【中国青島】その3〜美しい大聖堂、それから日本統治時代の建物を見に館陶路へ | 美味ホンコン探検隊

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ホンコン在住20年、V子の香港日記。

こんにちはニコニコ

随分間が空いてしまいましたあせる
中国青島編 その2の続きです。

宜しければお付き合い頂ければ幸いです。


~~中国青島編~~
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黄色い花聖ミカエル大聖堂
ドイツ占領期1934年建造、ドイツ人建築家の設計。


美しい教会ですね!
結婚写真撮影スポットでもあります。



この辺り、ずーっと石畳。
ヨーロッパの雰囲気。
(顔を上げると中国の街)ねー




聖堂すぐそばのカフェで一休み。










壁紙も素敵ラブ








そのあと館陶路を目指し街歩き。

コニーさん?ハッ







 

古い建物を見るとちょっとワクワクしますね。


ところで館陶路には
日本統治時代の建物を見に来ました。

青島は1915-1922年それから1938-1945年に日本の統治下にあり、終戦前には4万人を超える日本人が住んでいたとのこと(現在の香港は27,000人くらい)。

館陶路はその頃に日系の金融・商社等の企業街として開発され、現在もそういった建造物が残っているらしい。



黄色い花旧・横浜正金銀行 青島支店
長野宇平治氏の設計。
今も銀行として使われているのが、何となく嬉しかったりして。
尚、横浜正金は現在の三菱UFJ銀行の前身の一つで、旧日本軍を資金調達面で支え、中国に何箇所か建物が残ってますね。

~~関連の日記~~
チューリップピンク広州街歩き(沙面に横浜旧正金銀行)
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黄色い花旧・三菱洋行 青島支店
現在の三菱商事の前身の一つらしい。
重厚な商社の建物って感じですね〜。


ネットで当時の写真見つけました。
向かって左が三菱洋行、右が横浜正金。

当時このストリートは、葉桜(はざくら)町という名前だったそうです。


ひときわ威容を誇るこちら
黄色い花旧・青島取引所
三井幸治郎氏の設計、1925年建造。
日本人専用の取引所だったとか。



圧倒されそうな、そんな感じの建物。



当時の写真。
奥に見える建物の一つは、日本商工会議所だったそう。


当時、この辺りでは背筋のピンと伸びた日本男子を見かけたのだろうか、なんて勝手な想像をしてしまいます。お願い


こちらは
黄色い花旧・大連汽船 青島支店
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満鉄と関係の深い会社で、当時日本で3番目に大きな海運会社だったそうです。
尚、火事により一部消失した為、修復後にこのデザインに変わったみたいです。



中国工商銀行は
黄色い花旧・朝鮮銀行 青島支店
こちらも三井幸治郎氏設計。
朝鮮半島は当時、日本の統治下でした。




黄色い花旧・HSBC

あ、日本に関係ないけどつい気になりましたねー


尚、こちらは前日に太平路で見かけた旧・坂井禎一氏のお屋敷
やはり三井幸治郎氏の設計だそうです。


青島にはまだまだ昔の日本人ゆかりの建物がありそうです。

次に旅行する機会があればもっと見つけたいです。


〜青島編 最終 に続く


最後までご覧頂きありがとうございましたラブ