アメリカのトップレベルのロースクールに受かるべく、ギリギリまでスコアアップに励むということで、まさしく死ぬ気で頑張っています。
彼の実家は大変雅な街で、朝一に帰省するなり、風情皆無なTOEFLリーディングセクションの対策をスカイプでやりました。
きのうで表向きはメントール英語発音教室のレッスン年内は最後でしたが、ほんのすこしだけスカイプでのレッスンはお受けすることにしました。
社会人で外国の大学院受験をする人が一番苦労するのは、TOEFLやGMATなどの語学テスト勉強時間の捻出ですが、年末年始など、一番時間がとれる時は、対策塾なども休業のことが多く、私が受験生なら困ってしまいます。
幸いにも、今年は日本にいるし、最近なんかTOEFL好きになってしまったので、元旦以外は、引き続き全く風情のないTOEFLのリーディングマテリアルを一緒に読みまくります。
あんなにTOEFL嫌いで苦手で、勉強してた時は脳に酸素がいかなくなって救急車にまでのったというのに
人の嗜好は変わるものですねぇ。
私がTOEFL対策をする場合重点を置いているのは、
・適度に読み飛ばしても(多少わからない単語があっても)そこそこ正解できる読み方のパターンを体得してもらう
・正しい発音、適切な区切り方で音読することで、意味の塊をいい感じに安定的に初見でつかみつつ、語彙習得もでき、リスニング力アップにもつながる読み方をガッツリつけてもらう
※なんとなく、ぼんやり、ではなくガッツリつけないと戦力になりません。
・覚えるべき単語と、覚えるべき意味、派生語の取捨選択をする。
かたっぱしから覚えるわけにいきませんから、現在のスコアと目標スコア、残された時間を鑑みて、大胆に取捨選択をします。なぜ覚えるべきなのかも、明確に伝えます。
これは自分では絶対できません。
頻出単語を拾って「これは重要だから覚えましょう」なんて指導は、素人教師でもできるし、本に書いてあります。
また、音読してもらうと、理解があいまいな単語や、誤解して覚えているものを洗い出すことができます。
自覚してない人が多いのですが、みなさん思いの外、覚えまちがい、うろ覚えが多いです。この発見も自力ではむりです。
また、はじめから英語が得意だった教師やネイティヴ教師にもできません。
今日は2つ文を読み、一つはエジプト美術(彫刻)の話、一つは、狩猟and遊牧民族が、なぜどのように農耕and定住民族に移行し、農業や社会が発達したか、という話でした。
つまらなそー
と思ったそこのお方、あなたは今現在目にみえている/起きている事柄にしか興味がないのでしょうか。
この地球や人間社会がどうやって発達し、変化してきたのか根本的に知ると、今起きている事に対する見方が変わったり広がったりしますよ。
それを英語で読むのには、特殊な語彙が必要なので、多少の苦労を伴いますが、英語の説明はシンプルなので、わりとわかりやすいです。
私が楽しんでいるため、TOEFLに限らず、私と一緒に色々な英語を音読すると、英語アレルギーになってしまった学生さんから、まとまった英文なんてあまり読んだことがない大人まで、みなさん楽しんでくださるようです。
わかる読み方をすると、英語音読はとっても楽しい知的エクササイズなんですよ。
やればやるほど体幹が強くなる。
若手弁護士さんのスコアアップが楽しみです❤︎❤︎❤︎
↓四つ葉のクローバーチャームがついたレオパード柄バッグを持っていたら、見知らぬ外国人に絶賛されました↓