『鴛鴦歌合戦』併演の、ネオ・ロマンチック・レビュー『GRAND MIRAGE!』

 

宝塚大劇場で観劇したときの感想のまとめのようなものです。

 

宝塚大劇場千秋楽からかなり時間が経ち、花組東京公演も折り返しを過ぎましたが、その間に、本当にいろいろなことがありました。

 

 

『鴛鴦歌合戦』と同じように、観劇の都度感想は少しずつ書いていたのですが、各場面毎に書いておきたいと思いました。

 

基本、れいちゃん(柚香光さん)を追いかけてオペラで観ているので、れいちゃん中心の感想です照れ

 

 

以下、公演の内容に触れますので、知りたくない方はご注意下さい。また、あくまでもわたしの感じた事ですし、記憶違いなどあるかもしれませんが、ご容赦下さい。

 

 

 

 

『GRAND MIRAGE!』は、岡田敬二先生のロマンチックレビューシリーズ第22作。

 

7月の観劇が終わった時点で一度全体的な感想を書きました。

 

 

 

これも長々とまとまりのない文章ですが、そこにも書いているように、観劇前はちょっぴり不安だったのが、観ているとクセになるというのか、どんどんハマっていったように思います。

 

近年の岡田先生の作品の中では良い作品、とおっしゃっている方が多いように感じるのですが、岡田先生ご自身も手応えを感じられているような。

 

たまたま、息子さん(テレビ演出家の岡田倫太郎さん)が、X(旧Twitter)で書いていらっしゃったのを目にして、ブログも拝見しましたが、岡田先生の作品に対する愛情や情熱を(親子関係の良さも)感じました。

 

岡田先生のように長く活躍されてきた方が、そういう情熱を持ち続けて下さっているというのはとてもうれしいことだと思います。

 

 

 

各場面毎に、印象に残っていることをを書いていきたいと思います。

 

 

第1章 プロローグ GRANDO MIRAGE

 

紫陽花の花をイメージした、いかにもロマンチック・レビューな感じのプロローグ

 

お衣装は、淡いパステルカラーで、ピンク・水色・緑・紫の4色があります。

 

れいちゃん(柚香光さん)とまどかちゃん(星風まどかさん)は白

 

わたしは、最初に観たとき、一色に統一した方が綺麗ではないかと思いましたが、紫陽花ですから、いろいろな色が入っているのでしょうね照れ

 

一人ひとりはすごく綺麗(特に娘役さん)だったと思います。

 

 

第1場 

 

ロマンチックの乙女6人(咲乃深音さん・詩希すみれさん・愛蘭みこさん・湖春ひめ花さん・七彩はづきさん・花海凜さん)による幕開き

 

歌が得意な娘役さんが揃っています。

 

みんな可愛いのですが、特に、大好きなみこちゃん(愛蘭みこさん)に注目。とても綺麗でした。

 

そして、公演途中から、もんちゃん(七彩はづきさん)にも惹かれるように照れ

 

 

第2場 

 

れいちゃんが。“ロマンチックの青年S”として登場キラキラ

 

ロマンチックの乙女(プログラムによれば27名)に囲まれ歌うのですが、美しすぎて、涙が出ました。

 

 

第3場

 

〔A〕れいちゃんが引っ込むのと入れ替わるように、“ロマンチックの乙女S”まどかちゃん登場。お衣装がよく似合って、綺麗でした。

 

“ロマンチックの青年A”(永久輝せあさん・聖乃あすかさん)、“ロマンチックの青年”(紫門ゆりやさん・綺城ひか理さん・帆純まひろさん・一之瀬航季さん・侑輝大弥さん)も登場

 

 

〔B〕れいちゃんとまどかちゃんのデュエットダンス。夢々しいラブラブ

 

 

〔C〕れいちゃんと男役さんたちの場面。“ロマンチックの青年A”はそのまま、“ロマンチックの青年”は人数が増えて、プログラムによれば42名

 

れいちゃんの衣装の裾さばきの美しさに、初日から心を奪われました。本当に夢の国の出来事のようでした。

 

 

第4場

 

全員登場で、銀橋も花道も、美しい人たちでこぼれんばかり

 

