今日は人の優しさにたくさん触れた一日でした。


先週に引き続き、4月出版予定のコラムの取材で、日帰りで長崎に行ってきました。


始発の便で行くので、電車では乗継が悪く、車で羽田に行きました。


検索を細かくできないナビだし、案内も遠回りをよく指示するナビなので、大体の場所を入れて向かったのですが、目的の第2駐車場にはなかなか行きつけず、グルグル回ってもう時間がない!と焦り、お客さんを降ろしたばかりのタクシーの運転手さんに道を尋ねました。


すると、あそこを右に曲がって・・・と言いながら、私では迷ってしまうだろうと思ったのでしょう、焦りが顔に出ていたのかも知れません・・・「ついて来るか?」って言って先導して第2駐車場まで導いてくれました。


良かった!間に合った!


こんなに手間をかけた優しさを発揮してくれるなんて!!・・・と朝からあったかい気持ちになれました。


長崎への便は神戸経由で乗り継いだのですが、長崎で飛行機を降りる時、機内放送で名前を呼ばれ、到着ロビーで係員に問い合わせるように言われ、凄く驚きました。

誰かが危篤?!

でも、それだったら携帯にかかっているだろうし・・・


聞いてみたら、乗継の前の便に手帳を忘れていると・・・

ああそういえば、書き込んだままバッグにしまい忘れたような気もする・・・


そんなことでわざわざ呼び出してくれるんだ・・・


少し待つように言われ、連絡がつき、帰りの神戸で受け取るように言われました。

そして、大変お待たせしてすみません、と何度も謝って頂き、こちらが勝手に忘れ物をして手間をかけているのに、とかえって恐縮してしまいました。


また手間をかけた優しさに触れられて、とても幸せな気持ちになりました。


理事長が一度引退した後、北京に向けて復活した時に練習のサポートをしてくれた西日本スポーツアカデミーの社長にお話しを聞きに行きました。

とても歓待してくださり、たくさんのお話を聞かせて頂けました。


日本では社会人がオリンピックに挑戦できる経済的な環境がほとんど整っていません。そういう中で理事長がアテネオリンピック後引退してコーチをやっていた会社の社長がもう一度挑戦してみないかと持ちかけたのだそうです。


そういった手前、あらゆる経済的なバックアップをしたそうです。


詳しくは4月発売の本に委ねますが、そこまで援助をさせる魅力が理事長にはあるのだと納得させられました。


後援会もたった一日で1000人集まったとか・・・


これからは理事長が皆様の応援団長になります。


帰りは理事長の弟さんに車で送って頂きました。


帰りの飛行機を降りる時、座席の上の荷物入れに入れた荷物が奥に行ってしまいどうやっても届かなかったので、全員が降りるまで待って乗務員に取ってもらおうと思ったら、前の方の乗客の一人の方が手を伸ばして取って下さり、ニコッと笑って去っていきました。


最後まで見ず知らずの方の優しさに助けられた一日でした。


こういう経験を今後のMEPの活動に生かそう!と思った次第です。


                                      担当:花崎