『アルカンシェル』~パリに架かる虹~東京公演

 

5月22日15:30公演を観劇しました。

 

5月12日以来の観劇でした。

 

 

全体とキャスト別の感想を書きたかったので、公演毎の感想としては4月26日分までしか書いていないのですが、その後何回か観劇しています。

 

初めて夜公演というものを見せていただきましたし、久々の1日2公演観劇もありました。

 

わりと前方席もあり、芝居の変化や深まりを感じることができたように思います。

 

 

5月12日の阪急交通社貸切公演は。とても心に残っています。

 

東京では貸切抽選にことごとく落ちて、これが唯一の貸切公演。それほど前ではないのですがSS席で、センター近くだったため、れいちゃん(柚香光さん)をしっかり観ることができました。

 

れいちゃんをオペラで追いかけるのが基本スタイルのわたしですが、これぐらい前方だと、めったにオペラは使わず、たまに使うとしても4倍の小型オペラ

 

それが、この日は、「もう、こんな前の席で、れいちゃんを観ることはないだろうなあ・・・」という思いが湧いてきて、デカくて重い愛用の双眼鏡(念のために持っていた照れ)を覗いてみたのです。

 

すると、目の前に、れいちゃんのどアップがキラキラ

 

美しすぎ、眩しすぎて、目と心臓をヤラレました。

 

ずっと、双眼鏡で観ていたわけではなく、拍手や手拍子も一生懸命しましたし、時々・・・だったと思うのですが照れ

 

中でも、パレードのれいちゃんを双眼鏡で観た時は

 

大羽根の虹色を背景に、視界が全部、柚香光キラキラ

 

伝わりにくいかもしれませんが、とにかく、幸せな光景ラブ

 

れいちゃんは、虹色の羽根を持つ天使のようでした。

 

この回は、れいちゃんの美の衝撃で、公演内容がとんでしまった感じです。

 

一応ホテルへ戻ってメモしたのですが、かろうじて、れいちゃんのご挨拶と、あと少しだけ書いてあるだけで、ボーッとしてしまったようです。

 

 

 

以下、公演の内容に触れますので、知りたくない方はご注意下さい。

 

また、あくまでもわたしの感じたことですし、記憶違い等あるかもしれませんがご容赦ください。

 

 

 

10日ぶりの観劇となった22日の『アルカンシェル』

 

生観劇の機会もあとわずかと思い、ひたすられいちゃんを観ようと思っていました。

 

1階後ろの方でしたが、ほぼセンターで、ありがたかったです。

 

12日ほどの衝撃はなかったですが、その分落ち着いて観ることができました。

 

れいちゃんのお芝居は更に深化していたし、ダンスはもちろんすばらしいの一言

 

そして、歌がとてもよくて、パレードでは「これが噂のロングトーンか」となりました拍手

 

 

れいちゃんだけではなく、舞台全体がとても心に沁みました。

 

花組のみんなも、専科のヒロさん(一樹千尋さん)・まゆぽん(輝月ゆうまさん)も、愛おしいような感じでした。

 

 

特に、印象的だったのは、慰問のシーンです。

 

以前よりドイツ兵の拍手の音(録音)が大きく感じられ、兵士たちの熱狂が伝わってくるようでした。

 

そして、フランス軍捕虜を含めたみんなが、カトリーヌ(星風まどかさん)の歌や、フルフルのシーンを心から喜んでいる様子が、あたたかく、切なく、感じられて・・・

 

この時、歌を聴いている人々の心に国境はなかったのではないか、と思いました。

 

そして、それはエンターテイメントの力によるものではないかと。

 

今まで、マルセル(柚香光さん)とカトリーヌの再会などに心を奪われていて、あまり、そういうことを考えていなかったのですが、この日の観劇では、そんなことも感じました。

 

 

パリ爆破操作所冒頭、フリードリッヒ(永久輝せあさん)・カール(高峰潤さん)・グスタフ(泉まいらさん)・ブルーノ(海叶あさひさん)・クラウス(天城れいんさん)が、台詞で思いを吐露していくところも、とても良かったように思います。

 

 

フリードリッヒは本当に難役だと思いますが、ひとこちゃん(永久輝せあさん)は、だんだんと自分の個性に近づけるような感じで、魅力を増していたようでした。

 

宝塚グラフ5月号の「TALK DX」で、ひとこちゃんが、フリードリッヒのその後は・・・というお話をしていて、「あれが、イヴが見た最後の姿なんだろうなって」というところに、ちょっと驚いたんですが、もし、そうなら、本当に切ないなあと。

 

 

キャスト別感想のところで書き漏らしたのですが、1幕最後のマルセルたちがドイツ軍に連行される場面で、ジョルジュ(綺城ひか理さん)が震えているのを観たことがあって・・・まるで自分のしでかしたことを恐れているようだと思ったことがあります。

 

この時の演技がとてもいいと思ったのですが、わたしは、そんなジョルジュを1回観ただけでした。最近、ワナワナしているジョルジュについてポストしている方がいらっしゃったように思ったのですが、詳しく読むことが出来なかったです。

 

『アルカンシェル』では、舞台上でいろいろな方が印象的なお芝居をしていて、目が足らない思いもしばしばでした。

 

 

『アルカンシェル』東京公演も、あと2日。

 

考えると苦しくなるので、考えないようにしてきたのですが、あと2日

 

どうしよう・・・

 

 

 

最後になりましたが、

 

『アウグストゥス』から、大劇場公演で卒業される方々の、自分なりの思い出を綴ってきました。でも、『アルカンシェル』では書けそうもなくて・・・

 

れいちゃんについては、いろいろ書いてきたので、他の卒業される方々について、少しだけ書かせていただきます。

 

 

まどかちゃん(星風まどかさん)

 

ふじもんさん(舞月なぎささん)

 

ホッティー(帆純まひろさん)

 

みこちゃん(愛蘭みこさん)

 

みさこちゃん(美里玲菜さん)

 

 

一人ひとりに思い出があります。

 

短い言葉で語れないので、いつかあらためて書けたらいいなと思っています。

 

どの方もとても魅力的な舞台を見せてくれました。

 

本当にありがとうございます。

 

皆様のこれからのご活躍とお幸せをお祈りいたします。