研1さんたちもカゲコーラスで参加しているそうです。

 

 

この公演では、いろいろな位置の席から観ることができて、本当に楽しかったです。

 

なかでも、タケノコ席最前列と3列目だったときは、花道に近いこともあって、気分が最高に上がりました。

 

わたしは、プロローグでよく涙ぐんでしまっていたのですが、感動がキャパオーバーとなり、涙が止まらなくなってしまったときもありました。

 

 

 

間奏曲(1)「果てしなきMIRAGE」

 

第5場

 

ひとこちゃん(永久輝せあさん)・ほのかちゃん(聖乃あすかさん)・ホッティー(帆純まひろさん)・はなこちゃん(一之瀬航季さん)という美形4人が銀橋で歌う場面

 

みなさんすてきなのですが、特にほのかちゃんは、作品全体を通じて、ロマンチック・レビューとの親和性を感じました。

 

 

 

第2章 遙かなるMIRAGE

 

“さまよえる湖”伝説を元に作られていて、岡田先生お気に入りの場面のようです。

 

 

第6場

 

砂漠を一人さまようアンリ・フィリップ中尉こと、れいちゃん。

 

軍服の胸元は少しはだけていて、頭に巻いた布(ターバン?)を長く垂らした姿が印象的。

 

上手花道に登場し、銀橋を歌いながら通りますが、歌はいつもよかったように思います。

 

 

第7場

 

れいちゃんは激しい砂嵐に巻き込まれ、倒れてしまいます。

 

れいちゃんを翻弄する砂漠の精に男役さんたちがたくさん出ていて、迫力がありました。

 

 

第8場

 

オアシスの幻影が現れ、美しいミラージュの乙女たちが乙女のトキメキ

 

そして、ミラージュの乙女Sとして、まどかちゃんが登場キラキラ

 

このお衣装が、れいちゃんもお気に入りの、そしてグラフ10月号The Costumeにも登場した、おヘソ出し衣装ドキドキ

 

まどかちゃんの細―いウエスト!細いだけでなくメリハリのあるボディなので、とても似合っていたと思います。

 

れいちゃんとまどかちゃんのデュエットダンスのリフトで、れいちゃんがスカートの裾にも手を添えて回転していたような。綺麗でした。

 

他のミラージュの乙女たちのお衣装もすてき。もちろん演じている娘役さんたちもお綺麗でした。

 

最後はまた砂嵐に見舞われ、れいちゃんは倒れたまませり下がっていくのですが、差し伸べられた腕の指先が最後に残って、美しかったです。

 

 

 

第3章 VIVA カンツォーネ!

 

れいちゃんは出ていないのですが、とても楽しい雰囲気で大好きでした。

 

 

第9場

 

ひとこちゃんが“カンツォーネの青年S”として、紅いお衣装で下手花道付近に登場し、歌いながら銀橋を渡ります。

 

本舞台では、“カンツォーネの青年”たちや“カンツォーネの乙女”たちがカップルで踊り、とても華やか。

 

みなさんクラシックな衣装を身につけていて、すてきでした。

 

 

第10場

 

“カンツォーネの青年A”の、ほのかちゃん・あかさん(綺城ひか理さん)・ホッティー・はなこちゃんがそれぞれ違う色合いのお衣装で登場

 

ひとこちゃんを含め、みなさん美形で魅力的でしたが、中でも、紫のお衣装を着たホッティーの美しさが印象に残りました。

 

次いで、“カンツォーネの青年B”の方々が本舞台で並んで歌うのですが、ここも本当に楽しかったし、卒業されるキョンさん(航琉ひびきさん)としぃ様(和海しょうさん)にソロがあったのもうれしかったです。

 

 

第11場

 

ひとこちゃんが歌い、“カンツォーネの青年A”と“カンツォーネの乙女”(愛蘭みこさん・美羽愛さん・星空美咲さん・七彩はづきさん)がカップルで踊ります。

 

このカップル、第9場とは違うのですが、ほのかちゃんとあわちゃん(美羽愛さん)・あかさんとみさきちゃん(星空美咲さん)・ホッティーとみこちゃん・はなこちゃんともんちゃん、という組み合わせ

