ごきげんよう。栗毛馬です。
本日は、DROP STRETCH PLEATSとカレの相性について書きます。
この服は、ベーシックなニットやカットソーのようなものだし、何とでも合うのではないかしら。
今の季節だと、軽やかにカレ70。
いつもの「二つ折りから対角線の角を結ぶ」なんて最適じゃない?
…そう思ってやってみて、驚きました。
なんと、全然合いません!
とってつけたような小さい三角が、なんとも滑稽です。
原因は、肩から上腕の、丸みを帯びたライン。
広々した肩幅がカレ70のコンパクトさを悪い方に強調して、なんて間抜けなバランス。あらやだ、これじゃあちんちくりんもいいところだ。
では、カレ90でカウボーイ巻きにしたらどうだろう。
カレ90はボリュームがあるから、このいやな「ちょこんと感」は解消されるのではないかな…と期待しましたが、やっぱりだめ。
ならばと、三角折りからのひと結びや、バイアス折りからのひと結び…など一般的なものを試しましたが、どれもパワーショルダーの前ではひとたまりもないのでした。
それから、シルクとストレッチプリーツの相性は、あまりよろしくないです。
シルクツイルの畝がストレッチプリーツに干渉し、巻きにくいことおびただしい。
ごわごわして引っかかり、思うように操れない。
摩擦でカレに傷がついてしまうのでは?と心配になるほど。
とりわけおすすめできないのが、二つ折りから輪の部分を結ぶ「蝶々巻き」。
結んでから、結び目をずらしたくてカレを回しても、回りやしない。
接触面積が多いためだと思います。
唯一合うと思えたのは、三角に折って背後から肩に掛ける、「ショール巻き」。
これはエレガントな雰囲気で素敵でした。
↓いろいろなグラン・アパラ