からの続きです
艱難期の天の前奏曲 第2部B:パート1
ヨハネの黙示録4章1節~7章17節
I.天の前奏曲: 黙示録4章1-11節
II.小羊と巻物:黙示録5章1-14節
III.聖霊の抑制の働き
IV.七つの封印: 黙示録6章1-17節
1. 白い馬: アンチキリストの征服 (1-2節)
2. 赤い馬: 内紛(3-4節)
3. 黒い馬: 経済的制約(5-6節)
4. 青白い馬: 加速する死亡率 (7節、8節前半)
4b. 四騎士のまとめ(8節後半)
5. 虐殺: 大迫害: (9-11節)
6. 地震: 神の裁きと再臨 (12-17節)
V.十四万四千人に印が押される:黙示録7章1-8節
VI.天の群衆: 黙示録7章9-17節
VII.来たるべき艱難の兆し:
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はじめに:
2章と3章で、教会時代全体の出来事を神の視点から完全にパノラマ化した後は、
4章から7章にかけて、ラオデキヤの時代の終わりと
艱難の始まりの入り口の天国の現実を鮮明に垣間見ることができます。
七つの教会の説明で、
神が二千年にわたる教会時代の歴史をどのように見ておられるかを見てきたように、
宇宙の真の中心である全能の神の御座の間で出来事が明らかにされます。
私たちの主イエス・キリストが、
目に見える世界の支配権を得る前の、人類史の最終段階における神の介入が
鮮やかに私たちの視界に入るようになるのです。
そして、この艱難期への祝福された天の前奏曲、
御父と御子が座する世界(kosmos)の真の中心の啓示において、
私たちの目の前に展開する時間、歴史、
そしてすべてを本当に支配するのは誰なのかという、
見えない現実を説得力ある形で私たちに伝えているのです。
なぜなら、4章から7章に書かれている出来事がなければ、
艱難期の始まりも、神の子の輝かしい王国が歴史的な日の光の中に現れる前に
この世界が通らなければならない「産みの苦しみ」の時期もあり得なかったのです。
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I.天国の前奏曲
その後、わたしが見ていると、見よ、開いた門が天にあった。
そして、さきにラッパのような声でわたしに呼びかけるのを聞いた初めの声が、
「ここに上ってきなさい。
そうしたら、これから後に起るべきことを、見せてあげよう」と言った。
その後:
この最初の二つの言葉によって、ヨハネはキリストの幻と七つの教会へのメッセージの後に、
艱難期の神聖な開幕の幻が直接続いていることを告げています。
教会時代の七つの時代に関するキリストのメッセージは、
地上で展開されているので地上で与えられ、
艱難期の入り口での天国の光景の幻(すなわち、4章から7章の内容)は、
天で展開されているので天で示される
<すなわち、ヨハネは、天に「上ってきなさい」と招かれた>ということは、
十二分に興味深い点です。
教会時代の動向は、過去二千年にわたる地上の信者の
集団的な決定によるところが大きいですが、
サタンの地上支配における最後の期間が解き放たれるのは、
神の意志により、神の時刻表に従って天で始められるのです。
ラッパのような声:
黙示録1章10節で行われたように、キリストの声をラッパの音に例えることは
無意味なことではありません
(つまり、キリストの声が「大水のとどろき」に例えられる黙示録1章15節ように、
このたとえ<ラッパのようだとたとえられること>だけではないのです)。
文字通りのラッパが警告のしるしとして使われ、
戦いの準備をするために警報を鳴らすように
(民数記10章9節;ヨシュア6章4-9節; エレミヤ4章19節;
黙示録8章2-13節, 9章1節, 9章13-14節,10章7節, 11章15節 参照)、
この例えは、この後の艱難についての記述の警告に、
心を留める必要があると教えてくれています。
1章では、教会の7つの時代の傾向(内的、外的の別なく、それぞれに特徴的な危険性)を
キリストの声で宣言し、警鐘を鳴らしていました。
しかし、その警告は地上から発せられていました。
なぜなら、教会時代の戦いが現在も行われているのは地上であり、
天の支援を受けて地上で行われているからです
この文脈で、来る艱難期の出来事をヨハネに伝えると約束した声も、
私たちの主イエス・キリストのものですが
(この黙示録自体が主イエスからです:黙示録1章1節)、
これは天から発せられています
(参照:「ここに上がってきなさい!」-黙示録4章1節)。
なぜなら、王国の誕生に先立つ産みの苦しみである艱難の出来事は、
天から解き放たれ(「封印が解かれること」と聖霊の抑制の働きが
取り除かれることについては後述します)、
天から積極的に指示されなければならないからです
(たとえば、二人の証人、悪魔の天からの追放、
七つのラッパの審判、七つの最後の災いなど)、
