
竹宮ナオは、黙ったままカウンターから降りてオレの横に立った
オレが彼女の方に椅子ごと向き直ると
竹宮ナオは、真っ直ぐにオレの目をみたまま
自分の背中へ両手を廻して
着ているワンピースのファスナーをゆっくりと下ろし始めた
オレの目から視線を外さないまま…
ゆっくりと細いウェストまでファスナーを下ろすと…
呆気にとられて彼女の突飛な行動を見ていたオレは、やっとそこで我に返った
「やめろ」
少し声が上擦っていたかもしれない
オレの声を聞いて、竹宮ナオは手を止める
オレは、ひとつため息をついて左右に頭を振る
陳腐な仕草だが、そうでもしなきゃ理性が飛んじまう
胸の前でワンピースを両手で抑えた格好のまま、押し黙っている竹宮ナオに声をかける
「アンタの目的がナニかは知らないが、とりあえずファスナーを上げて座れよ
この店は美味い酒と料理を楽しむ場所だ
ストリップは、メニューに載ってない」
オレがそう言うと
それまでコトの成り行きを黙って見ていたヒトミは笑いながら
「あら、アタシは構わないのに~
ジンちゃんがそんなセリフを言うとはね
一応、店の経営者としてはお礼を言うべきかしら?」
ヒトミは竹宮ナオの方を見て
「ジンちゃんは、ああ見えて意外とシャイだから、今度は二人っきりの時にするコトね
さあ、ジンちゃんに言われた通り、服を直して座りなさいな」
ヒトミの言葉を聞いた彼女は、それまでの思い詰めたような表情に、少しだけホッとしたような微笑を浮かべると
コクリと小さく頷いた
(この章続く)
オレが彼女の方に椅子ごと向き直ると
竹宮ナオは、真っ直ぐにオレの目をみたまま
自分の背中へ両手を廻して
着ているワンピースのファスナーをゆっくりと下ろし始めた
オレの目から視線を外さないまま…
ゆっくりと細いウェストまでファスナーを下ろすと…
呆気にとられて彼女の突飛な行動を見ていたオレは、やっとそこで我に返った
「やめろ」
少し声が上擦っていたかもしれない
オレの声を聞いて、竹宮ナオは手を止める
オレは、ひとつため息をついて左右に頭を振る
陳腐な仕草だが、そうでもしなきゃ理性が飛んじまう
胸の前でワンピースを両手で抑えた格好のまま、押し黙っている竹宮ナオに声をかける
「アンタの目的がナニかは知らないが、とりあえずファスナーを上げて座れよ
この店は美味い酒と料理を楽しむ場所だ
ストリップは、メニューに載ってない」
オレがそう言うと
それまでコトの成り行きを黙って見ていたヒトミは笑いながら
「あら、アタシは構わないのに~
ジンちゃんがそんなセリフを言うとはね
一応、店の経営者としてはお礼を言うべきかしら?」
ヒトミは竹宮ナオの方を見て
「ジンちゃんは、ああ見えて意外とシャイだから、今度は二人っきりの時にするコトね
さあ、ジンちゃんに言われた通り、服を直して座りなさいな」
ヒトミの言葉を聞いた彼女は、それまでの思い詰めたような表情に、少しだけホッとしたような微笑を浮かべると
コクリと小さく頷いた
(この章続く)
