空気よりも本 | 銀座一丁目の英語発音教室「メントール」のブログ

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非国民と言われるかもしれませんが、私はサッカー競技そのものにはさして興味がなく、たいして見た事もないため、どの選手のプレイがイケているのか、よくわかりません。

しかし、一芸に秀でた彼らがどのような考えや習慣を持っているのかや、スカウトマンやトレーナーやシェフなど、周辺の人々や組織の運営についてすごく興味があるので、選手や監督、その他関係者の著書30冊以上を読み漁りました。

あ、別にサッカーが嫌いなわけじゃないですよ。

一応前回のワールドカップの時はパブリックなんたらいう場所に出かけていって何回か見たりして、それなりに楽しんだので嫌いじゃないと思いますが、それほど熱狂してないってだけです。

それに、今回はトゥーリオ出てないし。

一定量を読んで、私なりに彼らについての共通項を見出しましたが、他の人が読んだら別の共通項をあぶり出すでしょうし、公開するのはやめておきます。

でも、それじゃああまりにもケチすぎるので、一つだけ書いておきます。

海外で活躍する日本のサッカー選手は、読書を習慣付けており、そこから様々な事を学び、自分の中に取り入れているようです。

川島選手に触発されて、本田選手や長谷部選手なども本を読むようになったそうです。
(記憶がおぼろげなんで、間違ってたらすみません)

なんか、一昔前まではスポーツ選手というと身体ばっかり動かしているイメージがあったのですが、文字ともかなり深い付き合いをしているということを知り、意外な感じがしました。

彼らが、どんな本を選んでいるのか(著書に一部書いてありますが)とっても気になります。

身体動かさないで本ばっかり読んで、自分の頭で考えないで他人の言葉ばっかり引用している自称「頭脳労働者」の言動はちっとも参考にしたくありませんが、頭から取り入れたことを身体で表現して結果を出しているサッカー選手の言動はすごくマネしたいという気持ちになりました。

具体情報を聞き流してしまったので情報源は曖昧にしておきますが(あるアメリカの教育番組です)子供達に本を読む習慣をつけさせるボランティア団体が最近、その意義に着目した投資家から巨額の寄付金を獲得する事に成功し、注目を浴びたそうです。

その団体の人が、(たぶん、代表?)インタビューの中で、人生において読書習慣をつけることがいかに大事なのかを力説していました。

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関係ないけど、いただきものの笹団子。葉っぱの薫りが美味しかった!

本を読むだけでなく、選択も含めてその行為自体を楽しんだり、自分の人生に取り込むことができるという手段を持っていることは、とても重要だと私は自分の経験から実感しています。

だから、ちょっと押しつけがましくて説教臭いのを承知で、皆様に力説しておきたい。

もし、お子様がいるようでしたら、本を読む事を楽しめるように、どうにかこうにかしてしむけてあげてください。

それは、課税されず、価値の目減りもしないかなり大きな資産になります。

相続争いの心配もありません。

いつでも、どこでも、何歳になるまででも持っていることができます。

本は、人生や気分が沈んで、人間と交流をたってしまいたい気分の時だけでなく、経済的にかなり厳しい時でも、比較的容易にアクセスできる多様性と柔軟性がある媒体です。

場合に応じて先生にも、お友達にもなってくれますドキドキ

どうせ読むなら場の空気なんかじゃなくて、本を読むほうがオスすめです。先日のブログで引き合いに出した、このブログサービス提供企業の創業者CEO藤田晋さんも著書に、空気の読めない奴というのは、今やダメ人間の代名詞みたいになっているが、空気を読みすぎて空気みたいになってしまった人を何人も見てきた、と書いておられました。

いるいる、そういう人。いますよねー。

だから空気なんか読むな、と言いたいわけではありません。

空気のばっかり読んでないで、本でも読んでみてください。

そして、その習慣がない若者や子供が周りにいたら、できるだけ自然に本と親しめるように仕向けることを考えてみてください。

ワールドカップのユニフォーム柄のネイルをしたネイリスト(男性!)に施術をしてもらいながら、そんなことを考えました。

最近、凄腕の男性ネイリスト遭遇率が高く、時代の変化を実感しています目