からの続きです
艱難期の天の前奏曲 第2部B: パート2
(2)すると、たちまち、わたしは御霊に感じた。
見よ、御座が[第三の]天に設けられており、その御座にいますかたがあった。
(3)その座[の上]にいますかたは、碧玉や赤めのうのように見え、
また、御座のまわりには、緑玉<エメラルド>のように見えるにじが現れていた。
(4)また、御座のまわりには二十四の[他の]座があって、
二十四人の長老が白い衣を身にまとい、
頭に金の冠をかぶって、それらの座についていた。
(5) [神の]御座からは、いなずまと、もろもろの声と、[神の]雷鳴とが、発していた。
また、七つのともし火が、御座の前で燃えていた。
これらは、神の七つの霊である。
(6)御座の前は、水晶に似たガラスの海のようであった。
御座のそば近くそのまわりには、四つの生き物がいたが、
その前にも後にも、一面に目がついていた。
(7)第一の生き物はししのようであり、
第二の生き物は雄牛のようであり、
第三の生き物は人のような顔をしており、
第四の生き物は飛ぶわしのようであった。
(8)この四つの生き物には、それぞれ六つの翼があり、
その翼のまわりも内側も目で満ちていた。
そして、昼も夜も、絶え間なくこう叫びつづけていた、
「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者にして主なる神。
昔いまし、今いまし、やがてきたるべき者」。
(9)これらの生き物が、御座にいまし、かつ、世々限りなく生きておられるかたに、
栄光とほまれとを帰し、また、感謝をささげている時、
(10)二十四人の長老は、御座にいますかたのみまえにひれ伏し、
世々限りなく生きておられるかたを拝み、
彼らの冠を御座のまえに、投げ出して言った、
(11)「われらの主なる神よ、あなたこそは、
栄光とほまれと力とを受けるにふさわしいかた。
あなたは万物を造られました。
御旨によって、万物は存在し、また造られたのであります」。
御霊に感じた:
これは、黙示録1章10節で見たのと全く同じギリシャ語の表現です。
「わたしは御霊の中にいるようになった<口語:わたしは御霊に感じた>」とは、
ヨハネが預言的な「恍惚状態」(文字通りには「自分の外に立つ」)
を表現したもので、
他の聖書の霊感作家にも見られる、神によって引き起こされた預言的状態です
(民数記12章6節;エゼキエル1章1節; 1章3節, 2章1節, 8章3節, 40章2節;
ダニエル10章1-7節; ミカ 1章1節; ゼカリヤ1章8節, 4章1節;
使徒行伝 10章10節, 11章5節, 22章17節; 第二コリント12章1-4節;
第二ペテロ1章20-21節;黙示録4章2節, 17章3節, 21章10節; 以下も参照:
イザヤ6章1節~; エレミヤ1章4-19節; ホセア1章1-2節; アモス8章1節, 9章1節)
さて、ヨハネは「書きなさい」というイエスの声を聞いて以来、
この同じ預言的状態にいます(黙示録1章10-11節)。
この句の繰り返しは、ヨハネの状態の変化や変更を意味するものではありません。
むしろ、この言葉は、「神の幻」の中で、
地上から天上へとヨハネの居場所が急速に変わったこと、
つまり、聖霊によって完全に霊的に実現したことを説明するために与えられています
(エゼキエル8章3節; 40章2節; 第二コリント12章 1-4節を参照のこと)。
天の神殿:
ここでは特に言及されていませんが、
黙示録の他の箇所から(また聖書の他の箇所から)、
ヨハネがここで神の天の神殿に連れて来られたことは明らかです
14章15節, 14章17節, 15章5節, 15章6節, 15章8節 [2回];
16章1節, 16章17節; サムエル記下22章7-10節; イザヤ6章1-4節; その他を参照のこと)。
ここと黙示録を通して、神の神殿の本当の目的を見ることができます。
(地上ではユダヤ人の神殿と幕屋によって象徴的に表現されています:
特にヘブル9章1-28節参照)
その目的とは、
すなわち、神ご自身の住まいとして、いわば神の一時的な「戦闘本部」として機能し、
