
「 わかった
来月の春の天皇賞
オレの予想をアンタに教える
ミキには例え聞かれたとしても、アンタのコトも天皇賞の予想も話さない
ただし
そのコトへの御礼だとか代償だのはいらない」
「でもそれでは…」
竹宮ナオは、逆に困ったような表情でオレを見つめた
「理由は2つ
ひとつは、オレは確かにギャンブルの不労所得でメシを食ってはいるが
予想屋じゃない
結果に責任を持てないからだ
もうひとつ
先に言っておくが
アンタは美人だしアンタと会うほとんどのオトコはアンタと寝てみたい
と、思うだろう
オレも例外じゃない
だが
オレは今まで、オレを一瞬でも好きになってくれたコ以外とは寝たコトがない 」
「コホッ(笑)」
↑
ヒトミの咳払いと含み笑い
あのヤロー
…正直に言う
二つ目は嘘だ
でもまあ
何故だかカッコつけたい気分だったのさ
オレの言葉を聞いた彼女は数秒間オレの顔を見つめて
…安堵の表情?
いや、緊張感から解き放たれた表情?
そういう様々な感情が入り混じった表情…
発した言葉は
「ありがとうございます…」
「礼を言うのは予想が当たった時にしてくれ」
我ながらカッコつけ過ぎだろ?
過去にも何度となくカッコつけ過ぎて結局
何の進展もなかった女達の顔が脳裏に浮かぶ
…まあ…いっか
オレは実務的なハナシに切り替えた
「ところで
アンタが予想を最終的に聞きたいタイムリミットと予想の形態
つまり、オーディションの予想条件はどうなんだ?」
(この章続く)
来月の春の天皇賞
オレの予想をアンタに教える
ミキには例え聞かれたとしても、アンタのコトも天皇賞の予想も話さない
ただし
そのコトへの御礼だとか代償だのはいらない」
「でもそれでは…」
竹宮ナオは、逆に困ったような表情でオレを見つめた
「理由は2つ
ひとつは、オレは確かにギャンブルの不労所得でメシを食ってはいるが
予想屋じゃない
結果に責任を持てないからだ
もうひとつ
先に言っておくが
アンタは美人だしアンタと会うほとんどのオトコはアンタと寝てみたい
と、思うだろう
オレも例外じゃない
だが
オレは今まで、オレを一瞬でも好きになってくれたコ以外とは寝たコトがない 」
「コホッ(笑)」
↑
ヒトミの咳払いと含み笑い
あのヤロー
…正直に言う
二つ目は嘘だ
でもまあ
何故だかカッコつけたい気分だったのさ
オレの言葉を聞いた彼女は数秒間オレの顔を見つめて
…安堵の表情?
いや、緊張感から解き放たれた表情?
そういう様々な感情が入り混じった表情…
発した言葉は
「ありがとうございます…」
「礼を言うのは予想が当たった時にしてくれ」
我ながらカッコつけ過ぎだろ?
過去にも何度となくカッコつけ過ぎて結局
何の進展もなかった女達の顔が脳裏に浮かぶ
…まあ…いっか
オレは実務的なハナシに切り替えた
「ところで
アンタが予想を最終的に聞きたいタイムリミットと予想の形態
つまり、オーディションの予想条件はどうなんだ?」
(この章続く)
