今回はBuffalo製 Terastation(テラステーション) HD-QS2.0TSU2/Rの
復旧事例をご紹介します。
リビルドに失敗してデータにアクセス出来なくなった状態から復旧完了しました。
今回ご依頼頂いた Buffalo製 Terastation HD-QS2.0TSU2/R
■構成台数:4台構成 ■RAIDレベル:RAID5

今回ご依頼下さったのは東京都の公的機関様。
お預かりした機器は、4つのDISKでRAIDが構成されている
Terastation HD-QS2.0TSU2/Rです。
作成した書類を保存しようと共有システムに入ろうとしたところ
フォルダ自体にアクセスができなかったのだそうです。
すぐにシステム担当者に連絡して状況を説明。
システム担当者が本体を確認してみたところ、4台中の1台が故障しているという
エラー表示が出ていた為、すぐに復旧にとりかかったとのことです。
元々何かあった時の為に用意しておいた予備のハードディスクに入れ変え、
リビルドを実行。RAID5で運用していた為、リビルドが完了すれば
そのまま業務を続けられるとお考えでした。
しかし、リビルドが完了する前に他のハードディスクも壊れてしまった為、
リビルド自体が不可能になってしまいました。
毎日使うデータが保存されているため、データが使えない期間があると困るということで
すぐに復旧業者を探すことになり、即日復旧と初期診断の速さを見込んで
当社にお電話をくださったとの事でした。

お客様「とにかく急いでいまして。
なるべくなら本日中の復旧をお願いしたいと思っています。
今から持ち込みに行きたいのですが…」
とご相談を頂き、距離もそんなに離れていないという事で
30分後にご来社頂けるよう手配を整えました。
時間ピッタリにご来社されたお客様からは
急いでいるとのお言葉通り、緊張感が伝わってきました。
早速、筐体をお預かりして初期診断を開始します。
TeraStationは当社でもお持込みの非常に多いシリーズ。
経験豊富な技術員が手際よく診断を行います。
15分ほどで診断結果を報告できます、と担当のアドバイザーが
伝えたところ、15分でしたら待ちますとの事でそのまま報告を
お待ちいただくことになりました。
技術員が診断を終え、アドバイザーが結果を確認します。
お持込み頂いた機器に起きていたトラブルは2つ。
ひとつはDISK①のファイルシステムエラー、もう一つはDISK④が筐体と
ハードディスクの接続不良によるエラーでした。
リビルドを失敗し、RAID構成が崩れた機器の
ファイルシステムエラー修復は難易度の高い物ではありますが
当社ではリビルド後のデータ復旧も月に何件も修復を実現しており、
復旧方法が確立されているため、復旧の可能性は高いとの診断結果となりました。
お客様「実際にリビルド中にエラーが起きた案件を復旧されているという
お話を聞き、症状も私達が持ち込んだものと近いと感じたので
確実に復旧して頂けると感じました。
急いでいたのもありましたので、そのままお願いする事にしました。」

今回、リビルドをするきっかけになったと思われるDISK①は
ファイルシステムが破損してしまっていました。そのDISKの代りに新しい
DISKを使用してリビルドが行われたのですが、リビルド時にDISK④に
接触不良が発生してしまった為に、リビルドに失敗してしまっている状態でした。
RAID5からデータを復旧する為には、データが保存されているDISK3台で
RAIDを構成してデータを抽出する必要があります。
今回、ファイルシステムエラーが起きていたDISK①は損傷が大きく、
復旧に使える可能性が低いことが分かった為、
DISK④の状態を確認。
幸いにもDISK④は接触不良のみで、データを読み出せることが分かりました。
ファイルシステムに異常のない②③④の3台でRAIDを仮想的に構築し、
無事データを確認することが出来ました。

