筋膜の癒着の解消！！

お年寄りに限らず、運動を殆どしない人（子供も含む）の動きの特徴は、腕は腕全体で固まったまま、脚は脚全体で固まったまま、胴体は捻りや傾きもなく固まったまま動くと言っても良いと思います。

神経的にも、刺激の伝動という意識がないわけですが、それは筋膜の癒着により、筋肉がまとまってしか動かなくなっている状態が多いようです。

（私も一部、そうなったことがありますから）

関節が固まったままなので、昭和のロボットのようになってしまいます。

そして、本来の効率良い動きはたくさんの関節が単に曲がったり伸びたりするだけでなく、螺旋の動きで力を生み出しているわけです。

ところが筋肉同士がくっついていると、当然螺旋の動きはできなくなります。

そして筋肉同士がくっついていれば、自ずと全体に力が入ってしまうわけです。

ですから、力を抜いて、というと全身の力が抜けてしまい、お腹を締めてというように一部分を指定しても全体が力んでしまうわけです。

今日は、40代の比較的に泳ぎ慣れた方たちのレッスンでしたが、プールの都合で3週間で、その間殆ど運動をしなかったという方が殆どなので、足首から先を脱力して振ることを1分間やるのも大変でした。

水泳には足首のスナップが必要ですが、それが働きにくくなるだけでなく、脚全体に力を入れて動かそうとするので、ちょっとキックをやっただけで疲れてしまうだけでなく、ほんの30回水中ジャンプをしてもらっただけで皆さん疲れたと言っていました。

私も実際一部がそのようになったことがあるので、よくわかります。

疲れるはずのない動き・・・むしろ通常は緊張をほぐすために行う動作を続けているのに、耐えきれないほどの痛みを生じ、さらに呼吸まで苦しくなってしまう・・・

癒着の連続が手足の筋肉から呼吸筋にまでつながっているので驚きました。

スポーツは日常の動き以上に筋肉がバラバラに、さらに効率よく連動する必要があります。

十分伸ばしておいて縮める時に力を発するために、癒着は禁物です。

全部が一緒に動いてしまわないようにするためには、動きの元を動かないようにしなければいけません。

ストリームラインベルトを両腿の付け根にきつめに着けると、動きの元となる腰の中心が安定し、さらに椎間が程よく伸びて滑らかな動きを生む準備ができます。

その状態で、遠心力などを利用しながら効率よい動きを目指して動きを繰り返していくと、「徐々に」という形でなく、「突然」力みが取れて動きが滑らかになる・・・ということが一定の期間ごとに起こってきます。

部分部分で癒着が解消していくからです。

癒着の度合いによって何日という単位なのか何ヶ月という単位なのかは言えませんが、どんなに癒着の期間が長いお年寄りでも、必ず改善が見られるのがストリームラインベルトの良さです。

ぜひリラックスした大きな動きができないという方は、ストリームラインベルトのご使用をお勧めいたします。

また、動きを指導している方がたには、生徒さんの動きを画期的に変えて上げるために、ぜひストリームラインベルトをご利用ください！

私自身、ストリームラインベルトがない時は、どうして一生懸命お伝えしてもうまく動けないんだろう？？・・・と悩む時もありましたが、ストリームラインベルトをレッスンに使うようになってから、生徒さんも神経伝達が良くなり、また筋肉刺激をバラバラにし易くなりました。

何より、それまではうまく動けていない事自体が自覚できない方が殆どだったのですが、ストリームラインベルトを使用すると、少ししか改善が見られない場合も、ご本人がどこの筋肉の動きが悪いか自覚できるようになったので、自主練の時にそこを重点的に動かして頂くと、レッスンごとに元に戻っているという事も少なくなりました。

すぐに上達させてくれる指導者としての評価も頂けますよ！

上半身の場合は、腿に装着せずにチューブトレーニングのようにして肩甲骨を動かすようにしたりすると、筋肉に酷似した性質なので、すぐに効率よい動きがし易くなります。

私がチューブとかセラバンドとか伸縮性のないタオルなどを使ってみた結果では、ストリームラインベルトより伸びが大きくても小さくても、効果は薄いようでした。

私がご指導している方がた（小学校低学年から80代の方まで）でも、ストリームラインベルトの強さが大きな変化を生むのにちょうど良いようでした。

日常腿の周りに装着しているだけでも、上半身の動きが滑らかになるだけでなく、もちろん姿勢がよくなるのも事実です。