ブラジャーのうっとうしさ

情報番組で、夏は汗もになったり、締め付けがうっとうしいので、ブラトップを着用しているという女性が多いけれど、それで胸は守られるのか？と検証していました。

そこで言われていたのが、クーパー靭帯。

それで胸を吊っているわけだけれど、ブラジャーをしないと切れやすいと言います。

でも、クーパー靭帯がどれくらいの衝撃で切れるかはしっかりと検証されていないようです。

それより、大胸筋上部を鍛えることを考えた方が良いと思います。

先日もお伝えしたように、本来呼吸は胸式ですから、胸郭を大きく動かす必要があります。

それをアンダーバストで強く締めたら、正しい呼吸が阻害されてしまいます。

見た目ばかりにこだわって締め付けるのは、中世のヨーロッパのクジラの骨のコルセットを連想してしまいます。

胸が垂れてしまうのは、クーパー靭帯より大胸筋の衰え・・・

だから、20代前半でもブラジャーをとるとかなり垂れてしまっている人も少なくありません。

（温泉などで見かけます）

背中を丸くしてスマホを操作していたりするからでしょうか？

先ほどの番組では、ブラジャーによる締めつけの強さを測っていましたが、特に肩はそうとうなものでした。

ちょっとした見かけのために、呼吸を浅くして、肩こりを誘発する・・・何を優先するかですね？

時速９ｋｍで走ると、縦揺れはブラジャーとブラトップは変わりないけれど、横揺れに少し差があるというのですが、日常の服装でその速さで走り続けることはめったにないでしょう。

ジョギングする時は通常の締めつけブラジャーで走る人はいないと思います。

テレビで行う検証は、このように非日常的な想定でやり、それを日常に当てはめるから注意しなければいけないでしょう。

さらに提案したいのは、腕を挙げる運動です。

ただ挙げるのではなく、肩甲骨・鎖骨も上げると、胸も気持ち良く上がります。

さらに大胸筋上部を締めると筋肉が鍛えられ、腕を下ろしても「寄せて挙げる」状態がキープできます。

胸の前で合掌し、両掌を左右から強く押しつけるというバストアップ体操を推奨されることが多いのですが、まず、大胸筋上部を意識できない人は、上腕の運動になってしまうことが多いものです。

そして、この運動は男性のトレーニングから由来したものですので、胸を横に広くするためのものでもあるので、「寄せる」効果はあまり期待できません。

腕を挙げて、鎖骨の下の大胸筋を強く締めると、「寄せて挙げる」効果が期待できます。

（私には効果がすぐに出ました）

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ただ腕を挙げて肩を寄せようとしてもうまくいきません。

ストリームラインベルトの強さを利用して、上部で手のひらでストリームラインベルトを広げることが重要です。（てこの原理）

また、常に胸を上向きにして背すじを伸ばした良い姿勢を保つことも美しさと健康には大切です。
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