ごきげんよう。栗毛馬です。
先日、エルメスのハンカチを洗った話を書きました。
Hジャガードはアイロンの入りが悪いけど、Hパッサンはきれいに入る。
素敵なサプライズもあるので、Hパッサンの方がおすすめ、と。
このように書きましたが、前言撤回します!
Hジャガードも、とてもきれいにアイロンが入ります。
私は、アイロンがけは嫌いじゃないけれど面倒くさいなとは思います。
だから、より面倒なスチームなんか使いません(準備も片付けも面倒です)。
もちろん、霧も吹きません。
せっかく乾いたのに、わざわざ濡らすことに納得がいかないからです(←変な人)。
しかし、乾いたHジャガードがあまりにシワシワで残念だったので、
「霧でも吹いてみるか…」
という気になりました。
霧吹きの水を入れかえて、ビシュ!ビシュ!ビシュ!
やたらめったら吹きつけて、
「均等に湿らないからやっぱりキライ」
などと思いつつアイロンを当てて仰天。
シュワーーーー!
サァーーーーー!
ピシィーーーー!
なんてきれいになるの!
効果が、ドライアイロンとは雲泥の差です。
細かいHが皺っぽくなるジャガードHが、見て、ピーンとシャーンと!
かけたところとこれからのところ。
この違い!
うわあ、気持ちがいい。
これなら、松浦弥太郎さんの気持ちが理解できます。
愛おしい。ハンカチが。
そうか、君は霧が欲しかったのか。
こうしてほしかったのね。
悪かったねぇ、カラカラにしちゃって…。
霧吹きがこんなに素晴らしいなんて。
今度から、エルメスのハンカチには必ず霧を吹いてアイロンをかけることにします。
Hパッサンにかけるのも楽しみです。