【KBC】 NHK杯全国高校放送コンテスト 全国大会進出!! | うさぎと歌と…時々仕事^^♪

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【第61回 NHK杯全国高校放送コンテスト】 加古川東高放送部の成績
○兵庫県地区予選<3地区>
・朗読部門 …佳作1名(3年生)
・アナウンス部門 …佳作1名(2年生)
・ラジオドキュメント部門 「歌で結ばれて」 …入選 (5位) ⇒県決勝進出!

○兵庫県決勝大会
・ラジオドキュメント部門 「歌で結ばれて」 …入選 (6位) ⇒全国大会進出!

『NHK杯全国高校放送コンテスト』は、「放送部にとっての甲子園」ともいえる歴史と伝統のある大会です。各都道府県で予選~準決勝~決勝が実施され、夏に東京のNHKホールで行われる全国大会を目指して、各校の放送部員達が鎬を削ります。

加古川東高放送部からは、アナウンス部門:2名、朗読部門:3名、ラジオドキュメント部門:1作品 がエントリーいたしました。今年に入ってから部員数がじわじわ増えていった放送部。コンテストに向けての取り組みについても、先生からのフォロー&OBのアドバイスで徐々に意識を高めていきました。

春休みに続いてGW連休中も、おなじみのOB同期コンビで指導に行って参りました。ちょうどコンテストの1ヶ月前ということで、アナウンス・朗読に分かれて、各自の進捗に合わせてみっちりと指導を行いました。マイクと音響設備を設置し、実際のコンテスト会場に近い環境を作って、本格的な練習を実施しました!
一人ずつ読みを披露~録音を聴き、皆から良い点悪い点を指摘。自分の声を聴くことで客観的な分析も出来る、非常に効果的な練習です。

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アナウンス/朗読は、それぞれ特色がありますので、練習の仕方も違ってきます。
ここで少し、個人部門(アナウンス・朗読)についてご説明しましょう。

アナウンスは、自作の原稿を準備します。規定の時間内に読み終えられるような分量で、テーマに添った内容(コンテストの規定には、「校内放送で使用する内容」とあります)で作成します。 自分の読みに合わせた内容と時間を考えながらの原稿作りに加えて、文章力や表現力、言葉選びのセンスも求められます。アナウンス技術はもちろん、それ以外に内容のインパクトや印象深さ、審査員ウケといったところも、上位狙いには重要なエッセンスとなります。かといってあまりインパクトを狙いすぎてもいけない し、クドすぎず爽やかな表現に…とか微妙で難しいところもあるんです~T▽T; (全国大会では、自作原稿に課題文が選考に加わります)

朗読は、5作品ほどの指定の中から選んで、規定時間に納まるように読みます。しかしこれが、「ただ本を読む」というものではないんですね。

指定作品は、小説(近代・現代)・エッセイ・古典文学など幅広く設けられていますので、この中から「自分に合った物を選ぶ」ことがとても重要です。声質や雰囲気、読みグセに合った作品を選ぶのがポイント。それが自分の好きな作品であれば幸運ですが、そうなるとも限りません。作品や読む箇所の選定は、コンテストにおいて、いかに自分の良さを十分に発揮して少しでも上位にくいこめるか…の戦略も含まれているのです。
〔参考〕『NHK杯全国放送コンテスト』HP

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こうして部員達はそれぞれに、集中&工夫して練習に励み、大会に挑みました!
個人部門では、アナウンス・朗読 1名ずつ佳作を頂きました。惜しくも入選(準決勝進出)を逃しましたが、それでも快挙といえるでしょう!

また、人数が増えて意欲も増した放送部員たち。個人部門だけでなく、番組制作にもチャレンジしました!
この作品は、合唱部の2年生にフォーカスしたドキュメント番組だそうです。当然ながら、企画~取材~脚本~編集 …全て部員達自身の手による、ゼロからの挑戦です。ひときわ熱心な2年生の部員を中心に、全員一丸となって制作しました。そして…現在のメンバーでの初制作・初コンテスト出品にして、「全国大会進出」という結果。大きな大きな成果をあげてくれました!

こうした練習は、本番での緊張を乗り越えるいい訓練に。また、マイクに声がきちんと通っているか確認も出来ます。
自分の声がしっかり音に乗るよう、読む姿勢やマイクの位置調整も大切です!


今回の結果を聞いた時、喜びと驚きで一杯になりました。昨年秋まで、一人で細々と活動していたはずが…もうこのような結果を残すまでになるなんて。驚きとともに信じられない気持ちでした。イヤ、部員の皆を信じていなかったというワケではないのですが、何というか…。着実に一歩ずつステージを上げていく皆の活躍に…ただただ感激しています。昨年からの歩みを思い返すと、もう…言葉にならない程嬉しいです。

また、部員からはこんな感想も。「悔いは残っていないけど、『佳作』という結果で残念だったし、県のレベルの高さを感じた。もっともっと練習して、次の大会には入賞を狙えるように頑張ります!」…佳作でも満足していない、まだ上を目指したい!悔しさや面白さを実感し、意欲を抱きさらに高い目標を持つ。…賞を獲れるのはもちろん嬉しいことですが、それより何より、こうした精神面の成長を一番嬉しく感じます(*^-^*)

前回の文化部発表会の記事にも書きましたが、努力して頑張ったことって、必ず成長に繋がるんですね。貴重な十代のひととき、頑張った事の一つひとつ全てが、皆の中に経験となって積み重なっていくことでしょう。皆の姿を見て、改めてそう感じました☆"文部両道"で、これからも頑張っていって欲しいですね。部活動を通しての皆の成長を、これからも楽しみに見守っていきたいと思います*´ω`*