HINDE cycle (Dedacciai D7.9)超軽量アルミフレーム | ユーヤのブログ

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(byマッキー風)


ということで、自転車コレクターである私は一般の方が見向きもしない代物に魅力を覚え、集めるのが趣味でございます。

しかし、生活するにもお金がかかり趣味ばかりに投資しても仕方がないので、最近は昔のようには自転車パーツを買い漁ることを抑えておりました…

が、今回は自制心が抑えられず…

(今回も…)

だって…

もうこの機会を逃したらもう二度と手に入れられないのではないか…(いつも思ってますグラサン)


そんな気持ちになりながら相手方と交渉を重ね、やっとの思いで手に入れた一品がこのフレームですおねがい

このフレームはイギリスから直輸入してきたものですが、日本は発送対象外となっていたため、なんとかして輸入できるように試行錯誤をしながら相手を説得しました。

(毎度ながらこういうことに関しては超が付くほど熱心なんですよね〜他の方にも活かせたらいいんでしょうけど笑笑)

で、購入したフレームは紅白で実にめでたいグラデーションです。

ブランド名はHINDE。

日本には輸入されておらず、知る人ぞ知るといった感じです。

ここでHINDEの軽い説明を。

HINDE cycleはイギリス🇬🇧の自転車ブランドで、Dave Hinde氏が創業しました。

このメーカー、なかなか面白く、多種多様な素材でカスタムフレームも作ってくれるそうです。

カーボンだけでなくチタンやアルミ、スチール素材をイタリアの工房にて丁寧に仕上げるそうで。


まぁイタリア人の丁寧は日本人の丁寧と比較してはいけませんが、よく言えば遊び心を楽しめる人ならイタリア製品が合うと思います笑

しかもどの素材も軽量に仕立て上げられ、カーボンに至っては700g代の超軽量フレームもラインアップしており、オタク心を擽りますラブ

組み合わされるチューブはイタリア🇮🇹のコロンバス社やデダチャイ社で、提携を結んでいるらしく、高品質なパイプが手に入るよ〜なんて言ってます。

そんなオタク心引き付けるHINDEですが、なんと言っても私が大好きなフレームマテリアルはアルミニウム❗️

このカーボン全盛期にアルミなんです❗️

他の素材で言えば、チタンは一生モノと言われ、''あがりの一台''として自転車乗り達からは神格化されてますよね。

またスチールはスチールでオーダーフレームの王道であり、奥が深い素材です。

そんでもって、カーボンはビギナーモデルからハイエンドモデルまで現在の主流素材etc...

ときた中で、アルミだけは一瞬スチール時代からの転換期として陽の目を浴びたものの、すぐにカーボンに淘汰されました。。


そんなアルミに魅せられてアルミフレームオタクとなった私ですが、アルミの世界も奥が深い❗️


写真を見て分かるとおり、特徴的なダウンチューブです。

また、フレームを持ってみてビックリ‼️


あまりの軽さに腰を抜かすほどですびっくりびっくりびっくり

塗装のグラデーションも非常に美しく、近くで見るとハンドペイントで一本ずつ丁寧に塗られているのが分かります。

あ、ちなみに。

アルミフレームオタクの中でも垂涎のチューブがコレ‼️

今回このフレームの購入に至った理由がイタリア🇮🇹Dedacciai(デダチャイ)社のD7.9というパイプを使用して作られているから❗️


このパイプは名前のとおり790gのアルミフレーム(未塗装、最小サイズ)が組めるということで世に出たわけですが、このパイプが出た時期はもうカーボンフレームも各社からリリースされていたため、有名なパイプにはなりませんでした…

それ故に他の軽量パイプより短命に終わってしまいました。

またこの当時の超軽量フレームはほぼ使い捨てなので、2,000kmでクラックが入りお釈迦になった人もいるとか。。。ガーン

今の超軽量アルミは力がかかる場所はパイプを太く強く作り、そこまで力のかからないところは薄く軽く作れる技術が出てきたので同じ重量のアルミでも耐久性は格段に上がりましたね。


