昨日というか今日の深夜、何気なくテレビのチャンネルを切り替えていたら、ビューティフル・スイミングとやらで女性のスポーツドクターと、元オリンピック競泳選手が出ていました。
そこで出てきた、良く見る、水泳は他のスポーツよりエネルギー消費が高いという理論???
中学校の保健体育で習った時は、生化学や運動生理学はほとんどわからなかったので、ただテストのためそのまま暗記していました。
それから40年以上たち、いまだにその理論が運動生理学の世界でまかり通っているのは、その世界の専門家と称するひとたちの努力不足としか思えません。
自分で泳ぐようになり、さらにいろいろなスポーツもするようになって、水泳が他の陸上スポーツより格段にエネルギー消費が高いというのは、よほど水泳だけ苦手な人たちで計測したのだろうと思いました。
競技スポーツのレベルになると、各種目の強度を簡単には比べられないし、同じ選手が同じ種目を同じ結果を出しても、消費エネルギーは全然違います。
エネルギー消費の計算を呼吸で測定している限り、性格なデータは出ないでしょう。
精神的なストレスは、大変なエネルギー消費をもたらしますが、その測定は現段階では不可能ですし、ここでの話題は「健康運動」。
そうなると、単純に、物理学のエネルギー計算、つまり、「質量」と「速さ」の2乗に1/2 をかけたものが大きく関わると考えた方が良いでしょう。
水中の体重は1/10になると言われるので、水面上で動いている時は1/5~1/6くらいと考えて良いでしょうか?
速さもゆっくり長く泳ぐとなると、歩く速度以下になる場合もしばしば・・・
その番組では、ゆっくり泳ぐことはゆっくり歩くことの3倍以上のエネルギーを消費すると医者もいながら断言していましたが、とんでもないことで、あるくには重力に抗して姿勢を維持する必要もありますから、逆に歩く方が3倍以上ではないかと思います。
実際、私が健康スイミングだけになった50歳から54歳の間は、距離は泳いでいたものの、鍛えられることはなく、エネルギー消費のせいではなく、筋肉が急激に落ちたために痩せました・・・というか枯れて細くなりました。
だからシワは増えるし、何より、関節周りの筋肉も落ちたため、あちこちに痛みが出て、肩などは、PCを打つとか本を読むとかで机の上に腕を乗せていることが3分も持たなくなり、その後は激痛に見舞われるようになったので、整骨院に行ったら、
「自分の腕を支える筋力がなくなってズレたための痛みです。
一応関節は元に戻しますが、すぐにズレルでしょうから、すぐに肩周りの筋トレをしてください」
と言われたほどです。
きれいに痩せたわけではなく、枯れた状態でした。
水の抵抗が云々という話がありますが、泳ぎに慣れてくれば、抵抗を回避し、体重移動を利用して、極めて力を使わずに進むことができ、歩くどころか、ずっと座り続けるより楽です。
水中運動もしかり、水中ウォーキングなんて、姿勢維持筋も殆ど使いませんから、運動と呼べるものかどうか疑問なくらいです。
抵抗に抗して進むから・・・との反論も出るでしょうけれど、水の抵抗に抗していると言えるほどの速度であれば、それも言えますが、よろよろと、前に倒した身体の重心移動を利用しているのでは、寝ているよりはまし、という程度です。
お年寄りの健康維持ならいざ知らず、美しく引き締めるための運動とはとても呼べません。
以前私が健康スイミングをしていたフィットネスクラブで仲良くなったお年寄りたちは、毎日水中運動のクラスで身体を動かし、ご自身でも1000mくらいは必ず泳いでいらっしゃる方が多かったのですが、体力はどんどん衰え、その施設に来ることができなくなって、どんどんいらっしゃらなくなっていくというのが現実です。
唯一、健康スイミングは呼吸筋を鍛えるという健康上のメリットがありますが、昨日のその番組では、その元オリンピック選手が、生徒役の女性芸人の方が大きな呼吸をしていると、大きな呼吸をすると疲れるから良くないと小さな呼吸を勧めていて、?????でした。
疲れることが良くないという痩せるための運動はあるのでしょうか?
筋肉がエネルギーを消費する時に脂肪燃焼が促進されるわけで、そこには大量の酸素が必要だということも多くの方がご存じの通り・・・
その元オリンピック選手は無理な食事制限で痩せたようで、さらに今の身体を締めつける競泳水着を着ているので妙な細さいになっていましたが、長年泳いできた身として、水泳で痩せるには現役選手なみのトレーニングをしないとまず無理だと言えるでしょう。
先日のランの練習会でも、そんな話題が出ました。
会社の都合でランの練習会の担当コーチは選手コースのコーチ。
会社のランの指導者研修で、実際に走るされるから大変だと言っていました。
ちょうどそのスポーツクラブでは、栄養指導で痩せるというキャンペーンで別のコーチがビフォーアフターの写真を掲示しているので、そのコーチに、ランの同好会に入って痩せましょうとキャンペーンを打ち出して、コーチ自身のビフォー・アフターを出したら?と言ったら、ちょっとその気になりました。
痩せると言われて水泳や水中運動を始めた方は皆、口を揃えて、水泳じゃ痩せない!と言います。
周りの同好会メンバーも、確かに、水泳のマスターズ大会に出るような人でも太っている人はたくさんいるけれど、マラソンを趣味にする人で太っている人はいないものね!と口を揃えていっていました。
私がランを始めたのも、膝関節の強化はもちろん、マスターズ陸上の選手の方たちが、とても力強く美しいのがわかったから。
姿勢維持筋などを鍛えておかないと、すぐに辛さを感じて続かないので、ぜひ陸上競技でなくとも、自分の体重をまともに支える陸上運動で若く美しくなる努力をすることをお勧めします。
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