手の甲や指を伸ばす筋肉の衰えに注意

爽やかな青空が広がり、暑いくらいの日になりました。最高気温は25.3℃で夏日となったようです。

夜になってもいつもほど気温が下がりません。

今日は祝日なので、昼過ぎにプールに行きました。

日曜日に気付いたように、肋骨の開きに注意しながら・・・

特に背泳ぎの右のキャッチで水に乗れなかったのが、左ほどではまだないのですがだいぶいい感じになってきました。

そうなると次に気になったのが最後のプッシュです。

すぐに手の甲が疲れてしまい、水を勢いよく押して身体を前に滑らせる・・・という気持ち良さがなかなか長続きしません。

最初は身体の位置が悪いのかななどと思ったのですが、やはり手の甲の力が極端に弱くなってきたのが一番の理由のようです。

プッシュオフの時だからと言って手首周りのスナップ力ではなく、甲で押す力です。

それがボールを投げる時とは違うわけですね。

そう言えば最近手の甲の肉が落ちたなあ・・・と感じていました。

筋が目立って、それが山の尾根のようになり、間が落ち込んで血管が青く透けて見える状態・・・

水泳では指を伸ばしたまま押す力も必要なので、ダンベルカールのように何かを握って行うトレーニングでは水泳に活かせないわけです。

ですから、パドルを使って背泳ぎのプッシュオフだけのドリルを続けてトレーニングをしてみました。

力の強そうな男性でも、中年以降になると水泳のプッシュオフで指が伸び切っていないのがよく見られます。（元選手でも）

ですから、よく話すようになった元選手の男性には、黄色のストロークメーカーを貸して指のトレーニング及び体幹の筋肉のトレーニングの必要性を告げてみるわけです。

すると、ほとんどの人が次の時には大き目のストロークメーカーを使って泳いでいます。

いつでもパドルやフィンが使えるプールであるから、より効率良いトレーニングができて助かっています。

今日久しぶりにプールで会った男性も、私同様プールが時短営業になってから週に一回くらいしか泳げなくなったそうですが、私が勧めてからしっかりパドルでトレーニングするようになり、今日もそうして泳いでいて、左右の肩甲骨が大きく動くダイナミックな泳ぎになっていました。

指を伸ばし続けるには主に手の甲側の筋肉が働いているわけですが、日常あまり使わないのでチェックやトレーニングが必要です。

クロールなどの下向きの泳ぎのプッシュオフのためのトレーニングは脇を締めたプッシュオフを続けることでいくらか鍛えられますが、背泳ぎの向きでのプッシュオフの方向のトレーニングは陸上では思いつかないので、やはり週一回でも大き目のストロークメーカーを使ってしっかり「手の甲」で押すというドリルを多目にやらなくては・・・と思った次第です。

手の甲は今の段階では筋が目立つことはなく、少し若返った（？）ように見えます。