そこから、人類の歴史の終わりに完全な勝利を収めて新しくされた地上に戻るまで、
地上の出来事を監視し指示し続けることです(黙示録20章,21章,22章)。
今、ヨハネがいる「神殿」は、神の天の「宮殿」とも言える「玉座の間」です。
ここで使われているギリシャ語 (ナウスnaos,ναός)は「神殿」を意味しますが、
その訳語であるヘブル語(七十人訳と新約聖書の両方)は「神殿」と「宮殿」
(ヘサルheychal, היל)の両方を意味します
<訳者註:「神殿」は神を礼拝する場所、「宮殿」は王やその家族が住む場所>。
この天の家が私たちの神の神殿であり宮殿であることは、
御座の描写、御父の威厳ある姿、
そして御父に侍る王宮、天宮の運営から明らかでしょう。
いずれにせよ、この場合の神殿と宮殿の区別は、
「王としての神」や「神の宮殿としての神殿」というモチーフがほとんど当然であった
多くの古代文化において<神殿と宮殿の>区別はできなかったことでしょう。
(ヘブル語では両方の概念を表す単語が一つであることを参照ください)。
さらに、私たちの神は宇宙の支配者であられるので、
永住されようが、一時的であろうが、どんな場所でも事実上、
そこは偉大で全能なる王の住まわれる「宮殿の中の宮殿」となるのです。
(詩篇5篇2節, 9篇7節, 10篇16節, 24篇9-10節, 29篇10節, 47篇7節,
84篇3節, 145篇1節; イザヤ6章5節, 43章15節;
ダニエル4章34-35節; アモス 9章6節; マラキ1章14節;
主はその聖なる宮<英語ではtemple-神殿>[または宮:ヘサル、היל]にいまし、
主のみくらは天にあり、
(詩篇11篇4節前半)
ヨハネはこれらの節で言及されているものを幻の形で見ていますが、
第三の天にある神の玉座の間の御座とすべての物は真の天の現実であり、
当時存在していたように、また現在も確実に存在しているように、
ここでは描写されています。
神が霊であり、目に見える地上であれ、目に見えない第三の天であれ、
物質的な宇宙において、このような局所的な居住を必要とされませんが、
しかしこのこと<上記に述べられたこと>は真実です。
被造物である人間と天使のために、この識別可能な「本部」が設置され、
天使と人間の両方が、主が宇宙を全体的に支配していること
(列王記上22章19-21節; ヨブ記 1章、2章を参照)、
特にここでの目的では、御子という方において、
地上に対する直接的かつ目に見える支配が、再び確立されたことを
目撃できるようにされているのです。
なぜなら、キリストの再臨に先立つ「産みの苦しみ」の時代である
「艱難期」を神が解き放とうとしているのは、
まさに地上に対する直接的で目に見える神の支配を再確立するためだからです。
ヨハネが天に招かれたのは、
まさに神の王国を、御子を通して地上に再確立するための前段階を見るためなのです。
主はわが主に言われる、
「わたしがあなたのもろもろの敵をあなたの足台とするまで、
わたしの右に座せよ」と。
(詩篇110篇1節)
「わたしはわが王を聖なる山シオンに立てた」と。
(詩篇2篇6節)
シオンの娘よ、大いに喜べ、エルサレムの娘よ、呼ばわれ。
見よ、あなたの王はあなたの所に来る。
--パート3に続く
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梅の花が咲き始めて綺麗ですね
淡い薄桃色の梅の花が可愛いです
今日は長女さんと、埼玉の友人とその娘さんたちに会いに行ってきます
ちょっと遅くなった長女さんの誕生日の会です
友人の娘さんたちとは一年ぶりに会えるので、話すこともたくさんあるでしょう
それぞれ結婚されてお子さんもいるので、
毎日子育てに追われてなかなか時間が合わずに会えなかったけど
たまに、こんな時間も必要ですよね
感謝します
昨日は健康診断で血液を2本も採られたので、ほうれん草をモリモリ食べ
早く寝たのでエネルギーチャージ
行ってきます
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(2017年2月ももちゃん)
今日もありがとう~