 

みなさんすてきでしたが、わたしはホッティーとみこちゃんのカップルに心惹かれました。本当に美しかった~ラブ

 

わたしはみこちゃんも好きなので、見つけるとうれしくなるのですが、第3章のみこちゃんは青いお衣装がよく似合い、登場したときからとても魅力的でした。

 

 

第12場

 

あかさん・ホッティー・はなこちゃん・あわちゃん・みさきちゃんの5人が銀橋で歌い継ぎ

 

本舞台では娘役さんたちが並んでいて、明るく幸せな気持ちになる場面でした。

 

 

 

第4章 シボネー・コンチェルト

 

公演が始まる前は、まさかこれほどシボネーに夢中になるとは、思ってもみませんでした照れ

 

それが、観れば観るほど好きになり、見終わった後は体温が2~3度上昇している気がするほどでした。

 

 

第13場

 

男役さんたち(ラテンの男)がズラっと並んでいるのを観たら、「これからシボネーチュー」とワクワク、ドキドキドキドキ

 

ラテンの男たちが、舞台奥から前面に進んでくるのですが、いつも目に入ってくるのが、だいやくん。

 

もう、ラテンの男にぴったり、色気あふれてる

 

その後、上手と下手から、ひとこちゃんとほのかちゃんが出てきて踊ります。

 

そして、れいちゃんがせり上がってくる・・・

 

目を伏せた美しいお顔が見えてきて、完璧なポーズがだんだん現れてきて・・・

 

ここから、わたしは、昂ぶって、もう、わけがわからなくなってきます。

 

ひたすら、れいちゃんを追いかけて観ていました。

 

 

それでも、時々は目にとまる人がいて、先ほど書いただいやくんもその一人なのですが、

 

ゆりさん(紫門ゆりやさん)がすごくうれしそうで、印象に残っています。

 

そして、まのっち(愛乃一真さん)が濃ゆくて、気迫を感じました。

 

第何場だったのか、記憶が混ざってしまって、申し訳ないです。

 

 

第14場

 

男役さんと娘役さんがサーッと入れ替わり、れいちゃんと娘役さんたちの場面に

 

あわちゃんが、中心で活躍し、りんちゃん(凜乃しづかさん)がかっこよかった

 

 

第15場

 

まどかちゃんが、はなこちゃんの肩に乗っかってご入場キラキラ

 

最初見た時負担が大きすぎないかとちょっと心配したけれど、はなこちゃんよくがんばりました拍手

 

続いて、あわちゃんとうららちゃん(春妃うららさん)が、それぞれ何人かに担がれて入ってきます。

 

ラテンの男(歌手A)として、しぃ様が歌ってくれるのがうれしい

 

シボネーでは、いろんな人がいろんなことをしていて、本当に本当に目が足りないのです。

 

れいちゃんが下手の壁のところに行って佇んでいるとき、手を振ったら振り返してくれたりして・・・ラブ

 

 

3組のデュエットダンス(れいちゃんとまどかちゃん、ひとこちゃんとあわちゃん、ほのかちゃんとみさきちゃん)があるのですが、ほぼ、れいちゃんとまどかちゃんしか観られなかった(ごめんなさいあせる

 

このときのれいまどのフィニッシュポーズが大好き。れいちゃんのポーズの美しさ、まどかちゃんの反りの見事さ、すばらしかったです。

 

 

第16場

 

ほぼ全員の総踊り(ほのかちゃんは次の場面のため抜けていると思います)

 

中心にいるれいちゃんの圧倒的なダンスと輝きから目をそらすことができず、それ以外の方をあまり把握できていないのですが、まどかちゃんが生き生き、ピチピチと踊っているのが見えてうれしかったです。

 

花道で爆踊りされていた方々もいらっしゃいました。

 

とても盛り上がる場面ですし、公演を重ねる毎に熱と迫力を増していったと思います。

 

 

何度観ても、もっともっと観たいという気持ちになりました。

 

れいちゃんと花組のシボネー・コンチェルトを観ることができて本当によかったです。

 

 

 

いろいろ間違っているかもしれません。ごめんなさい照れ

 

長くなったので、いったんここで切ります。