こんにちは
コロナ対策により先週金曜日から博物館も休業ですが、こちらで気分を味わって頂ければ幸いです。
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荃灣の三棟屋博物館が、新しい展示への入替が終わり、昨年11月初旬に数ヶ月ぶりに全館再開。
再開した最初の週末にどう変わったのか見てきました。
オリエンテーションルーム
この博物館の特色は、建物自体のほか、非物質文化遺産の展示。
入ってすぐ左右の部屋では、香港の村に残る伝統的なお祭り、儀式、伝統工芸など、動画でわかりやすく学べます。
ビデオ内容も新しくなっていたように思います。
ビデオの一部
以前展示されていた建物整備の記録については、他の展示室に移動されました。
中廳,祖堂
中廳や祖堂は以前と同じ。
全体の構成
平面図
小さな部屋それぞれに展示がありますが、大きく分けて2つのテーマで構成。
一つは三棟屋の建物の歴史や風習など。
もう一つは『循聲覓道Lost and Sound』
香港のお祭りと伝統工芸の展示。
メインのExhibition Hallに映えスポットも備えた華やかな展示があり、各小部屋には、それぞれのテーマ(日常使い或いはお祭など非日常で使われる道具など)の展示がありました。
Exhibition Hall
一番の映えスポットは、この循聲覓道Lost and Sound展示の中のこちら。
獅子の頭部。
上から下に制作工程。一番下が完成したもの
迫力あります。
こちらは麒麟舞
天后神像の制作工程
この木材が彫られて
完成形
長洲島の饅頭祭りの時の飄色(ピウセッ)パレードに使われる台。
こんな棒が使われているのですね〜
世界の十大奇妙祭りにも選ばれたことあり。
各小部屋の展示
小さな各部屋の展示も以前より更に楽しめる工夫がされております。
『日常・非常』
日常と非日常にテーマが分かれていて、日常は、庶民の生活に密接したもの。
点心製作、蒸籠制作コーナー
お昼前に行ったので空腹感が増してしまった
これは全て点心模型↓
白鉄(亜鉛メッキ鉄板)器具製作コーナー
信箱製作も展示。
寸法をとり
こういった工具で作るらしい。
完成品
香港シャッターも。
ほかに
麻雀牌の制作
伝統カレンダーや傘制作などなど。
無形文化としてなぞなぞもありました。
もう一つの映えスポット
ここにもちょっとした映えスポットあり。
他の非日常展は
廣彩製作技術
八音
八音とは、、
音が入ってます。
広東オペラ人形劇
などなど。
三棟屋博物の建物
拼出彩門について
入り口にあるこれです。
昔の暮らしぶりが分かる展示
ところで、以前は各部屋に除湿機がドンと置いてありましたが、改装後は、除湿機は箱型のものに入れられております(どうでも良い情報ですね)
以前の展示も良かったのですが、新しい展示も個人的に大変楽しめました。
最後までご覧頂きありがとうございました