(ひとしずく・164(聖書における年表)サタンの反乱 艱難期への序章 第五部)~人類史~ | sarah‐mercy

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からの続きです

 

サタンの反乱 艱難期への序章 第五部 パート164

 

    II.  人間の歴史における神の計画

 

8. 「七日間」解釈の証拠 :

 

f. 聖書における年表

 聖書の年代測定法を説明する前に、

聖書には絶対的な年代測定法がないことに注意することが重要です。

つまり、「紀元前」「紀元後」という表記はありません。

実際、現在の年表のシステムは、紀元525年頃、

スキタイの修道士ディオニシウス・エクシグウス(Dionysius Exiguus)

ローマ教皇ヨハネ1世の命令で発明したに過ぎません。

それまでは古代ローマの計算方法(A.U.C.)が主流でした。

しかし、オリンピアードや摂政年など、

人類が時代を刻むために採用してきた数え切れないほどの方式は、

人類史全体に適用しようとすると、どれも問題や不具合があります。

 

聖書の年代データの収集と解釈、

そして体系化された結果を現代の暦法に適用しようとしたのは、

古代ではエウセビウス(Eusebius)、現代ではウッシャー(Ussher)であり、

この問題に取り組む者は、必然的にこの二人の仕事を土台にすることになる

と言ってよいでしょう【58】。

 

ウッシャーの徹底した研究によると、アダムの創造は紀元前4004年、

アブラハムのカナン入国は紀元前1921年であり、

この日付は、ここで進められている千年王国時代の解釈と非常に近いものです。

さらに、アダムの堕落と彼が創造された間を仮定し

(この仮定は聖書と矛盾するものではありません)

アブラハムの割礼をユダヤ時代の始まりと仮定すると、

キリストからアブラハムまで、またアブラハムからアダムの堕落までの2千年は、

まさに正確に近いと言えるでしょう。

しかし、この解釈を支持するために必要な年代測定の具体的なポイントに入る前に、

聖書の年代測定の基本原則について議論することが重要です:

 

1) 創造主である神は、時間を発明し、創造し、そして支配しておられます

(ヨシュア記10章13-14節参照)。【59】

 今まで起こったこと、これから起こることはすべて、

神によってすでに定められています(詩篇56篇8節, 139篇16節, エレミヤ33章25節, 

 ローマ8章28-30節, エペソ1章11節, 第一ペテロ1章2節 )

 

したがって、神は決して時間に左右されることはなく、

むしろ時間は完全に神に左右されるのです。

したがって、ここで議論されている七千年王国時代の日システムの正確さは、

すべて神の特権によるものです。主は常に、時間を変更、修正、

追加する自由をお持ちです(ギベオンの戦いで日没時間を<およそ一日>

延ばされたように:ヨシュア記10章)。

同じ意味で、人類史の七日間<著者は七千年の歴史のことを指している>のように、

主が確立した時間的区分のシステムを守ることも自由なのです。

 

2) 聖書には多くの年代データが含まれています。

聖書に含まれるすべての情報と同様に、

私たちはこの情報が神によって意図的に含まれたものであり、

重要であると考えなければなりません。

聖書の中の年代データは、理由があってそこにあるはずです。

したがって、この情報が必ずしも現在の年代測定システムと

比較しやすい形で提供されていないからといって、

その重要性や関連性が低下するわけではありません。

 

3) 聖書の年代データを私たちの年代を数える方法に合わせる問題は、

私たちの問題であって、聖書の問題ではありません。

こうした年代を数えることはもともと難しいものですが、

今の数え方は、聖書が書かれたずっと後になって始まったものです。

聖書のデータを現在の暦に合わせることは、

私たちが対処しなければならない解釈の問題であり、

決して聖書の記述の正確さを否定するものではありません。

 

4) そのため、私たちの年代測定方法に日付を合わせることは、

紀元・紀元前のずれ、聖書時代の包括的な数え方、月と年の正確な長さ、

年の開始時間、聖書における複数の計算方法の使用など、

多くのシステム上の問題に直面します

(より重要な複雑さの例を挙げればきりがありません)

 

5) しかし、このようなデータの理解や解釈に関する問題がある一方で、

聖書の年代情報は絶対的に正確であるだけでなく、

極めて正確であることに注目する必要があります

出エジプト12章40-42節参照:出エジプトはイスラエルの到着から

「正確に430年後に」行われました)

 

6) また、私たちは聖書が記録する年代的な事実を知り、

理解することを意図されていることも明らかです

(マタイ16章3節, 24章32-35節; 第一テサロニケ5章1-3節 )

 

7) 私たちは、この原則の要約を、最初に述べた事で終わります。

神は時間の支配者です。

つまり、いつでも、どのようにでも、「時と季節を変える」ことができるのも、

神様の権限です(ダニエル2章21節)

神は、人間の年表のシステムや、その進行に関する人間の期待に従うよう

拘束されることはありません。

神は、聖書の預言的啓示を通して、

ご自分を縛ることを選択されたときだけ、縛られるのです。

 

 

―パート165に続く下差し

 

 

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パート①から読まれたい方は下差し

 

 

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 ついに夜の幻のうちにこの秘密がダニエルに示されたので、

ダニエルは天の神をほめたたえた。

 ダニエルは言った、

「神のみ名は永遠より永遠に至るまでほむべきかな、

知恵と権能とは神のものである。

 神は時と季節とを変じ、王を廃し、王を立て、

 知者に知恵を与え、賢者に知識を授けられる。

 神は深妙、秘密の事をあらわし、

暗黒にあるものを知り、光をご自身のうちに宿す。

(ダニエル2:19-22)

 

感謝します

 

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昨日は地震の安否であちこちからメールをいただき

ありがとうございます

私の住んでいるところは被害なしです

都内に住んでいる四男さんからも電話が来て、マンションがかなり揺れたそうですが

余震もあるとおもいますし、週末はお天気も崩れますので

皆さんもお気をつけください

お祈りしていますハート

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この紫陽花を庭に植えてから、12年・・・・

小さなポットから、私の背丈を越えるほど、こんなに大きくなったね

冬紫陽花(スプリングエンジェル)

 

 

 

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(2018年5月ももちゃん)

今日もありがとう~ラブラブ