(ひとしずく・⑥「サタンとその策略について」)倒れた木、そして雷雨 | sarah‐mercy

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右差しパート⑤からの続き

~友人からのメール~

 

「サタンとその策略について」

                  (2019年 8月8日午後のクラス)リトリート2019・8

 

神との約束を破ってエデンの園を追われたアダムとエバですが、

彼らが失ったものの中で最も大きかったものは、神様との直接の交わりであったと思います。

神から離れたそういう状態にあって、人は何をするでしょうか?

それは悲しいことですが、また罪を犯すのです。

そして、その罪びととしての性質は子孫に引き継がれていくのです。

 

創世記4章では、エバがカインを生み、その後にアベルを生んだことが記されていますが、

その4章において早くも殺人が起ります。

カインが弟アベルを殺してしまうのです。人類初の殺人事件です。

4章を読んでみましょう。

 

 人はその妻エバを知った。

 彼女はみごもり、カインを産んで言った、「わたしは主によって、ひとりの人を得た」。

 彼女はまた、その弟アベルを産んだ。

 アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。

 日がたって、カインは地の産物を持ってきて、主に供え物とした。

 アベルもまた、その群れのういごと肥えたものとを持ってきた。

 主はアベルとその供え物とを顧みられた。

 

 しかしカインとその供え物とは顧みられなかったので、カインは大いに憤って、顔を伏せた。

 そこで主はカインに言われた、

 「なぜあなたは憤るのですか、なぜ顔を伏せるのですか。

 正しい事をしているのでしたら、顔をあげたらよいでしょう。

 もし正しい事をしていないのでしたら、罪が門口に待ち伏せています。

 それはあなたを慕い求めますが、あなたはそれを治めなければなりません」。

 

 カインは弟アベルに言った、「さあ、野原へ行こう」。

 彼らが野にいたとき、カインは弟アベルに立ちかかって、これを殺した。

                                       (創世記4章1~8節)

 

カインがアベルを殺した理由は弟に対する嫉妬です。

そして自分が認められなかったことによる神に対しての憤り、プライドです。

 

ここには記されてはいませんが、後の時代にモーセを通して

イスラエルの民に与えられた律法を見るとわかるように、

おそらく神への供え物は羊(あるいは牛やヤギなど)

アダムとエバに伝えられていたのだと思います。

それはやがて人間に与えられる罪からの解放のあがない、

そのために捧げられる小羊イエス様の血(命)を象徴するものだからです。

神様は人間から食べ物をほしくて、人間に捧げものを命じられていたわけではないのです。

すべて深い意味があります。

 

しかし、カインは自分を誇り、神の言葉を軽んじてそれに従いませんでした。

自分の方法で神に認めてもらおうとしました。

そして、それを神が顧みられなかったことで逆上し、弟を殺してしまったのです。

それは弟に対する嫉妬であり、プライドです。

そしてこれらの思いを抱くようにと、悪魔が使う策略が「欲」に働きかけるということです。

ここでヤコブ1章の14、15節と、ヤコブ4章1節から4節を読んでみましょう。

 

 人が誘惑に陥るのは、それぞれ、欲に引かれ、さそわれるからである。

 欲がはらんで罪を生み、罪が熟して死を生み出す。

                                 (ヤコブ1章の14、15節)

 

 

 あなたがたの中の戦いや争いは、いったい、どこから起るのか。

 それはほかではない。あなたがたの肢体の中で相戦う欲情からではないか。

 あなたがたは、むさぼるが得られない。 そこで人殺しをする。

 熱望するが手に入れることができない。 そこで争い戦う。

 あなたがたは、求めないから得られないのだ。

 求めても与えられないのは、快楽のために使おうとして、悪い求め方をするからだ。

                                                  (ヤコブ4章1~3節)

 

