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艱難期の始まり 第３部A パート ５３
V.二人の証人と144,000人の働き。（ヨハネの黙示録11:1-14） ロバート・Ⅾ・ルギンビル博士著より
続き
黙示録 11章5-6節：
もし彼らに害を加えようとする者があれば、彼らの口から火が出て、
その敵を滅ぼすであろう。
もし彼らに害を加えようとする者があれば、
その者はこのように殺されねばならない。
預言をしている期間、彼ら[二人]は、
天を閉じて雨を降らせないようにする力を持っている。
さらにまた、水を血に変え、何度でも思うままに、
あらゆる災害で地を打つ力を持っている。
(黙示録 11章5-6節)
二人の証人に与えられた、この明らかに奇跡的で明らかな神よりの保護は、
世界がまだ目撃したことのないものです。
モーセとエリヤの以前の地上での働きを考えてもそうです。
彼らは神から奇跡的な保護を受けましたが、
それは他のどの信者も経験したことがないようなものでした。
例えば、モーセの敵は地に飲み込まれ,（民数記16章28-33節）
一瞬にして癩病にさせられました。（民数記12章1-15節）
エリヤの敵は少なくとも一度は天の火で焼き尽くされました。（列王記下1章9-14節）
しかし、ここでは、二人の証人の口からまさに火が出て、
神の仲介なしに（つまり、祈りの結果でもなく、天からでもなく、自分の意志で直接）
敵を滅ぼしているのがわかります。
これは前例のないことです。
聖書のどこにも、不完全な人間が、たとえ信者としていかに偉大であろうとも、
同様の力を与えられていません。
これらの事実から、
1）ここで問題になっている二人の霊性は、
聖書の偉大な信者の多くが生み出すことができたものをはるかに超えており、
このような力を乱用しないためには、計り知れない謙遜さ、抑制、霊的成熟、
神の意志とのほぼ完全な調和を必要とします。
2）この特別な力を必要とさせる、悪魔とその勢力からの目に見える反対、
見えない反対は同様に前例のないものになるでしょう。
この比類なき力と並外れた敵対勢力の組み合わせゆえに、
神がこの特別な働きのために選ばれた二人が、並外れた信仰者である必要があるのです。
モーセとエリヤのような二人の偉大な神の人だけが、
この任務のどちらの側面にも匹敵し得るのです。
（すなわち、モーセの特徴である力の中での謙遜さと、
エリヤの重要な特徴である反対勢力に直面した時の勇気）
ここで注目すべき第二の点は、二人の証人とラッパの裁きとの関係です。
確かに、文脈の中で述べられている「天を閉じる」、「水を血に変える」、「災害」などは、
それ自体、ラッパの裁きに含まれるものではありません。
しかし、明確には書かれていませんが、
二人の証人に与えられたこれらの追加的な力についての言及は、
これから起こる恐ろしい日々を経験する誰もが見逃すことができない関連性を描いています。
つまり、仮にモーセとエリヤがラッパのさばきそのものに
明確な役割を与えられていなかったとしても、
全く同じ時期に非常によく似た裁きをもたらす彼らの力によって、
ほとんど誰もがその関連性を認めざるを得ません。
というのは、神は、旧約聖書の多くの預言者のように、
この世に対する明白な裁きの仲介役を人間に与えるのが通例だからです。
モーセがエジプトに十の災いをもたらしたわけではありませんし、
エリヤが自分の権威でイスラエルに三年半の干ばつをもたらしたわけでもありません。
（ヤコブ5章17-18節参照）
しかし、神はこの二つの出来事を、
それぞれの預言者が神の裁きの「立役者」であることを明らかにするような方法で
手配されました。
パロとアハブ王は確かに彼らをそのように見ていました。
（出エジプト記8章8節, 9章27-28節, 12章31-32節; 列王記上18章17節;
ヤコブ5章17-18節参照)
このような場合、神は裁かれる者の真の姿勢を示し、証明するために、
地上の争点の場を神の裁きのために用いられることがほとんどです。
モーセがエジプトへの十の災いに関与していなければ、
パロは自分の憤りをぶつける地上の対象がなかったことでしょう。
しかし、そのような対象（モーセ）を持つことによって、不信仰の本性が露わになり、
パロの神への反発がモーセへの反発として現れる過程で、パロの意に反して、
神が栄光を受けるのです。（出エジプト10章1-2節）
また、三年半の干ばつがエリヤの手によらなかったら、
妻イゼベルの影響によるアハブの反抗の詳細を知ることはなかったでしょう。
前者では、人が並外れた方法で神に逆らうのを見ます。（出エジプト9章16節）
後者では、人が自分の命令であらゆる手段を用いて、
神の代理人を破壊しようとするのを見ます。（列王記上18章9-14節参照）
どちらの場合も、人間の最も強力で激しい反対にも打ち勝つ神の力が輝いています。
この二つの事例に対する反対は、神と神の二人の証人に対する敵意で、
