの。肝臓の囊胞は前と変りません。縦隔リンパ節は特にレポートがないわね。まずは脳が先ね。」
昨日脳外科の先生とお話をしてくれたらしく、「髄液の検査は擬陽性だって。今日この後もう一回髄液を取って、病理に出そうか、って話になっています。次の診察は、今は予約がいっぱいで入らないから、こちらから電話をしますね。」と主治医。
とにかく脳の治療が決まらないと、婦人科は動けない。
この日、主治医に治験の相談をしたくて事前に調べた。
九州では久留米大病院で二ボルマブの治験をやっていて、そちらに相談をしたら「脳の治療がある人は受付できない。」と言われ、沈没。
次にしてみたい相談は、大阪のカテーテル治療。
このお話をすると、主治医は初めて聞いた事らしく、「聞く限りではそういうの、効果があるとはとても思えない。言ってるように、今の大事な時間をそういうことに使うのではなくて・・・」と言われる。
私は「先生の言われること、よく分かってます。だから自分でもいろいろ考えたんです。でも、目が見えにくい。ふらつく。運転もできない。この状態で私がしたい事はなかなかできない。話だけでも聞きに行きたいから、お願いですから紹介状を書いてください。」と拝み倒したら、書いてくださることにはなりましたが、頭冷やしてよく考えたら、今は動けないな~。脳が終わってからの話だな~。
先生、ごめんなさい。
次は、緩和。
症状を聞き、画像を見て、「今は脳ですね。体の方はまだちっちゃい。これが悪さをするにはまだ時間があるから。この後脳外科?そこで詳しく話をしてね。」と。他は緩和病棟の入り方とか、出方とか。
私の胸のうちを洗いざらいお話しよう!とか思っていたのに、そんな話もなくさらりと終わりました。
末期のための科、ではなくて(でもあるのですが)治療をスムーズに進めるための科でもありました。
次は脳外科。
ま~た髄液取るのか。嫌だなぁ。と思いながら診察室に入りましたが。
「この前の検査ね、擬陽性だったんですよ。で、今日また髄液を取って検査にだそうか、って婦人科の先生と話してたんだけど、また痛い思いさせるのかわいそうだし、こんなに近い日にちで取ってもそう変らないのでは?と思うんだよね。」
「放射線科の先生は、もう症状が出てるから放射線(全脳照射)を始めてしまっては?と言われるけど、どうしましょうか?」
私の髄液の検査は、5段階の3だそうで・・・
はっきりと陽性なら進んで行くけど、もし陰性だったら・・・の思いが頭に浮かぶ。
決心がつかない。
全脳照射のリスクは、高齢の人には認知症の症状がでやすい。
どこからが高齢で、どこからが症状が出やすいのかよく分からないが、主治医は「すぐには出ないけど、半年くらいから徐々に出たりする・・・」と言う。
家族は「そうなっても生きてて欲しい。」と言うけど、家族に迷惑をかけるのが死ぬほどつらい。
自分が自分でなくなるのがとても怖い。
決めきらない私に、先生が放射線科の予約を入れてくれた。
「放射線の先生と話をして、詳しく聞いてみてね。僕が話すよりもいろいろ聞けると思うから。」
脳外科の治療は、31日に再度MRIを撮り、画像に見えたら放射線にGO。
その時に顔の症状がよくなってなければ、見えなくても多分GOだろうな。
冷たいな、と思っていた婦人科の主治医、昨日は一生懸命説明をしてくれて、ありがたかった。
主人も娘も「あの先生、感じが変ったね。」と言う。
脳外科の主治医は、最初からとても優しい。
その二人に緩和と放射線科の先生が加わり、4人もの先生が私に関わってくれている。
ありがたくない事態だけど、とてもありがたい。
こうなったらもう、頼るしかない。
一つ一つ治療をクリアして、なんとか年を越すんだ!
そうそう、こちらの脳外科の主治医。
放射線後の髄注治療も視野に入れてくれてました。
先生がしてくれるんだって。
「ただこれはね、たまに効く人がいるんだけど、データとしてはあんまり効果がないんですよ。」とは言ってましたが。
効く人がいるのなら、やりますわ、私。多分。
今日も長々とごめんなさい。