そして、主の栄光の再臨によって天から最終的な勝利の結末をもたらし、
世界の正当な支配を引き受けるのです
(黙示録19章 11-21節;詩篇110篇1節参照)。
私たちの主イエス・キリストの声が、
再びラッパのようなと描写されているのは、
黙示録1章10節と本質的に同じ意味を持ちます。
つまり、このメッセージは警告であり、
耳を傾けるすべての人に、その先にある激しい試練のために身を備えるようにとの
警鐘を鳴らす意味が強調されているのです。
門:
神の幻の中で、ヨハネは天が開かれるのを見、
(エゼキエル1章1節; マタイ3章16節; 使徒行伝7章56節; 10章11節;
霊的に「第三の天」に導かれ、見えない神の座の間に入ります[1]。
この扉は天上の海(これについては、以下を参照)を通して、
第三の天へ開かれるのです。
今、罪深い人間が天のベールを越えて侵入することができると考えるのは例外的なことで、
そのようなことは、どんな意味でも、どんな時でも、
神と罪深い人間の間のこの障壁を死によって私たちのために打ち壊した
主イエス・キリストの働きと勝利によってのみ可能なことです
(エペソ2章14-18節, 4章7-10節; コロサイ2章13-15節; ヘブル9章24節 )。
イエスは天国への唯一の真の扉です
(マタイ7章13-14節; ルカ13章24-25節; ヨハネ10章7-9節, 14章6節;
.詩篇118篇19-27節)、
彼はその血によって神ご自身の前に私たちのために入り口を開いた方ですから
彼を通して、彼にあって、彼が行ったところに従うことによってのみ
(ヘブル6章19-20節;ヘブル2章10節[ギリシャ語];ヘブル12章2節参照)、
私たちも聖なる場所に入り、
永遠に父、子、御霊と交わりができるのです(ルカ23章43節;黙示録3章21節)。
これらのことの後に:
この句の唯一の先行詞は、直前の2章と3章の内容、
つまりキリストの七つの教会へのメッセージです。
ですから、この言葉はラオデキヤへの最後のメッセージの終了後、
つまりその144年の歴史の終わりに起こる出来事を指しているのでしょう。
ですから、「これらのことの後」とは、
私たちの現在の時点から何年も先ではなく、
ラオデキヤの最後の教会時代の終わりに起こる艱難の出来事に、
注意を向けることになります。
逆に、この単純な表現は、七つの教会を歴史的な時代と解釈することもできます。
なぜなら、七つの封印が解かれた後、
ヨハネが目撃する艱難時代の出来事の前にあるものだからです[2]。
教会時代と艱難時代の間のこの二つの区分は、
この預言の中で、キリストが最初にヨハネに明らかにしたものにも当てはまります。
「現在起こっていること(すなわち、教会時代全体)と、
その後に起ころうとすること(すなわち艱難とそれに続く出来事)」
先に述べたように、ヨハネは地上から教会時代の流れを見る必要がありましたが、
艱難は「天からの」イエス・キリストの啓示の始まりですから
(第二テサロニケ1章7節参照)、
まさに神の御座から始まって終結するこの一連の出来事を見るのにふさわしい場所は、
天であると言えるでしょう。
ですから、この艱難の出来事の預言を受け取るために、
第三の天に上がってくるようにとヨハネに命じているのです。
[1] 「悪魔の反乱」参照: 患難の背景: 第1部「サタンの反逆と堕落」、
II.3節「三つの天」。
[2] また、ラオデキヤに先立つ最後から二番目の教会時代であるヒラデルヒヤは、
時系列的に「大いなる試練の時から守られていて」、
現在のラオデキヤの教会時代が艱難に突入することになることを学んできました。
教会時代全体の概要としての解釈を排除すると、
教会時代全体が何らかの理由で主の将来の出来事の展望から除外されることになります
(しかし、それだと当時でさえ教会のごく一部であった七つの地方教会だけは
例外ということになります)。
--パート2に続く
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七つの教会へのメッセージ黙示録3章が終わり
今日から4章に入りました
黙示録は22章までありますが、興味のある方は
引き続きお読みください
感謝します
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今日は年に一度の健康診断の日
雪の日に重ならなくて良かったです
道路の雪も解けたので、二駅先まで自転車で行ってきます
お腹周りは去年より増えてるかなぁ・・・(笑)
転ばないように行ってきます
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クリスマスローズが雪の中でも耐えているね
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(2017年2月ももちゃん)
今日もありがとう~