データに異常がないかどうかは目視でも確認!
データ領域の使用量が大きく、最先端の機材を使用しても
抽出には時間を要してしまいましたが、なんとか当日中に抽出までを終えることが出来ました。
お客様に納品できる状態になったことをご連絡したところ、
本日のお客様の業務はすでに終了しているのですが、連絡を待っている、との
回答を頂き、すぐに取りに来ていただけることとなりました。
お客様「当日中に直して頂けると信じていました。
明日の朝にはデータを使用できる状態にしておきたかったので
連絡を本当に待ちわびていました。
朝一番で持込みが出来たわけではないので厳しいかと思ってはいたのですが
大変助かりました。戻りましたらまたご連絡します。」
40分後、メールにてデータの確認が出来たとのご報告を頂き、
無事納品完了となりました。
◆リビルドの危険性◆
リビルドを実行するのは決して悪い事ではありません。
しかし、機器の経年劣化が原因でハードディスクが故障してしまっている場合、
リビルドという負担の大きな作業を行う事で、エラーの起きていなかったハードディスクに
エラーが発生してしまい、データが読み込めなくなってしまう危険性が非常に高いです。
なぜなら、RAIDを構成しているHDDは製造年月日が同時期のため、
一台が寿命や故障などで障害が発生した場合、
RAIDを構成する他のHDDも寿命や故障の起きやすい時期を迎えているからです。
運用を始めてから年数が経っている、最近動作に異常が見られる。
その様な場合は、無理に自分でリビルド等作業を行わず、
私達データ復旧業者にご相談頂くのが最もリスクの少ない方法と言えるでしょう。
初期診断・お見積りは無料で行っておりますので
是非お気軽にご相談ください。
■関連記事
・【RAIDサーバー】リビルド中に他のHDDも故障!!
・【RAIDサーバー】リビルドの途中でエラー発生!!
■TeraStationを復旧されたお客様の声■
・【株式会社クレディセゾン】
2度と戻らないと思ったデータを取り戻せた
・【ネッツトヨタ青森株式会社】
地震の影響で停電になり、電源入れてみると【E04のエラー】が表示されていました
・【日東富士製粉株式会社】
突然の停電でエラーメッセージが表示され、ランプが点滅していました。
■BUFFALO製 TeraStation特設サイト(デジタルデータリカバリー公式)■
本日のお客様の業務はすでに終了しているのですが、連絡を待っている、との
回答を頂き、すぐに取りに来ていただけることとなりました。
お客様「当日中に直して頂けると信じていました。
明日の朝にはデータを使用できる状態にしておきたかったので
連絡を本当に待ちわびていました。
朝一番で持込みが出来たわけではないので厳しいかと思ってはいたのですが
大変助かりました。戻りましたらまたご連絡します。」
40分後、メールにてデータの確認が出来たとのご報告を頂き、
無事納品完了となりました。
問合せから納品までワンフロアで行うからこその即日納品!
リビルドを実行するのは決して悪い事ではありません。
しかし、機器の経年劣化が原因でハードディスクが故障してしまっている場合、
リビルドという負担の大きな作業を行う事で、エラーの起きていなかったハードディスクに
エラーが発生してしまい、データが読み込めなくなってしまう危険性が非常に高いです。
なぜなら、RAIDを構成しているHDDは製造年月日が同時期のため、
一台が寿命や故障などで障害が発生した場合、
RAIDを構成する他のHDDも寿命や故障の起きやすい時期を迎えているからです。
故障の傾向について以前取材を受けた記事も参考にして下さいね。
GIGAZINE:「2年前に製造されたRAID機器は要注意」データ復旧業者に聞く2013年のRAID機器障害予測
運用を始めてから年数が経っている、最近動作に異常が見られる。
その様な場合は、無理に自分でリビルド等作業を行わず、
私達データ復旧業者にご相談頂くのが最もリスクの少ない方法と言えるでしょう。
初期診断・お見積りは無料で行っておりますので
是非お気軽にご相談ください。
■関連記事
・【RAIDサーバー】リビルド中に他のHDDも故障!!
・【RAIDサーバー】リビルドの途中でエラー発生!!
■TeraStationを復旧されたお客様の声■
・【株式会社クレディセゾン】
2度と戻らないと思ったデータを取り戻せた
・【ネッツトヨタ青森株式会社】
地震の影響で停電になり、電源入れてみると【E04のエラー】が表示されていました
・【日東富士製粉株式会社】
突然の停電でエラーメッセージが表示され、ランプが点滅していました。
■BUFFALO製 TeraStation特設サイト(デジタルデータリカバリー公式)■