ポーターのローカーボダイエット実践記 -15ページ目

原発問題 所属価値と本人価値

人の評価軸には、「所属価値」と「本人価値」があります。


所属価値とは、会社や役所等の組織に属している人の、その組織における価値。役員や部長が所属価値が高い人と言えます。


所属価値は、組織にいる間は文字通り価値のあるものです。しかし、組織を離れてしまえば、その価値は何の意味も持たなくなります。


本人価値とは、組織とは無関係にその人が持つ価値のこと。役職には無関係に、その人本人が持っているものです。例え平社員でも、派遣社員でも専業主婦でも本人価値が高い人は大勢います。


それは、全人格的なものであったり、真実を見極める能力と将来を見極める眼力であったり、正義の心を持った人達です。


このことは、私が心から尊敬するY氏から教わりました。


これまで地位や金銭を得たいがために原発を推し進めてきた人達。「原発は絶対に安全だ」とか「プルトニウムは飲んでも毒ではない」とのたもうた本人価値がほとんど無い人達は、原子力村と言う組織が崩壊する中で、所属価値を失いつつあります。


金と権力に群がり、権力に土下座して得た所属価値は、皆がうらやむ東大の教授職であったり、電力会社の役員や管理職である時は輝いていましたが、そうした組織が崩壊しつつある今では、本当にむなしいものです。


京大の小出氏は、60歳を超えても助教ですので、京大あるいは原子力村での所属価値はほとんど無い方です。


しかし、彼の本人価値は皆の尊敬をどれだけ受けても足りない位、高いということが多くの人に知られることになりました。


どうして東電や政府は、小出氏の様に高い本人価値を持った人に、素直にアドバイスを求めようとしないのでしょうか。


政府高官や東電の幹部は、未だに消滅しつつある政権・組織にすがりつきながら、所属価値でしか人を評価しようとしないのでしょうか。


絶望的

打つ手は?

http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/18/tanemaki-may17/

原発問題についてのコンサルタントの意見

昨日は、著作も出していて結構名前が知られているコンサルタントさん3名とミーティングをし、その後会食をしました。


長い仕事の話の後は、必然的に原発問題の話になりました。


意外だったのは、3名の内、放射能汚染の深刻化を危惧していたのは1名のみ。


あとの2名の方は、経済・雇用・国際競争力への影響については大変な心配をされていましたが、放射能についての心配はそれほどされていませんでした。


京大の小出氏の存在もご存じありませんでした。


当社側参加者4人の内2人が遺伝子についてとても詳しい研究者だったので、その話を聞くうちにコンサルタントさんも心配になってきたようですが、「もう年も年だからそうなったらそうなった時のこと」とのコメント。


因みに研究者の放射能についての意見は、「細胞はどんな微量な放射線によっても傷がつくことは事実。人間には修復機能があるので助かっているだけの話。避けられるなら避けるべきものである」とのこと。


更に、γ線よりもα線の方が人体に与える影響が強く、特に若い人にとっては被ばく量が増加すれば増加するほど危険だとのことでした。


2名のコンサルタントさんは、放射能の問題よりも、復興の為に増税となって日本の消費が大きく落ち込み、失業が増大するだろうこと。企業もそんな日本にいても成長戦略が描けないことから海外脱出が進み、日本経済はガタガタになってしまうことを案じていました。


そもそも、日本の平均年齢は40歳を超えており、一方成長著しい開発途上国は20歳台と若く、労働力の確保や消費面でも大いに期待ができることから、欧米企業はどんどん日本を離れ、その拠点をシンガポール、マレーシア、ベトナム、カンボジア等に移しているそうです。


但し、それらの国の平均年齢が若い理由は、過去の度重なる内戦によって大人の多くが死んでしまったことであることも付け加えておかねばならないとのこと。


だとすると放射能汚染によって若い世代が健康を害し、放射能の影響をあまり受けない老人が死なずに増えていくだろう日本では、そうした開発途上国が歩んでいる繁栄の道はなく、むしろ今回の原発事故により後退の一途をたどることになるということです。


若い世代にとって、今の日本に住み続けることは、放射能汚染にさらされる危険性のみならず、明るい将来の夢が描けないというリスクもあるということも思い知らされました。