パロの傲慢さとアハブの冷酷さを兼ね備えた反キリストを予告しているものです。
反キリストは、その企ての愚かさにもかかわらず、
モーセとエリヤを積極的に滅ぼそうとし、最終的には成功するでしょう。
（ただし、神が定めた彼らの天国への帰還の時まで成功しません）
この二人の証人は神の証人であり、主のメッセージを伝え、
神から特別な権限を与えられるので、世界は彼らが神御自身の代理人であることを
疑う余地はありません。
したがって、この代理任務はラッパの裁きの目に見える執行にも及ぶと理解すべきなのです。
したがって、反キリストが彼らに直接対抗することで、
一方では神の意志を拒否する人間の本質が、
他方では神の意志を完全に受け入れることの本質が、
はっきりと浮き彫りにされることになります。
二人の証人を悪の反抗の目に見える焦点にすることによって、
神は、モーセとエリヤのような目に見える地上の標的を提供しなければわかり得ない
悪の根深さ、激しさ、無慈悲さを露わにされるのです。
世界的な影響と反応をもたらすラッパの裁きとの関連に加えて、
二人の証人は、ここでは他の同様の裁き、すなわち、影響はより小さく、
より局地的ではあっても、同等の性質を持つ災いを下すと言われています。
これらの災いは「彼らが望むたびに」下されると言われています。
このギリシヤ語の言い回しは、奇跡的な力を使うという前の条件、
「もしも彼らに害を加えようと（英訳：願う）する者があれば」と非常に似ています。
「願う」あるいは「望む」ことのどちらの場合も、
気まぐれにすることを意味していません。
モーセとエリヤが、自分たちに直接危害を加えようとする者
（つまり、神への奉仕を妨げたり、早々に終わらせようとする者）に対してのみ、
致命的な力を行使するのと同じように、局所的な災いの使用もまた、
明確な目的を果たすものであることは確かでしょう。
具体的には、彼らの口から出る火が本質的に防衛的なものであるように、
ここで言及されている限定的な裁きもまた防衛的なものであり、
具体的には、彼らの仲間である144,000人の働きを守るものであると結論づけるべきです。
この72,000組の特別な証人に関してすでに述べた個人的な保護に加えて、
さまざまな地域、政府、国民が彼らの働きに反対する場面が何度もあるようです。
モーセとエリヤの任務は、他にもありますが、
144,000人の特別なミニストリーの完成を邪魔するすべてのグループに対して、
神の裁きを下すことです。
また、ここで言及されている二つの局所的な災いの例、
すなわち「血」と「干ばつ」からも、重要な象徴的意味を読み取ることができます。
この二つの奇跡的な裁きは、これまで見てきたように、
二人のそれぞれの働きの特徴であり、
また、文字通り肉体の生命に必要な物質である水と、
霊的生命に絶対不可欠な神の言葉の象徴とが結びついています。
（イザヤ55章1節; エレミヤ2章13節, 17章13節; ヨハネ3章5節, 4章10-13節;
エペソ5章26節; 黙示録22章17節; cf.詩篇36篇8-9節; イザヤ8章6-8節;
第一コリント10章4節; テトス3章5節; 第一ペテロ3章21節)
干ばつの裁きは、真理を求めない者から真理を取り上げることを象徴し、
血の裁きは、祝福のための真理が故意に拒否され、
裁きによって呪いの手段に変えられたことを象徴しています。
アハブの態度が、神の「真理の水」に対する国民の拒絶を表し、
その後、文字通りの水の差し止めによって罰せられたように、
またパロの態度が、神の「真理の水」に対する異邦の世界の人達による蔑みを表し、
その後、文字通りの水が飲めない血に変わることによって罰せられたように、
この二人の証人の時代には、世界の人々は神の真理を軽視し拒絶し続けて、
その結果、それを表す水を通して罰せられることになるのです。
（黙示録16章5-6節参照)
--パート54に続く 
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夕べは雨が降って庭も潤っています
でも今朝には陽が差しています
不安定な天候になっていますが
皆さんの地域は大丈夫でしょうか
今日から三連休ということもありますので
お出かけの方は十分お気を付けくださいね
お祈りしています
姉から、手作りお野菜が届きました
甘くて瑞々しくて、とても美味しかったです
ありがとう～
（朝、庭に生ったミョウガも採れたよ）
茄子ときゅうりとミョウガと生姜を刻んで
ちょっと塩もみしたところに麺つゆで和えて
白ごまふりかけると、夏の一品
お好みで、ごま油をかけてもイイね
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ノウゼンカズラ
フラッシュで
夜景モードで
街灯の明かりで
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ロジャーくんは、お日様の光で
今日もありがとう～