ここに欲が何を生み出すかということが書かれています。

「欲がはらんで罪を生み」とあります。

そして罪は最終的には人殺し、そして死に至るということが書いてあります。

天使として造られたルシファー(サタン)も、そしてアダムとエバも欲に惹かれました。

「神のようになる」という誘惑に陥ったのです。

自分が神のようになるというのは、自分が主導権を握り、神は必要ないということになります。

 

気をつけていなければならないことは、神が私たちに求めていることは、

完璧になることや達成や成功ではありません。

神様は一瞬で何でもできます。

石ころからでもアブラハムの子孫を造ることができるとイエス様も言われました。

神様は私たちが完璧な器であろうと、欠けてボロボロの器であろうと、

素晴らしく用いてくださいます。

敵にこの世の権力や栄光を見せられ誘惑に遭った時、

イエス様は、

『主なるあなたの神を拝し、ただ神にのみ仕えよ』と書いてある」。(ルカ4章8節)

と言われました。

 

これこそが神が一番私たちに求められておられることなのです。

「ただ神を拝し、神にのみ仕える」ことです。

達成や成功に拘っていると、

この一番大切なことを妥協するようになってしまいます。

そして、サタンの欲の誘惑に陥るのです。

これを忘れずにいましょう。

 

 すべて世にあるもの、すなわち、肉の欲、目の欲、持ち物の誇は、

 父から出たものではなく、世から出たものである。

 世と世の欲とは過ぎ去る。

 しかし、神の御旨を行う者は、永遠にながらえる。

                                 (第一ヨハネ2章16、17節)

 

 

右差しパート7に続く

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昨日は午後6時から8時にかけてゲリラ豪雨の予報が出ていたのに

風もなく雨雲も見えなかったので、ウォーキングに行くことにしました

帰り道、家の手前で稲光がひかり始め雨がポツポツ・・・セーフビックリマーク 守られました

寝る頃、11時になって空一面が昼のように明るい閃光が閃き渡り雷雨

空が割れるんじゃないかというばかりに暫く続きました

 

暫く窓から様子を見ていたのですが

モーセが紅海を分けて、イスラエルの民がエジプトの軍隊から逃れるシーンや

嵐の海の船の上で恐れる弟子たちの前にして、ぐっすり寝ているイエス様

そして、イエス様が嵐に命じて風を鎮め、波の上に立ち

それを見たペテロがイエスの元に行こうとして海に足を入れ

途中までは行けたのに波を見た途端に溺れかけ、イエス様にを引き上げられるシーン等・・・

思い浮かべていました

 

 (画像はお借りしました)

主の助け

「波を見ず、わたしを見なさい」

そんな声が聞こえたような気がしました

 

 

 だから、立っていると思う者は、倒れないように気をつけるがよい。
  あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。

 神は真実である。

 あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、

 試錬と同時に、それに耐えられるように、

 のがれる道も備えて下さるのである。

                          (第一コリント10:12,13)

 

 

感謝します

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(台風15号の爪痕)

毎日、ウォーキングしている通り道です

入り口はすでに通行止めになって、テープで封鎖されていたので

中には入ることが出来ませんでした

しかも、この一枚だけ撮って、デジカメの充電が切れてしまいました

他の場所も、何本も根元から倒れている大木や

なぎ倒された竹林がありました

爆風の通り道となった爪痕ですね

 

小学校の前にある大きな木は、幸いにも子供たちの通り道ではなく

反対方向に倒れていたので良かったです

 

次男さんの職場方面は未だ停電のまま、復旧の見込みも立っていない状態です

昨日ようやく電話で話せましたが、状況は厳しいようでした

そんな中でも、いのちを守られていること感謝します

被災に遭った方々、復旧作業に取り組まれている方々のためにも

一日も早く回復することことを

祈ります

 

 

                             最近空が騒々しいにゃ~ネコ

今日もありがとう~ラブラブ

 

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「僕らの里 荒瀬へようこそ」左差し(友人の息子さん、Y君(23歳)のブログです)

 

絵本はこちらで全文読めますよ~下差し

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