美術館巡り初心者さんにも、慣れている人にもオススメ「甘美なるフランス」ポーラ美術館コレクシ | 西洋美術の楽しみ方_ルーブルの魔女からの伝言

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「甘美なるフランス」ポーラ美術館コレクション 渋谷Bunkamura11.23まで


渋谷Bunkamuraで開催中の

「甘美なるフランス」ポーラ美術館コレクション

を観に行ってきました。

 

 

久しぶりの美術展です。

 

 






>>公式サイト「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」
 

 

世界の美術館で人の混雑を回避させるため、

入場の方法が変わってきていますが、

 

 

この展覧会は、

平日であれば予約なしで入れます。

 

※土日や祝日には事前の予約が必要です




ポーラ美術館は、

箱根(神奈川県)にある美術館です。

 

 

化粧品会社の「POLA」の

創業家2代目鈴木常司が40年に渡って集めた、

1万点に及ぶコレクションです。




コレクションの中心になるのは、

印象主義の少し手前から、印象主義のあと〜

ポスト印象主義、エコール・ド・パリくらいまで。

 

 

 

言い換えれば

19世紀半ばから20世紀前半くらいまでの

作品群です。




画家の名前で言うと、

 

知名度の高いところでは、モネ、ルノワール、

ピカソ、モディリアーニ、シャガールなど。



今回の美術展でも、

モネやルノワールはもちろん、

 

そこまで知られてはいないとしても、

デュフィや、ユトリロ、ローランサンなど、

 

パリ好きな人の心を強く掴む

画家の作品も数点ずつあります。




この時代は、

私たち日本人にとっても(特別に美術好きな方でなくても)、

 

「西洋の絵画」として

馴染みのある作品が密集している部分です。

 








今回は、ポーラの1万点のなかから、

74点が展示されています。

 

 

「74点」というボリュームは、

(長年の内田ユミ調べによると)

 

絵画の展覧会として

ごく一般的な、平均的展示数です。


 

 

ですが今回は、

細かい工芸品も含めた展示数なので、

 

 

絵画の数としては、

若干少なめかな...くらいの印象で、

 

 

疲れない程度に観られる、

ほど良い展示数だと思います。



>このレポは、次の記事につづきます



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