そういえば、このD7.9の前にはコロンバス社のスターシップやエアプレーン、デダチャイ社のU2などありました。

特にU2はアルミ全盛期にヒルクライムの飛び道具(超軽量フレーム)が組めると話題になり、重量だけなら今のカーボンフレームにも引けを取らないようなフレームが作れました。


もちろん、耐久性はお察しのとおりで…😅

軽さを取るために耐久性は二の次です。

先程ホビーレーサーでも普段使いしていればすぐにお釈迦になる当時の超軽量アルミですが、プロはパワーが桁違いに違うので、レースに何本もフレームを持ち込み、1〜2レースで交換していたらとまで言われているほど一発勝負のために、使い捨て感覚で当時は超軽量フレームが君臨していました。

そんな伝説的なデダチャイ社のU2をさらにアップデートして磨きをかけたのがこのD7.9になります。

U2の間にも色々と超軽量アルミパイプはありましたが、D7.9はそんな超軽量パイプの最終モデルとでも言いましょうか。


話したいことが多すぎて、肝心の重量を言いそびれたしまいそうなので言いますね。

フレーム単体(リアハンガー込み)で、1,108g‼️


ちなみにサイズは580mmのビッグサイズ‼️


また塗装重量が嵩む紅白のグラデーション(白い塗装はかなり重い。。)なので未塗装なら1,000gジャストに近くなるのでは⁉️とか思ってます。

サイズも580mmの特大で、1,108gは優秀ですねびっくり


さて、オタクなアルミ話に戻ります。

D7.9が出た時代もアルミ<<カーボンという風潮の時に出てきたので、それほどこのパイプを使用したモデルを見かけませんね。


私の記憶が正しければ2010〜2011年頃まで、D7.9を使用したフレームがありましたね。

たしか、グエルチョッティのウィスパーというモデル。

これも1,000gアンダーの超軽量アルミで、イタリアンブランド、イタリアンクラフトの美しく繊細なフレームがあったのを覚えています。

当時欲しかったんですが、フレームで40万弱とアルミフレームなのに超軽量故に普段使いは推奨されず、恐ろしく高かったため高嶺の花でした。。

(今となってはCAAD12などの1,000g強の超軽量アルミなのに耐久性抜群で、普段使いOKみたいな最新アルミフレーム もありますが、当時はなかった)

そんな希少な軽量アルミパイプで組まれフレームは今どれほど残っているのでしょうかね。

もちろんレースや普段使いで廃棄されたフレームもありますし、なんせ高級パイプなので基本は受注生産に近い形で作られるのでお店にたくさんストックされておりません。

それ故にこのD7.9で組んだアルミフレームが綺麗に現存しているのが世にどれほどあることやらキョロキョロ

ちなみに、エンドはDedacciaiと一目で分かる物ですね。

リプレイス式なので曲がっても直せる!とお思いでしょうが、このエンドが曲がるような衝撃がフレームに与えられた時にはきっとフレームもお釈迦になっているでしょうからボルトも含めて綺麗に塗られてしまっております笑(リプレイスさせる気ゼロ😅)

パイプは薄すぎて、叩くと缶コーヒーの容器のような音が響きます。

ちなみにこのD7.9を使用したヒルクライムオンリーなフレームは写真の2/3ほどのパイプ厚みでしたガーン

多分、手で押しただけで凹みます。

付属のヘッドパーツも記録しておきます。


ヘッドパーツに関しても軽量ではありますが、まだ軽いのもありますからねニヤリ


フレームと同色塗装されたシートポストはサイズ的に一番の重量物でした。

色が合わさるとカッコいいけど、他のパーツが軽すぎて相性がね…


シートポストはおいおい考えます。


と、いろんな妄想が膨らむ中で良さげなパーツが手に入ったらまた近況報告させていただきます。